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焼魚のお店の魚は美味い

2010-08-30 | 青森の味
店先で魚を焼いて売っている店というのを、私は青森に住んで初めて見ました。
この業種をたまたま知らなかっただけなのか、青森県で特有の業態なのかは今のところ分からないままですが、この焼魚店で焼かれた魚はもの凄く美味しいということは理解できました。

南部町方面を走行中に焼魚店を見つけたので、晩御飯にとサバ・サンマの焼魚を買い求めたのが、南部町上名久井の四戸食品店。
暑くて窓を開けていたために、美味しそうな香りで思わず車を止めてしまいました。
二枚下ろしのサバは塩をふって生干し状態の物を炭火で焼いているらしく、そのままでも充分美味しい。脂が乗っているので大根おろしとポン酢があるとさらに美味しくなります。

焼魚を売っている店は八戸や十和田にもあります。八戸の館鼻朝市でも何店か目にします。美味しそうではあるのですが、家で焼立てを食べたいので買わず仕舞いになっていました。
海から離れた南部町で美味しい焼魚にめぐり合うのは、落語「目黒のさんま」のようで何か可笑しくなってしまいます。

 








視線とは何か

2010-08-28 | book
今年は例年になく庭にスズメが沢山やって来ます。
集団でいると警戒心が弱まるのか、こちらが驚くほど近くにいることも多い。
でも気がついてそちらを見ると急に飛び立ってしまいます。
鳥にとって人間が近くにいる事よりも、人間に見られることが怖いのか。鳥は視線を感じているのか。

最近読んだ福岡伸一の本『世界は分けてもわからない』の中で、「視線とは何か」という考察がありました。
まだ検証もされていない話ですが、視線を感じるのは写真の赤目のように、眼球底から反射される外界の光ではないのかという内容でした。
この本の中では人間の視力の限界と顕微鏡の話への前フリでしたが、野鳥を観察していると人の視線に敏感に反応する理由として、「視線=眼底からの反射光」は充分考えられると思います。

カラス避け、猫避けグッズに目玉型の板や光る板がありますが、効き目としてはどうなのでしょう。
視線を嫌がるのであれば、僅かに反射するような物が良さそうな気もします。





8月のイベント

2010-08-20 | 青森イベント
2日      加賀美流騎馬打毬  八戸市長者山新羅神社 14:00~
2日~4日   川倉賽の河原地蔵尊例大祭  青森県五所川原市 川倉賽の河原
6日7日    百石いだこまつり   おいらせ町法運寺
14日15日   墓獅子   八戸市鮫町浮木寺
16日     高橋竹山生誕100年記念コンサート  平内町立体育館 12時30分開演
20日     新井田川灯篭流し   八戸市 新田川塩入橋・柳橋間
21日     楽校の中心で愛を叫ぶ 八戸市南郷区 山の楽校 13:00~15:00
21日22日   第25回全国将棋祭り  おいらせ町みなくる館 21日14:30~子供人間将棋
8月中     槍と刀剣展    高照神社

虐待のニュースから思うこと

2010-08-20 | 子供のこと
最近、虐待のニュースをよく見ます。
ネット上では虐待する親に対して容赦のない批判の声が飛び交っています。

私の子供は発達障害で、頑張って育てているつもりでも子供の行動はどこかおかしく、「しつけのできない親」のレッテルを貼られていました。
自分の事ならどんな批判も受けられるのですが、子供の事は自分の努力ではどうしても埋める事ができなくて、精神的に参っていた時期があります。
原因が子供の行動ですから、親のストレスは子供に向かいます。
頑張って言って聞かせているつもりなのに子供は聞いてくれない。
今では何が問題なのかが分かりますが、なにしろ発達障害(アスペルガーと高機能自閉症)ですから、知識もなければ何でそんな行動をとるのかの理解もなく、ひたすら辛い思いだけが自分を痛めつけていました。

ネット上では虐待をしてしまった親に対して批判の声が渦巻いています。
ネットに限らず実生活でも批判の声が飛び交います。
そんな意見を聴くたびに、発達障害の診断を取る前の自分の子供と私の気持ちを思い出します。
批判を受ければ受けるほど、子供に対しての態度が厳しくなっていく。
他の方法を知るすべがなければ子育ては殺伐とした状況になってきます。
本当は子供を大切にしたいのに、親として周囲からの批判を受ける痛みに負けてしまうのです。
結果として子供への態度は「しつけ」と称する虐待に限りなく近づきます。

もっと、そんな親の気持ちに寄り添う人がいれば、虐待による悲しいニュースも少なくなるはずだし、悲しんでいる子供も減らすことができると思うのです。
批判するだけなら誰にでも出来ますが、その批判が子供への虐待を助長しているのです。




目に涼しく シダ

2010-08-19 | ガーデニング
今年の夏はあまりに暑くて夏バテ気味になり、庭いじりもせずにインドアな日々を送っていました。
それでもお盆を過ぎれば朝晩は寒さを感じるほど涼しくなり、青森の夏も終わりなんだなと感じます。
夏の間、目に涼しさをくれたのが、あちこちから集めてきたシダでした。

日本の伝統園芸に「シノブ玉」があります。
風鈴を吊り下げて夏に涼を感じさせる風物ですが、シノブは樹木に着生するシダです。
林の下の涼しい風や流れる水を想像するからなのか、シダの細かく切れ込んだ葉の造形そのものが持つ効果なのかは分かりませんが、確かに眺めているだけで涼しさを感じるのが不思議です。そんな感覚を上手に使っている昔の日本人の感受性も素晴らしい。

観葉植物として、アジアンタムやセイヨウタマシダ、オオタニワタリなどはよく販売されていて魅力ある植物です。
日本庭園ではよく使われているシダですが、一般家庭の庭で見かけることは少なく、もっと見直されてもいいのではないかとも感じます。シダは種類も多くて、各種のシダを組み合わせるだけで日陰の花壇を美しく演出できますし、春の芽出しの明るい緑色、夏の涼しげな葉など、楽しみ方も多い。
山菜として食べられるコゴミやゼンマイも美しい葉を見せてくれます。




おもてなしコース

2010-08-13 | 青森
若い頃はよく遊んだと自負しています(笑)
毎日疲れるほど海や山で遊び倒したのですが、今日はよく遊んだと特に自覚できる時には必ず、メンバーと遊びが時間経過によって変わることと予定外であることが条件だったように思います。
今日はこれをしようと出かけていくと、誰かの知り合いと合流して別の場所に移動するとまた誰かの知り合いと合流して・・
若い頃でしたから、それに付いて行く気力も体力もあったのですが、意外性というのは満足感に大きく影響すると今では感じます。
そんな遊び方もしなくなりましたが、遠方から知人がやって来る時はどう楽しませるか真剣に考えます。
青森ってすごい、とても楽しかった。そんな感想を持って帰っていけるようコース選びも入念にしています。もちろんお客様の好みも加味した上で天気や季節に合わせて何コースかの予定を立てています。

特に美術が好きなら棟方志功記念館や常田健 土蔵の美術館、三内丸山遺跡と是川遺跡は外せませんし、美しい古い町並みも是非見てもらいたい。
本物の迫力は、生で間近で見ることで強く伝わってきます。


東京からのお客様のリクエストに共通するのが「青森らしい歴史ある風物」
真新しい建物や現代的な観光地ではない、しみじみとした地方の風景や文化を楽しみたい。そんなニーズに適う場所は青森県に住む人にとって何の変哲もない場所であることが多いとも感じます。
古くてお洒落じゃない、実はそれを見たくて遠方からやってくる人も多いのです。





アピオスの花摘み 五戸のイベント

2010-08-09 | 青森イベント
五戸町で主催しているグリーンツーリズムイベントが中々アツイです。
先日ははちみつ体験がとても楽しかったので、「アピオスの花摘み&アップルパイづくり交流会」というイベントにも参加してきました。
今回は五戸町倉石地区で農家の女性6人で設立した『カマラードの家』の皆様が指導してくれました。

道の駅などで見かけるようになったアピオスは、小さなサツマイモのような形の野菜です。
芋は見た事がありますが、何科でどんな花が咲くかは全く分かりませんでした。
実際に見てみると、マメ科植物でクズの花と似た形で甘い香りがします。この花もハーブティーのようにお茶にして飲むと疲労回復・美肌などの効能があるとか。
花を摘み取ることで芋の生育が良くなるのでたくさん取って下さいと言われ、がんばって摘んだあとは野菜収穫「取り放題」です。
無農薬有機栽培の野菜はどれも瑞々しくて、素手で触ると怪我をしそうな。

場所を変えてアップルパイ作りにも挑戦しました。作ったアップルパイはお土産になります。
焼き上がりを待つ間に出されたスイカやメロン、試食用のアップルパイなど、どれも美味しかった中で特に美味しかったのがアップルパイの材料になる乾燥紅玉リンゴでした。
倉石地区産の紅玉リンゴを保存のため乾燥したものですが、甘みと酸味が濃厚に凝縮されていました。これは『紅玉チップス』として商品化され、道の駅などで販売しているとのこと。他にも『カマラードの家』で農産物を商品化した物はたくさんあり、青森県南の道の駅や東京にある青森県のアンテナショップにも置かれています。

「取り放題」「試食」の言葉は女性の心をがっちりとつかみますね。
また楽しいイベントで大満足です。
五戸町のグリーンツーリズムイベントは役場農林課の主催で、毎回人数には制限があり予約が必要ですが、時間に都合がつけば大変お得なイベントです。


 
 
 




2010-08-04 | 青森
確かしし座流星群の頃にも流星群リストを載せましたが、8月も流れ星の多い月です。
単純に夜空を見上げる機会が多いからなのかもしれませんが、夏と流れ星は記憶の中で強く結びついていて、なぜ夏に流れ星を見るのかといえば7月17日~ 8月24日のペルセウス座流星群の活動期間のためだったのかもしれません。
今年は8月12日から13日にかけてが見ごろです。
お盆の季節に迎え火を焚くために外に出る時は、夜空を見上げると流れ星を見られるかも。

国際流星機構による年間流星群リスト




原食堂

2010-08-02 | 美味しいお店
最近の食べ歩きの中で、美味しさに感動したのが原食堂の中華そば。
酸味も苦味もないのに魚系の出汁が効いていて、細めのストレート麺のモチモチ感ととてもよく合います。一口食べて「これは !」と思えるラーメンは久しぶり。
後から調べてみると「天麩羅中華」というメニューもあるらしく、魚系の美味しいスープとなら天麩羅も合うような。早くも次に行く時の注文を決めてしまいました。

美味しいお店をブログに書くにあたっては、もう一度行きたいかどうかを基準にしています。
あくまで自分の好みではありますが、いろいろな情報を元に食べ歩くのも趣味なので、できればまだ食べたことのない味を探してみたいと思うのです。そんな中で味や雰囲気がとても良くて、誰かを連れて行くならこの店へ、と思える店のコレクションをしている感覚で書いています。
遠来の客なら、友人となら、それぞれのシチュエーションでどの店を選ぶかは変わってきますが、案内した人が美味しいと喜んでくれるのが一番楽しい事ですね。



原食堂  
青森市松原1-14-6
定休日  日曜