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3000本安打と500本塁打

2007年06月29日 | 野球
区切りの大きな記録がメジャーで生まれた。
アストロズのビジオが3000本のヒット。
ブルージェイズのトーマスが500本のホームラン。

クレイグ・ビジオは1965年生まれで、ヒューストンアストロズ一筋20年のベテランだ。
ベースボールがビジネスとなっているこのご時世に、ひとつのチームに20年も在籍して
いること事態奇跡に近いのに、そのチームで3000本安打をマークすることを今後ビジオ
の後に出てくるかと言ったら、ちょっと答えに詰まってしまう。
それぐらいの快挙を成し遂げた。

ビジオという選手はとても小柄で威勢のいい、元気溢れるプレーが持ち味で40歳
を過ぎた今でもそれは変わらない。
3000本目のヒットもセンター前ヒットなのに2塁を欲張ってタッチアウトというのも
ご愛嬌だろう。

3000本を放った後にチーム全員やファミリーで祝福する光景はメジャーでは良く
見られる感動的なシーンであるが、その中に長年一緒にアストロズで戦ってきた盟友
ジェフ・バグウェルという元選手の姿もあったのには、尚更2人の強い絆に感動させ
られた。

このバグウェルという選手もかつてはアストロズの顔で去年引退したばかりで、今は
フロント業務を担当している。
おそらくバグウェルの背番号「5」も今回のジビオの「7」もアストロズで永久欠番に
なるだろう。それくらい偉大な選手たちだ。

さて、500本塁打だ。
こちらはビジオと対照的に大柄なフランク・トーマス。
彼は上記バグウェルと全く生年月日が同じの1968年の5月27日生まれ。
ちなみに僕も同じ月日の生まれなので、この2人は特に気になっていた。

トーマスは「BIG HURT(相手を大きく傷つける)」というニックネームをつけられるほど
の大物で、元々シカゴホワイトソックスに長年在籍していた。
シカゴで野球人生を終えたかったであろうトーマスだが、シカゴに井口が加入した頃から
成績不調になってしまった。
そんなこともあって慣れ親しんだシカゴを出され去年はオークランドアスレティックスで
1年間だけプレー。そこで見事にカムバック!復活したのだ!
そして今年からカナダはトロントにあるブルージェイズと2年契約を結んだのだった。

そのブルージェイズで記念の500号ホームラン。
先日のサミー・ソーサの600号までは遠い道のりになるが、何とか1本ずつ積み重ねて
いって欲しい。

かつてこのトーマスからは直接サインをもらったことがある。
とても大柄で顔はものすごく小さかった。
今でもそのサインは飾ってあるし、トーマスモデルのシューズも持っているぐらいだ。

今年はオールスターを前に大きな記録が次から次へと生まれている。
こうなってくると次はいよいよバリー・ボンズだ。
ボンズの記録達成も心待ちにしている。