サッカー、プリンスリーグ1部
秋田商業 対 青森山田高校の試合観戦のため男鹿の陸上競技場に来た。
秋田市内での試合だったら近いんだけど、男鹿方面だと車で50分弱かかる。まあこっち方向にくるついでもあったんで、それはそれでちょうど良かった。
この日は、俺の所属するサッカーチームのメンバーのうち、2人が監督とコーチを担当しているサッカースポ小の、全日本秋田県大会決勝もあり、朝、その試合観戦お誘いメールが来たわけだが…。
ごめんなさい!用事もあったんで、こっち来ちゃいました!
で、雨の男鹿。
ちょうど試合が始まり、スタンドからちょっとはずれた、思いっきり雨が当たる場所で観戦。
この対戦カード、前節、秋田商業アウェイの試合では、山田に0-13という、サッカーらしからぬスコアで大敗している。
「どんな試合だったんだ?」
今回はホーム。山田がどれほどのもんなのかこの目で確かめる!
と、選手を見てると、発見。
「おお、キーパーは、J1清水に入団が決まった櫛引くんじゃあないかい」
なんてヘラヘラ山田のゴールにカメラを向けてたら、
ゴーーーーール!
山田が先制点!
「うわ!見逃した」
点を取り、攻め上がりもサイドを使ってしっかり攻撃している山田だが、商業もなかなかどうして、果敢にシュートを打ち込む場面が何度もある。
そこに、前回大敗したような面影はない。
「やるじゃん」
といってるうち、1-0山田リードで前半終了。
「それにしても、俺の隣にいる親子、お母さんと娘さんだけど、サッカー好きなのかな?女子サッカーチームにでも入ってるんだろうか?まあ、なでしこも熱いからね!それにしても、ずっと回してるビデオカメラ、全然試合展開ではない、全然違うとこ向いちゃってるんだけど、何とってんだ?ベンチ?」
「ははーーん。そうかい。やけにスタンドに若い娘が多いと思ったら…」
サブメンバーで、まもなく選手交代しようとしている選手が一人。
背番号10。
そう、柴崎岳君だ!
前年度の高校サッカーで日本中にその名をとどろかせた彼も今年3年。
すでに決定しているJ1鹿島への入団。
そのプレイを生で見る時間が後半途中やってきた。
小中高生のサッカー小僧は食い入るように、柴崎君目当てのお母様や娘さん達はカメラを構え、登場を迎えた。
ここまで決して悪くない展開で攻撃する秋田商業だったけど、ひとたびサイドから崩されると、ペナルティエリア内でもろさが目立った。
キーパーがはじいたシュートにしっかり詰めた山田が2点目。PKで3点目。
その後商業もいい形で1点返すが、山田に、サイドからふわっと浮かしたパスに、ゴール前しっかり頭を合わせられ4点目。これまた左サイドからグラウンダーのパスが、中の選手を通り越し一番奥のフリーの選手まで到達。それを簡単に押し込んで5点目。
結果5-1で青森山田の勝利。
秋田県で一番強い高校が、目の前で同じ高校生に簡単にねじ伏せられる。
とはいえ後半途中までは悪くない、むしろしっかり決定機を作った商業。
がしかし、柴崎君が入ったとたん、何とも創造性豊かなパスが決定機までを演出。
シュートを何本も外してる山田のフォアード陣に黒田監督がキレてる始末。
それにしても、柴崎君とボール込みの写真が撮れないのは、彼が、ボランチ位置でボールを簡単に処理するからなのだ。
下手にキープしない、長短上下、その場面に応じて繰り出されるパスと、ボールを持っていないときの、ボランチ位置から前線への走り出しタイミングは、まさしく”持ってる”。
ワールドカップでちまたが盛り上がってる中、次世代のスター候補生が着々と力をつけていると思うと、ワクワクしてくるな。
つうか秋田もがんばんねえといかん!県内出身100%チームががんばらにゃ!
ってうわー、俺びしょ濡れっ!
秋田商業 対 青森山田高校の試合観戦のため男鹿の陸上競技場に来た。
秋田市内での試合だったら近いんだけど、男鹿方面だと車で50分弱かかる。まあこっち方向にくるついでもあったんで、それはそれでちょうど良かった。
この日は、俺の所属するサッカーチームのメンバーのうち、2人が監督とコーチを担当しているサッカースポ小の、全日本秋田県大会決勝もあり、朝、その試合観戦お誘いメールが来たわけだが…。
ごめんなさい!用事もあったんで、こっち来ちゃいました!
で、雨の男鹿。
ちょうど試合が始まり、スタンドからちょっとはずれた、思いっきり雨が当たる場所で観戦。
この対戦カード、前節、秋田商業アウェイの試合では、山田に0-13という、サッカーらしからぬスコアで大敗している。
「どんな試合だったんだ?」
今回はホーム。山田がどれほどのもんなのかこの目で確かめる!
と、選手を見てると、発見。
「おお、キーパーは、J1清水に入団が決まった櫛引くんじゃあないかい」
なんてヘラヘラ山田のゴールにカメラを向けてたら、
ゴーーーーール!
山田が先制点!
「うわ!見逃した」
点を取り、攻め上がりもサイドを使ってしっかり攻撃している山田だが、商業もなかなかどうして、果敢にシュートを打ち込む場面が何度もある。
そこに、前回大敗したような面影はない。
「やるじゃん」
といってるうち、1-0山田リードで前半終了。
「それにしても、俺の隣にいる親子、お母さんと娘さんだけど、サッカー好きなのかな?女子サッカーチームにでも入ってるんだろうか?まあ、なでしこも熱いからね!それにしても、ずっと回してるビデオカメラ、全然試合展開ではない、全然違うとこ向いちゃってるんだけど、何とってんだ?ベンチ?」
「ははーーん。そうかい。やけにスタンドに若い娘が多いと思ったら…」
サブメンバーで、まもなく選手交代しようとしている選手が一人。
背番号10。
そう、柴崎岳君だ!
前年度の高校サッカーで日本中にその名をとどろかせた彼も今年3年。
すでに決定しているJ1鹿島への入団。
そのプレイを生で見る時間が後半途中やってきた。
小中高生のサッカー小僧は食い入るように、柴崎君目当てのお母様や娘さん達はカメラを構え、登場を迎えた。
ここまで決して悪くない展開で攻撃する秋田商業だったけど、ひとたびサイドから崩されると、ペナルティエリア内でもろさが目立った。
キーパーがはじいたシュートにしっかり詰めた山田が2点目。PKで3点目。
その後商業もいい形で1点返すが、山田に、サイドからふわっと浮かしたパスに、ゴール前しっかり頭を合わせられ4点目。これまた左サイドからグラウンダーのパスが、中の選手を通り越し一番奥のフリーの選手まで到達。それを簡単に押し込んで5点目。
結果5-1で青森山田の勝利。
秋田県で一番強い高校が、目の前で同じ高校生に簡単にねじ伏せられる。
とはいえ後半途中までは悪くない、むしろしっかり決定機を作った商業。
がしかし、柴崎君が入ったとたん、何とも創造性豊かなパスが決定機までを演出。
シュートを何本も外してる山田のフォアード陣に黒田監督がキレてる始末。
それにしても、柴崎君とボール込みの写真が撮れないのは、彼が、ボランチ位置でボールを簡単に処理するからなのだ。
下手にキープしない、長短上下、その場面に応じて繰り出されるパスと、ボールを持っていないときの、ボランチ位置から前線への走り出しタイミングは、まさしく”持ってる”。
ワールドカップでちまたが盛り上がってる中、次世代のスター候補生が着々と力をつけていると思うと、ワクワクしてくるな。
つうか秋田もがんばんねえといかん!県内出身100%チームががんばらにゃ!
ってうわー、俺びしょ濡れっ!