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「ZERO 1 MAX 7周年記念興行」 at 後楽園ホール

2008年03月02日 | プロレス
観戦後はもうクタクタ・・・。
グッタリして帰路につきました。

あまりにも熱く、激しいプロレスだったんでこっちも知らず知らずに体力消耗。
今まで数多くの興行を見て来ましたが、近年ではホントに1番か2番目です。
それぐらいの充実度でした。

そこまで熱くさせたのは何か?
それは“団体抗争”です。
新日本対ゼロワンは現在抗争の真っ最中。

選手同士に火が点いて、会社ごと動かしてしまっている様相です。
もちろんお互いを贔屓にするファンもヒートアップ。

今回はゼロワンが7周年の記念興行ということもあって全7試合のうち5試合が
対新日のカードでした。まさに全面抗争。

『週刊プロレス』でこの抗争の熱さをその誌面からも感じていたんですが、実際
に肌で感じたいと思いましてね、まぁ、ダブルヘッダーになるけど場所が同じと
いうこともあってチケットゲット。
この時点でかなりの売れ行きだったんですが、当日券はもう立ち見以外は完売
してました。
プロレスは人気ないと言われたりしてますが、一概にそうとは言えないのです。

今回はゼロワン主催ということで、4対1ぐらいでゼロワンファンの方が多いかな
と思っていたら、いやいや、新日ファンもかなりいました。
ほぼ互角と言っていいぐらいでしたね。
声は新日ファンの方が出てたかも・・・。

ちなみに僕は長州ファンなので新日は嫌いじゃないんですが、ゼロワンを応援。
新日はTVでも見てるし、実際に会場にも足を運んでいるので身近に感じますが、
それ以上に肩入れしたくなるのがゼロワンなんです。

話せば長くなるんで簡単にまとめると・・・。
・長州がまだ現場監督に復帰しない頃、リキプロ興行にゼロワン選手が
 ほぼ毎回出ていた
・地元のパチンコ屋駐車場でゼロワンの興行があって、最後の撤収作業を
 選手たちと一緒になって手伝った
・小さい団体がメジャーに噛み付いていく姿勢が熱くさせる

こんな感じですね。

対抗戦第1試合から大声出しまくりで、2試合目ぐらいにはのどの調子が変に
なっちゃったぐらいで・・・(苦笑)
負けて悔しがり、勝って大喜びして。一喜一憂でしたね。

会場の雰囲気もすごいものがありました。
かつて、新日正規軍対長州率いる維新軍の軍団抗争のとき、ファン同士まで
喧嘩になったってありましたけど、そこまでは行かないにしろ、かなり熱かった
のは事実。
僕の中でも「ふざけんな!」ってありましたから。

で、対抗戦の最終結果はゼロワンの2勝3敗。
2-2のタイでメインだったんですが、IWGP王者の中邑の方が一枚上手でした。
多分ゼロワンが勝ってたら泣いたと思う、そんな展開でした。
ホントは泣きたかったんだけどなぁ・・・。

かなり悔しかったですが、試合後に中邑の心意気に感動しました。
というのは、新日の中邑真輔は現IWGPチャンプで、その2代目のベルトという
のはゼロワンを立ち上げた橋本真也が新日時代にずっとつけていたという印象
が強いんですね。橋本も元は新日ですから。
それで今は3代目のベルトがあるから、その2代目のベルトを、今は亡き橋本
真也の息子に返還したんです。
これはなかなかいいシーンでした。

まぁ、同じベルトに何代目ってあるのがややこしいんですがね、ホントは。

この抗争戦今日で終わりじゃなく、ゼロワン側も新日側もとことんやるみたい
なので、追いかけたいと思ってます。
だって、ここまで熱くさせるものって、なかなか無いですからね。

あまりにも良かったので、昼の女子プロの方が霞んでしまった・・・。


そういえば、石橋凌が唄ってたゼロワンの歌がものすごく良かったです。
何度も何度も聴きたいぐらいです。
映像がまたカッコ良くて。