藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

安全な藤枝茶をPRしました

2011年06月03日 | ちょっと一言
お茶は、本市の基幹産業の1つです。“藤枝かおり”、“藤枝めぐみ”そして“朝比奈玉露”は、藤枝茶を代表するブランドとしてすっかり定着し、ご愛飲されています。
しかし、先の東日本大震災による原発事故の影響が、お茶にまで及んでいます。神奈川県の茶葉から高い濃度の放射線物質が検出されたとの報道があり、県内の茶業界に激震が走りました。すぐに県が調査をした結果、県内の茶葉は安全であることが判明し、「安全宣言」が出されましたが、消費者に与えたイメージは簡単には拭えません。
新茶が流通するこの時期に、風評被害の発生は茶業関係者には大打撃です。これらを少しでも払おうと、藤枝茶の安全と販売促進のPR活動をJR藤枝駅で行いました。
お買い物や仕事帰りの方々に、藤枝茶の試飲していただくと「美味しいですね。」「家でもお茶をよく飲みますよ。」などと、声を掛けてくれました。できるだけ多くの方に宣伝しようと、お茶のパックの配布もしましたが、用意した1000パックも直ぐに底をつきました。
昨年は、凍霜被害で大打撃を受け、茶業界は苦い思いをしましたので、これ以上風評被害が広がらぬよう、機会あるごとに安全性と販売促進に努めたいと思います。

「花と緑のフェスタ」と「環境フェスタ」を同時開催

2011年06月01日 | ちょっと一言
「エコ」や「もったいない」をテーマにした、「花と緑のフェスタ」と「環境フェスタ」を蓮華寺池ホール・広場で、同時に開催しました。

「花と緑のフェスタ」は、これまで春と秋に開催していた植木まつりを、昨年より装いも新たにし、この時期に開くことにしました。この時期は、本市の花と緑が1年を通じ一番美しく、植木まつりにはもってこいの時期です。
毎回恒例となっています、植木・園芸市、結婚・誕生記念樹の引き換え、藤枝小学校の緑の少年団による緑の募金活動をはじめ、相談や寄せ植えコーナーなどもあり、思い思いのブースで楽しんでいました。

また、「もったいない2011inふじえだ」と題した「環境フェスタ」は、6月の環境月間を前に“環境”について、体験を通して考えてもらおうと開催したものです。
会場では、廃油石鹸作り、自転車発電によるミニ新幹線の走行、古布を使った手まり作りなど体験コーナーのほか、子どもには積木の広場、屋外では環境にやさしいエコカーの展示なども行われました。
当日は、あいにくの天候で来場者が少ないのではないかと心配しましたが、多くの来場者があり、両フェスタに対する関心の高さが伺われました。特に、お子さんを連れた比較的若い世代の来場者が目立ち、イベントを楽しまれていて微笑ましく思いました。このようなイベントを通じ、子どものころから「エコ」や「もったいない精神」を学ぶきっかけになることを期待しています。
フェスタを開催するにあたり、緑をすすめる会、緑化事業協同組合、もったいない運動推進委員会をはじめ、関係の皆さんのご尽力に対しまして、感謝申し上げます。