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冬季うつ病

2010-01-30 | 健康
高緯度で冬場の日照時間が少ない地域に多いとされる冬季うつ病は、秋から春にかけて気分がふさぎ込んだりする季節性の情動障害です。
国内の自殺率で、東北の日本海側が高いことの理由のひとつとしても挙げられていますが、いわゆる鬱病ほど重い症状にはならないようです。
それでも気持ちが塞ぎ込んでは楽しく生活できません。

冬季うつ病に有効な治療法は毎朝明るい電灯を眺める光療法です。
時間が許せば毎朝外に出て、朝日や空を眺めることも同じ効果があります。
日照時間の短い冬場は神経伝達物質であるセロトニン濃度が少なくなり、気分の落ち込み、眠気、食欲が増す、などの症状が出ます。
朝に明るい光を見るとセロトニン濃度を高め、うつ状態を弱めるとされています。

冬季うつの食欲増進は、特に炭水化物を食べたがる傾向があるともいわれます。
ダイエットをしたいのに、なぜかご飯をたくさん食べ過ぎてしまう、そんな時は朝日や空を眺めてみても良いかもしれません。






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