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詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

ルパート・ワイアット監督「猿の惑星 創世記」(★★★)

2011-10-08 18:33:19 | 映画
ルパート・ワイアット監督「猿の惑星 創世記」(★★★)

監督 ルパート・ワイアット 出演 ジェームズ・フランコ、アンディ・サーキス

 猿の動きが美しいなあ。知恵のついた幼いシーザーが室内を自在に飛び回る――飛ぶわけではないのだが「飛ぶ」と思わず言ってしまいたくなる軽やかさにびっくりする。お菓子(?)のビンの蓋を開けて、取りだして、蓋を閉め、という一連の動きを電灯のコードをターザンの綱のように巧みにあやつる。部屋から部屋へ、さらには屋根裏部屋へ。うーん、猿になってみたい、あれをやってみたいと思ってしまうなあ。
 初めての大自然、アメリカ杉へ登り、枝から枝へ渡りある(飛び渡る)シーンも美しい。アニメの「ターザン」のように、まるで枝を波乗りするかのよう。いいなあ。うらやましいなあ。
 でもねえ。
 保護施設に閉じ込められてからのシーンで、「3本の矢」が出てくるのは笑ってしまったなあ。シーザーは日本人? アメリカにも「3本の矢」に似た逸話があるのかな? もうひとつ、クライマックスには「牛若丸(義経と言った方がいいかな?)と弁慶」をほうふつとさせるシーンもある。戦いは京の五条の橋の上ではなく、サンフランシスコ(かな?)だけど。
 脚本家は日本人?

 途中に火星探査ロケットが打ち上げられるテレビのニュースシーンがあるけれど、あれにチャールトン・ヘストンが載っていて、「続編」のふりをして最初の作品がリメイクされるのかな?


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