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MY FIRST AOMORI

2010-09-28 | 青森


所用で東京へ行っていました。
山手線に乗ると、ドア上のモニタでは新幹線青森延伸のキャンペーンが流れています。
採り上げられている話題は有名な大観光地ではなく、日常の正統な田舎としての魅力でした。

ちょうど在京中に開催していたフランダースの光 展を観て来ました。
ベルギーの農村であるラーテム村に移り住んだ多くの芸術家の作品を時代ごとにまとめて展示しています。
見所はベルギーの美しい田園風景と、そこでゆったりと暮らす人々の穏やかな時間の表現でしょう。
緯度の高い国の四季は、そのまま青森の風景とも通じます。
新緑の輝きや暗い雪景色を美しいと感じる感覚は国を超えて共通するのか、絵画で表現されている風景はどこか見慣れた景色でした。

東京で見てきたこの二つのものは、同じ事を表現していると感じます。




9月のイベント

2010-09-22 | 青森イベント

7日    レッツウォークお山参詣  
11日    仁太坊祭り
10日~12日 日の本中央たいまつ祭
11日~17日 石原稔久・土の仕事  南部町ハッシャゲニア 11:00~18:00
12日    東北馬力七戸大会   競技開始 8:00~  青森県家畜市場構内
19日    三沢基地航空祭
20日    善知鳥の浜 流鏑馬大会
25日~10月5日 衣と紙展  南部町ハッシャゲニア 11:00~18:00
26日    南部七唄七踊り全国大会




巌鬼山神社

2010-09-22 | 巨木
パワースポットの条件が、歴史・水・岩・古木・宗教施設であるなら、その内4つをクリアしている場所の巌鬼山神社。

津軽三十三観音第五番札所の十腰内観音堂でもある巌鬼山神社は、明治時代の神仏分離令で現社名の神社になり、本尊の十一面観音を百沢寺(現岩木山神社)に移すも、その後取り戻しています。神仏分離令以降は全国的に神社と寺ははっきりと分けられていくにもかかわらず、青森県では元の信仰形態を保ち続ける寺社が多いのは、仏教・神道だけでなく山岳信仰やイタコ・ゴミソなどのシャーマニズムまでをも包括して祭る懐深さも関係しているのでしょうか。
現在の岩木山神社は、この巌鬼山神社が11世紀末に移った寺という記録が残っていて、中世の文化的中心地が西海岸から内陸部へと移り変わっていく歴史と連動しているとも感じられます。

境内には青森県内でも十指に入る二本の杉の巨木と、参道右手には竜神社と湧き水の池があります。
社伝には、「796年建立、807年に坂上田村麻呂が再建」となっていますが、坂上田村麻呂が青森県内まで来たという事実は歴史上無いと解釈されています。
しかし樹齢推定千年の杉の巨木は、この神社の歴史の長さをしっかりと証明しています。

津軽三十三観音マップ








あおもり銭湯マップ88

2010-09-19 | 温泉
平成22年9月1日から平成23年8月31日の一年間で青森県内88箇所の銭湯をまわるスタンプラリーがあります。
ルールは期間内に全制覇で、一年間有効の温泉券が100枚と記念品の進呈。
マップには個別の温泉浴場の場所は記載されておらず自力で探し出して行く方式なので、ラリー競技よりも厳しいルールですね(笑)

温泉好きにもかかわらず、このイベントを知らなかったのは自宅近辺の温泉は参加していなかったからでした。
私には無理と思いますが、温泉とドライブの好きな方にはお勧めのイベントです。
マップは各銭湯に置かれています。


・・・・・追記・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメントに休業情報を頂きました。
銭湯でやせるかなさま、ありがとうございます。
お問い合わせは青森県公衆浴場業生活衛生同業組合まで。

弘前支部の一番最後に掲載の「玉の湯」(藤崎町)は設備故障のため年内は休業です。
青森市のトド湯も、10月中は改装工事みたいです。





「銭湯88カ所めぐり」いかが? 組合がスタンプラリー









続 他人が怖いという病理

2010-09-17 | 登校拒否について
考えてみればわが家の子供3人の内、二人が自閉症なので、そんな子供であることが普通になってしまっています。
傍から見れば変わった子供と、それを叱らない変な親に見えるかもしれません。

発達障害にはとても繊細な問題があって、その中のひとつに、診断されていない子供の障害名を親が推測で付けるわけにはいかない、ということが含まれます。
青森県内には子供の発達障害を調べる医療機関は少なく、受診までの時間もかかります。
次男の場合も、必要と感じながら実際の受診までに数年かかりました。今ほど発達障害についての知識や情報もなく、途方に暮れていた期間が数年間あったのです。
幸いにも通っている小学校から医療機関を紹介されて受診に至ったのですが、受診を勧める学校としてもこんな話は言い出しにくかったのか、20分近く世間話をしてから言い難そうにこの話を切り出されたのを思い出します。
発達障害が疑われても認めたくない方も多かったのかもしれません。自分としては子供を理解できるなら藁にもすがりたい気持ちと、医療機関への紹介という待ち望んだものがやっと現れた嬉しさがありました。
診断名がつくと、それに沿った指導のあり方や注意点などが分かり、対応が変わってきます。

北東北は自殺率が全国でもトップの地域です。
北国の冬季欝のためだという解釈もありますが、それより精神科への受診を躊躇する気風もしくは周囲の目を気にかけるため鬱病の未治療が多いのではないかという推測もあります。
発達障害は早い時点で確認することで必要なフォローが受けられるのですから、子供にとってのより良い道が開けると思っています。
今、登校拒否をしている三男も高機能自閉症で、一年前に受けた診断書を見直しながら長期戦に向けた作戦の練り直しに取り掛かっています。




津軽百年食堂 すごう食堂

2010-09-16 | 美味しいお店
傾いた屋根が貫禄充分な津軽百年食堂の「すごう食堂」。
黒石駅前にある食堂です。
黒石ですからヤキソバが名物なのですが、ラーメンも美味しい。腰のある麺と、津軽の味である煮干系でありながら他の店とは一味違うスープ。
外食の味を家で再現するのが趣味ですが、こちらのラーメンは再現の難しい味です。
スープにある甘味は野菜由来かミリン由来なのかが分かりません。
説明はできないけれども美味しい味、それが百年食堂の底力なのかもしれません。
置物と間違えそうになる老猫は看板娘なのでしょうか。

黒石市のスーパーでは、太いヤキソバの生麺が売られています。
津軽方面ではよく見かけるこの麺は、あの美味しさを家庭でも味わえるお土産になります。



  
 






他人が怖いという病理

2010-09-14 | 登校拒否について
何の本で読んだのか記憶も定かではないのですが、どこかの大学で大学生に対して「他人に感情がないように感じた事はあるか」とアンケートをとった結果、約3割近い学生から「ある」という回答があったそうです。
概ね幼児期から小学校高学年頃までの間での体験談としてでしたが、私も幼稚園時代に同じ事を感じていて、しかもかなりの高率だったので驚きました。
具体的にどう感じたのかの記載も一致していて、そこにいて生きて動いているのに心の無い物のような、そんな感覚で感じで周りの人々を捉えていたと記憶していますし、アンケートも似たような結果でした。
子供の頃にそんな感覚を持っていても、成長し人との関わりが増えてくるにつれ、自分も他人も基本的には似たようなものだと分かってくるのですが、この場合は他人が自分の理解できない生き物として感じられて、とても怖くて話しかけたりなどできなかったのを覚えています。
この感覚を持ち続けているとすれば大人になってからも人との関係構築は難しいと推察できます。

これとは別に、思春期になってから周囲の人の注目に対して過敏になります。
この場合は他人の自分に対する評価が心配の種になります。
人が自分をどう見ているのか気になって仕方がないのですがはっきり聞くのも怖い。このジレンマが他者への恐怖に変わっていくようにも感じます。

思春期は誰もが通る道でありながら一筋縄ではいかない危険性も孕んでいて、そんな大嵐の中を今進んでいる子供に対して、親としてどんなエールを送ればいいのか悩んでいます。





500本記念

2010-09-13 | 青森
あまりに暑くてブログ更新する気力もなかった今年の夏。
日記100本ごとに書いていた簡単なまとめを、うっかり書き忘れていました。
ほんらいなら8月末日がちょうど500番目だったのですが、8月末までのまとめとして。

毎日更新に拘らなくなったので、400本目の2月16日から半年近くが過ぎています。
この間に自分としては良かったと思う日記も、記憶が定かではないので読み直してみました。
自分でも良かったと思うのはこの3本。あくまで自分にとってです。

青森市桜川物語
縄文の末裔
カタクリを育てる


自分で行ってみて良かった場所は、この3箇所がベスト。他にも色々とステキな場所は多かったので、三つに絞る方が難しい。とにかく春からは楽しい記憶ばかりです。

美しい庭 ハッシャゲニア
はちみつ体験
弘前市 桂の清水と燈明杉



山菜と産業

2010-09-12 | 青森自然
今年の夏は異常気象の認定が出たそうで、青森でも今まで体験したことのない程の暑さに庭の植物も弱り気味です。
野菜の価格も上昇気味でしたが、秋らしい気候になってから少し落ち着いてきたようにも感じます。
今年は知人宅の山林を見る機会に恵まれたのですが、この山林がミズ(ウワバミソウ)の畑になっていて、お土産に山ほど貰いました。
ごく普通の杉林に少しだけ植えたミズが増え勝手に育ったのだそうで、手入れといえば他の植物を抜く程度。他の植物といっても杉林では雑草は少なくオシダ位なもの。
山菜は元々山に自生する植物ですから、条件さえ合えば勝手に繁茂していきます。
今の季節は道の駅でミズのムカゴが並んでいます。
シャリシャリした食感が美味しくて好きな人も多いのではないでしょうか。

山菜を庭で育てるのが流行っているとも聞きますし、山菜取りは青森での娯楽のひとつです。
林業が衰退していると聞きますが、山菜を求めて山に行く人は多い。
山菜の栽培は、林業にも農業にも観光業にも使える第六次産業(一次+二次+三次で六次)に最適だとにらんでいます。

山菜の価値生かせ 西和賀で全国文化産業祭 岩手日日新聞社




そばの里 けやぐ

2010-09-10 | 蕎麦
青森県には各地に蕎麦の産地があって、美味しい蕎麦は名産といってもいい土地柄です。
基本的に蕎麦屋は美味しい店が揃っているので、蕎麦好きには食べ歩きも楽しい所です。
私も蕎麦が好きと言うわけでもなかったのに、打ちたてを食べる機会に恵まれて蕎麦好きへの道を歩いています。

南部町のチェリーセンターにある「そばの里 けやぐ」は、地元で栽培されたソバを使った手打ちを味わえるお店です。
蕎麦の味の濃い美味しいお蕎麦が食べられるうえ、営業時間が午後5時までなので、あちこち回って遅い昼食になっても大丈夫。
南部方面に出かける時は食事をする場所が少ないのが悩みの種でしたが、困った時の選択肢として重宝します。昼食難民の経験豊富なので(笑)
秋の新蕎麦も楽しみです。



場所   三戸郡南部町大字平字姥懐8-3
営業時間 10:00~17:00
定休日  年末年始