毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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鳥の鳴き声

2013-05-28 | 青森自然
庭のシジュウカラの巣では、雛の食欲が旺盛らしく、親鳥のエサ運びの回数も多くなっています。
私が近くにいても、警戒はするものの雛の要求の方が上なのか、お構いなしでエサ運びを続けています。

シジュウカラの警戒音は「キキキキキキ」とも「チチチチチチ」とも聞こえる甲高い連続音で、一昨年営巣していたモズの警戒音も同じように甲高い連続音でした。
シジュウカラの雛の餌をねだる時の鳴き声は「チーチーチー」に聞こえますが、ほんの少しだけ濁音がかかっています。
モズもカラスも雛のエサねだりの鳴き声は「ジュージュージュー」のような濁音で、種は違っても鳴き方には共通点があると感じます。


 
 




奥入瀬渓流 双竜の滝

2013-05-27 | 青森自然
奥入瀬渓流の雲井の滝の上流にある双竜の滝を見学しました。
歩く距離はそれほど長くは無いものの、途中に急斜面の細い山道や倒木、がけ崩れの跡などがあり、一人で行くのは危険です。
今回はガイドの案内で行ってきました。
雪解けの季節なので水量は多く、玄武岩の柱状節理の崖から落ちてくる水しぶきで滝壺付近は青々した苔でおおわれていました。
ちょうど新緑の季節で、午後の日差しの動きによって刻々と輝き方を変える、なかなかの名瀑です。


 



シジュウカラの巣 その後

2013-05-23 | 青森自然
今年の春は寒い日が続いたためか、昨年夏の暑さのためか、春の花が見事に咲きそろっている様子にはお目にかかれませんでした。
特にキクザキイチゲやアズマイチゲの花付きが良くなかったようで、わが家の庭のイチゲ類も寂しい花付きでしたし、山野草好きの知人に聞いても、山へ見学に行っても見事に咲き誇る群落には会えずじまいでした。
代わりに、なぜか行く先々で耳にしたのは、庭に巣を掛けたシジュウカラの雛が他の野鳥の餌食になってしまった話でした。
木にかけていた巣箱を、雛が孵る頃にカラスが落として中の雛を食べてしまったとか、やはり雛が孵った後にモズにさらわれたなど。

わが家の庭の植木鉢の下では、すでに雛が孵っているらしく、親鳥がせわしなく餌を運んでいます。
以前は庭でモズが巣を掛けた事が何度かありましたし、今でもモズは毎日のようにやってきます。
どこか近所に巣を掛けているらしく、盛んにエサ取りをしている様子。
当然ながらカラスも来ます。ある日シジュウカラの巣になっている植木鉢の横へ来て、くちばしと頭で植木鉢に触り中の音を聞いている様子を見ました。
「野鳥の雛を助けてはいけない」とは聞きますが、そっと手伝いをするだけなら問題無いだろうと、カラスに植木鉢をひっくり返されないように、周囲に支柱を数本立てて補強してみました。
鳥の成長は早いので、もうあと少しで雛鳥が出てくるのを見られるかもしれません。
それまで庭にいると警戒音で鳴くシジュウカラとのおつきあいは続きます。




LOVERSケヤキ

2013-05-06 | 巨木
巨木には一本ごとに強烈な個性があって、どんな場所でどんな姿をしているか、どのような迫力を持っているのかがまったく違います。
また季節によって見せる姿も違っていて、同じ樹木であっても季節を変えれば表情が変わり、だからこそ巨木見学は楽しくて止められなくなってしまいます。

黒石市の東公園での歌謡ショーの帰りに立ち寄った、平川市尾上の愛宕神社には夫婦木と呼ばれる巨木があります。
ケヤキとスギの合体木でしたが、現在はスギの木は枯れてしまったのか伐採され、癒合部分を残すのみとなっています。
残ったケヤキも二本の巨木が根元で合体していて、面白い事に上部でも枝と幹が癒合しています。
新緑前の枝ぶりがよく見える季節のため、まるで片方のケヤキがもう片方のケヤキに寄り添い、抱きかかえているようにも見えます。
スギとの関係より、隣のケヤキとの関係の方が夫婦らしいのではないか、連れ合いがいなくなって新しい恋人ができたのではないか、などと樹木を擬人化して話題の弾んだ、個性的な巨木でした。
写真を見直してみても、やはり恋人のように寄り添っています。
夫婦というより恋人の風情があって、個人的に「LOVERSケヤキ」と愛称をつけたい、ほほえましい巨木です。

-追記-
「LOVERSケヤキ」の愛称よりも「恋人ケヤキ」の方が語感が良い様にも思いますし、上部でしっかりと癒合していることから「良縁ケヤキ」も捨てられない、などと妄想は続いています(笑)