シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

アンリ、神の手アシストの動画を見て…

2009年11月20日 | スポーツ
 ワールドカップ出場がかかる試合というのは、ワールドカップ本戦よりもいろんな意味で影響が大きいね。かつて日本も苦汁をなめた国のひとつ。

 まして出場常連強豪国のプレーオフとなれば、切符を手にするまでのそれぞれの国のテンションは尋常なもんじゃない。

 今回はこのプレーオフに、ポルトガルやフランス、ロシア、ウクライナなど、強豪国がひしめき、さらにはプレイオフにすら出場できなかった国として、チェコやトルコ、スウェーデンなど、レベルの高いチームが姿を消した。

 ポルトガルなんかギリ&ギリ。ほとんど無理という状況でしたから…。


で、フランス。

フランスは、ワールドカップとなると何かを起こす。

今回の疑惑の瞬間。

あれは明らかにハンド。しがらみも何もなければ、4級審判だってとれただろう。これがアイルランドのホームだったらあの審判は笛を吹いただろうか?まあ、吹かなければスタジアムから3日くらいは出れないだろうな。

ただ、あれはやっぱりアンリだからできたような気がする。

 まずシュートではなくアシストだったということ。ゴール前のバタバタした流れの中で、あのハンドは、まばたきした瞬間に起これば、気がつかないかもしれないような、アンリの、動きの中での自然な手の位置。グーでもチョキでもない、パーで絶妙に落とす。落としたボールがゴールに入るような流れだったら、さすがに審判も吹かざるを得なかったかも。(あ、見えてたらね)

 オフサイドなのかそうじゃないのかの微妙なポジショニングはアンリの真骨頂。

 でもって、ゴールラインを割りそうになるや否や、一度反応した左足ではなく、即座に右足アウトサイドでボールをマイナスへ。これでオウトオブプレーを回避。左で行ってたらゴールライン割ってただろう。ハンドしたあとの動揺はなく、プレーが続けられている。

天才によるいくつもの偶然とテクニックがあのアシストを生んだんだろうな。

アジア予選では日本人審判がやらかしてひっくり返ったことあったけど、今回はなあ…。

 アイルランドの皆さんは本当お気の毒だと思いますけど、どんなスポーツでもよく言うのは、それまでにちゃんと点差をつけて優位に立っていればっつう話なんだよね。とりあえず神の手アシスト無しでもまだ同点だから。

 まあこの映像でくどいくらい神の手アシスト見てみてくださいな。


【アンリ神の手!?】W杯欧州予選プレーオフ2nd フランスvsアイルランド