藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

国家公務員が本市で行政研修

2011年06月27日 | ちょっと一言
本年度国家公務員に採用された職員2名が、本市で初任行政研修を行いました。研修に臨んだのは、国土交通省の安達さんと防衛省の藤高さんです。
 昨年は、公務員研修所で行われる研修の講師として参加する機会があり、研修生を前に講義をしましたが、今年は、実際の現場での実地研修をしていただくこととなりました。将来、国の行政部局で政策立案の企画や調整を担う方々ですので、地方自治体の行政を知っていただく良い機会だと思います。
 この研修は、「1.地方自治体の業務の実態について理解を深め、地方と国の関係を考えること。2.地域住民の意識やニーズについて認識を深め、住民を中心に据えた行政を学ぶこと。3.研修員相互の理解と信頼を深め、国民全体の奉仕者として幅広い視野を養うこと。」を目的に行われています。
 お二人には研修を通し、地域の課題、自治体経営のおもしろさと難しさ、組織経営のあり方などに触れ、本市が進めている「藤枝型新公共経営」を肌で感じていただけたものと思います。
 私からは、「国の政策を推進するためには、住民に直接説明する自治体の理解が必要であること。」、「省庁間の横断的な連絡調整とより深い認識を持つこと」を踏まえて仕事に励んでほしいと伝えました。
 数ある自治体の中から、本市を研修先に選んでいただき大変嬉しく思うとともに、本市での経験を今後の業務に活かしていただくことを期待しています。