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日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

さよならシェイスタジアム

2008年09月29日 | 野球
ヤンキースタジアム、広島市民球場に続き、今季でその役割を終える球場があります。
ニューヨークメッツの本拠地、シェイスタジアムです。

メッツは今日の試合に勝って、次の試合も勝てばプレーオフ進出だったのですが、残念
ながら逆転負けを食らい、今年のシーズンは終了しました。
ヤンキースもプレーオフを逃したし、メッツ最後の最後で逃したことになります。
広島カープがこの2チームと同じにれならなければいいなと思っているのですが・・・。

2003年にこのシェイスタジアムに行きました。
その年は新庄剛志がメジャー最後の年で松井秀喜がメジャーデビューの年だったんです。
松井のことはヤンキースタジアムで見れましたが、残念ながら新庄はマイナー落ちして
見ることが出来なかったんです。

このシェイスタジアムは確かニューヨークの郊外にあります。
フリーウェイの横にあって、ただっ広い駐車場もあるせいか、全体的にのっぺりした印象。
球場そのものもはっきり言えば、特に面白味があるわけでもなかったです。
そういう意味では、ヤンキースタジアムとはかなり趣を異にしています。

ファンもヤンキースファンより、どことなくのんびりしてるというか、日本のリーグに置き換え
ると、ヤンキースはセ・リーグでメッツはパ・リーグのような気がします。
僕はヤンキースよりメッツが好きですね。それは今でも同じです。
メッツには多くの日本人が在籍していたし、対ヤンキースという構図も好きです。

久し振りにシェイスタジアムの写真を見たのですが、最初どこの球場だか分からなかった
です。それは外野後方に新しい球場が見えたからですね。
今までは、向こうには何もなく、ただ空が広がってる感じでしたから。

新しい球場は“シティ・フィールド”と呼ぶみたいです。
写真で見た感じですが、今アメリカで流行の古き良きベースボールスタジアムを踏襲してる
雰囲気ですね。
最近の新球場はこういう建築になっています。
新広島市民球場も設計はアメリカに依頼してた?とかでアメリカチックな球場だから多くの
野球ファンから注目を浴びているのです。

こういったスタジアムには何度でも足を運びたいです。
行ってみたい球場はたくさんあります。
まずは国内の球場を制覇したいかなぁ~。
楽天の宮城だけは行ってなかったんですが、広島の新しいのも行きたいですしね。

アメリカは一番最初にシアトルに行ったけど、あれはイチローのいない頃の“キングドーム”
でしたから。
あとはドジャースタジアム、当時の名称でアナハイムスタジアム(エンジェルス)、ヤンキー
スタジアム、シェイスタジアムだから、まだ5つなんですよね。
30球団を制覇するのは大変だな、こりゃ・・・。
ニューヨークは2つとも新しくなるしね。

でも、古い歴史あるスタジアムに行けて良かったと思っています。
素敵な想い出です。


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さよなら広島市民球場

2008年09月28日 | 野球
広島市民球場でのプロ野球公式戦は今日で最後でした。

カープはクライマックスシリーズ出場のチャンスがあるので、ずっと勝ち進めば
日本シリーズにだって出るチャンスはあります。
だから、今日で最後とはまだ決まったわけじゃないですが、とりあえず最後。
せっかくのチャンスだし、こういう節目の年だから勝ち進んで欲しいと思います。

カープの本拠地、広島市民球場ですが、僕も一度だけ行ったことがあります。
広島の繁華街の中にあって驚いたんですが街の中に溶け込んでるんですよね。
立地条件としては最高じゃないでしょうか?

確かに古くて、椅子とかもろもろ限界を超えていたと思うんですよ。
実際にそんな状態でここ近年は乗り越えて来たと聞きます。
だから特に大きな事故もなく無事にシーズン日程を終えることが出来て、球場
関係者はホッとしているのではないでしょうか?

全国各地の球場には、いろいろと注意書きがあるんですが、ここには不思議な
注意書きがありましてね、それはなぜか「焚き火をしないで下さい」というもの。
おそらく寒い日に観戦してて、カープも負けてて焚き火をしちゃった人がいたん
だと思っているのですが・・・(苦笑)

広島の人たちの広島の人たちによる広島の人たちのための愛すべきチーム。
それがカープであり、そのカープが本拠地を置くのが市民球場。
カープが財政難の時は、球場入り口で樽を用意して市民の皆さんが募金をした
という有名な“樽募金”。
“赤ヘル”と呼ばれた黄金期は数々の名ドラマを生み出した球場でもあります。
名ドラマを生み出すほどのスター選手を多く輩出してきたのがカープ。
カープの選手は泥臭くて、ユニフォームが汚れているイメージが強いです。
僕はやっぱり高橋慶彦が一番好きでしたね。
いい選手でしたよ。

来年からは既に建設中のメジャーリーグのような球場の方でカープは戦います。
この球場は既に多くの野球ファンから注目を集めていて、僕も野球仲間たちと
早速行きたいねという話が出てるぐらいです。

広島市民球場はお世辞にも綺麗な球場とは言えなかったけど、味のあるいい
球場だったと思います。


新広島市民球場の詳細はこちら

完成予想図はコレ。
どうです、この素晴らしい球場!
広島の人たちが羨ましい!

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レイズ、地区優勝!

2008年09月27日 | 野球
メジャーリーグのタンパベイレイズという球団をご存知だろうか?

今季創設11年目にして初めて地区優勝を果たしたチームだ。

それまでの10年間のうち9回が最下位というお荷物チームが突如今年大変身。
開幕からトップをキープし続け、そのままの勢いでゴールのテープを切った。

このことがいかに凄いことか・・・。
レイズが所属するのはアメリカンリーグの東地区といって、ここにはヤンキースや
レッドソックスもいるのだ。
毎年のように優勝争いをしている古豪チームだから、今年も当然のように予想は
ヤンキースとレッドソックス。
その前評判を完全に覆したのがレイズだ。
だからこそ価値ある優勝なのだ。

分かりやすく説明すれば、日本の楽天が9年間最下位で、それがいきなり優勝した
感じではないだろうか。

このレイズというチーム、本当に若い選手が多い。そしてほとんどが無名だ。
日本での衛星放送は、レッドソックスやヤンキースやマリナーズばかりが中心
なので、余計にレイズの情報は入ってこない。
(ヤンキースとレッドソックスの対戦相手がレイズだと放送される)

そのチームに唯一日本人プレーヤーがいる。
元ヤクルトの岩村だ。
岩村は去年の入団で、最初は嫌そうな雰囲気だった。あまりにも弱く無名チーム
だったからだろう。
それが今年はチームを引っ張るリーダー的存在になり、優勝までしてしまった。
この優勝が奇跡だとすれば、その奇跡の中にずっと中心としていたのだ。
もの凄い経験だと思う。

若いチームが強くなっていく過程というのは魅力的だ。
昨日、パ・リーグの西武が優勝したが、やかり若く成長段階のチームということで
かなり魅力あるチームになっていったと思う。

その勢いをどこまで続けられることが出来るかが問題になると思うけれど、今年は
このままの勢いでプレーオフも勝ち続けて欲しい。
出来ればリーグチャンピオンになってワールドシリーズにいって欲しい。

レイズと岩村のクライマックスはこれから始まるのだ。
楽しみである。




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王監督、今シーズンでユニフォームを脱ぐことに。

2008年09月23日 | 野球
王監督の今季限りでの退任が発表されました。

いつの日かこういう日が来ることは分かっていたのですが、やはり球界の宝が現場から
いなくなるというのは淋しいですね。

王監督は今シーズンでちょうどプロ野球生活50年なんですね。
半世紀、この世界を支えてきたんですね、凄いことですよ。

“世界のホームラン王”ということで、世界中の野球人は「サダハル・オー」を尊敬している
と聞きます。
WBCで監督をやった時も、相手チームの選手からサインを求められたりしたそうです。

WBC優勝後、胃がんという大病から見事に現場復帰、チームを鼓舞してきました。
選手もそれに応えるように交流戦優勝と順調に進んでいたのですが、その後故障者続出
で勝ち星が続かず、今月は大失速。
優勝戦線はおろか、3位にも入ることはなくなりました。

そういう中で決断したんだと思います。
これがクライマックス・シリーズに進出ならまだこの話は先延ばしだったでしょう。

これはね、選手各々が自覚しないといけないと思いますよ。
今日の試合だって、試合前に監督から辞任の挨拶があったっていうのに完敗ですからね。
普通、そういう試合は発奮して勝つものなんです。
それが今のチーム状態を表していると思います。

王さんは巨人出身ですが、もはやそのイメージはそんなにないでしょうね。
九州に渡ってからは、すっかり九州の人、ホークスの顔になりましたからね。
今後も何らかの形でチームに残るのでしょうが、球界のために少しでも力をお借りしたいと
思います。

けれども、いつまでも王さん頼みというわけにもいかないですからね。
今後は王さんに継ぐ人材を球界は用意しなければならないでしょう。
ひょっとしたら、それが星野だったのかも知れませんが北京五輪であんなことになっちゃった
からなぁ・・・。

ホークスには残り試合、全勝するぐらいの勢いで戦って欲しいです。


我々野球ファンは、王さんに惜しみない感謝を贈ることでしょう。
それと、体調に気をつけてもらって長生きして欲しいものです。




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さよならヤンキースタジアム

2008年09月22日 | 野球
現在のヤンキースタジアムが今日でその歴史に幕を下ろしました。

ベーブ・ルースが大活躍してた頃、左バッターのルースに有利になるようライトスタンド
までの距離を短く作られているところから「ルースの建てた家」と呼ばれました。

それ以降、数々の伝説を生み出し、世界中の野球ファンを熱狂させてきたこのヤンキー
スタジアム。
この球場も老朽化に伴なって、新球場を現在建設中。
道路を隔てた隣りにもうかなり出来上がった感じで、来年の開幕戦を待つのでしょう。

ヤンキースといえば、松井秀喜がいます。
その松井も淋しそうにしていました。
彼曰く「世界一の球場」。

僕も松井がデビューした2003年にこのヤンキースタジアムに訪れています。
元々ヤンキースはあまり好きではなかったんですが、実際に“聖地”に行き、ヤンキース
の試合を観たらそこそこ好きになりました。
けどメッツの方がやっぱり好きなんですが・・・。
ちなみにメッツの方のシェイスタジアムも今年限りです。

あの時、ヤンキースタジアムに行って良かったと思います。
たまたまニューヨークに親友がいたんで、野球観戦と合わせて行ったんですが、こういう
ことになると「ルースの建てた家」を生で見れて良かったなと思います。

メジャーリーグは現在30球団ありますが、その中でもこのヤンキースタジアムというのは
特別な球場だったと思います。
それはやはり、多くの伝説を生んでいることです。
それと数々のスター選手がヤンキースに在籍して、チーム史と球場史に名を刻んだことが
他のチームとは比にならないのもあるでしょう。

伝統を重んじ、ユニフォームも一貫して変わらないです。
お気づきでしょうか?
ホーム用、ビジター用のユニフォームの両方の背中に選手の名前が刺繍されてなく、番号
のみというのはヤンキースだけなんです。

歴史と伝統を刻んできたヤンキースタジアム。
素晴らしい球場でした。

来年からのヤンキースタジアムは、どんな伝説を生み出し、新たな歴史を作っていくのでし
ょうか?
見続けていきたいと思いますし、いつか足を運びたいと思います。





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イチロー、8年連続200安打達成!

2008年09月18日 | 野球
まずは、イチローおめでとう!と言いたいです。

日米通算3000本安打打った時もそうでしたけど、イチローという男はいとも
簡単にこういう大偉業をやってのけてしまう印象があります。

けれど、今回のこの記録達成までの道のりについては本人も「怖かった」と
言っていたように、その印象の裏側には大いなる葛藤や不安が必ずあったと
思います。

そういうものを、ヒットを1本ずつ積み重ねるように、ひとつずつ乗り越えていく
のがイチローの真骨頂なのでしょう。

年間ヒットを200本打つということがいかに大変なことか・・・。
その大変なことをイチローはメジャーリーグという世界最高峰の大舞台で8年
続けてやってきたのです。
これはメジャーの歴史にももちろん残ることだし、そういう大記録を我々と同じ
日本人がやってくれたというのは、誇るべきことだと思います。

イチローは今後も様々な記録を塗り替えていくと思います。
9年連続というのもやって欲しいですしね。

リアルタイムでイチローを見れるということは野球ファンにとってとてもラッキー
なことです。
マリナーズの本拠地シアトルまで足を運ぶことは大変かも知れません。
しかし!
WBCの予選が日本であります。
イチローはおそらく主力として参加するでしょうから、日本でイチローの溌剌と
したプレーを観ることが出来るでしょう。

マリナーズのユニフォームも見たいですが、JAPANのユニフォームを着たイチロー
もなかなかです。


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混沌

2008年09月07日 | 野球
いやぁ~、9月に入って更に混沌としてきました!

そうです、プロ野球の順位争いです!

セの首位阪神も何だか相変わらずマジックが付いたり消えたりで、更に巨人の猛追を
受け、優勝の光がまたハッキリ見えない感じになっちゃって・・・。

パの西武優勝というのは固いと思うのですが、2位3位のクライマックスシリーズへの
争いが白熱です。
オリックス、ロッテ、ソフトバンク、日ハムと4球団で日替わり順位入れ替わりという混沌。

セもこのクライマックス出場に向けて、3位争いが熾烈です。
中日、ヤクルト、広島の3チームで争ってますから。

クライマックスシリーズに関しては賛否両論いろいろ今でもあるわけですが、この大事な
終盤戦にこれだけのチームが盛り上がれるというのは凄いことですよ。

蚊帳の外は楽天と横浜だけだもんね。
それ以外のチームは消化試合にならないわけだから、ファンはその日の試合結果で、
一喜一憂するわけです。

この一喜一憂というのが大事で、プロ野球界はファンにこの一喜一憂をどれだけ与えられ
るかだと思います。
争いを続けていれば、ファンは球場に足を運ぶわけですから。

僕の個人的希望でセ・パの最終結果を。

まずはパ・リーグ。

優勝 西武
2位 オリックス
3位 日ハム


セ・リーグ。

優勝 阪神
2位 巨人
3位 広島


こうなればクライマックスシリーズは、あくまでも個人的にですが、楽しめるなぁ~と
思っています。



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今のオリックスに“近鉄”を感じる

2008年09月05日 | 野球
オリックスが勝ち続けている。

あれだけダントツの最下位で、アメリカ人の前監督が放り出してしまったチームが
現在2位だ。
今日は首位西武との対決で、その首位相手に横綱野球で完勝だ。

清原が1軍に上がって来てから余計に強くなった。
清原がそうさせたとは言わないが、雰囲気作りに一役買っていることは事実だろう。

そのオリックスだが、ユニフォームこそ白と濃いブルーでオリックスの企業イメージ
そのままなのだが、チームカラーは消滅した“近鉄”を思い出させる。
ユニフォームを限定で近鉄時代のモノにしたら、まさに“いてまえ近鉄”の復活だ。

大石監督はそもそも近鉄出身者だ。
ベンチを見ても近鉄出身者の個性豊かな面々が顔を揃え、しかも今年は大阪ドーム
での試合が多い。

大阪ドームは今では京セラドームに呼び名が変わったが、そのものは変わらない。
大阪ドームは“いてまえ近鉄”の本拠地だった。
様々なドラマを演出した本拠地で、今再び新たなドラマを生み出そうとしている。

近鉄と言えば、細かいことなど気にせずガンガン打ちまくる、まさに“いてまえ”野球
が真骨頂だった。今のオリックスはその“いてまえ野球”と若手の台頭により機動力
を使う野球をしている。
主軸に大砲が揃っているから一発逆転の魅力があるのだ。

もちろん元々のオリックスの選手も頑張っている。元々あまり派手な選手はいなかっ
たので、いい味を出す脇役をしっかりと演じているのだ。

それらの力をミックスさせて導いているのは、やはり監督の手腕だろう。
大石監督は最初、“監督代行”ということだったが、今では正式に監督になった。
来季も引き続き継続だろうから、果たしてこの勢いを来年以降まで持っていけるか?

今のオリックスは本当に強い。
この時期に強いということは、勢いもあるのでひょつとしたらひょっとするかも知れない。
この強いオリックスに“いてまえ近鉄”を見てしまうのは僕だけだろうか?


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『野村監督に教わったこと』

2008年08月28日 | 野球
東北楽天コールデンイーグルスの山武司選手が書いた本です。

山といえば、中日時代の印象が強いです。
オリックスでの活躍はほとんど記憶にないです。
本人もそう言ってます。
楽天一期生として、田尾前監督、そして現監督の野村と出会って、
またひと花咲かせた感じがあります。

山という選手のことはあまり深く知らなかったので、本書を読んで
よく分かりました。
とても真っ直ぐな人なんですね。そういう人柄が伝わってきて、読み
やすかったです。
最初は立ち読みしてたんですが・・・、面白くて買いました(笑)

興味を持った点はいくつかあります。
今まで野村克也が書いた本はたくさんあって僕も何冊か持っています。
それはどれも面白い本でした。
で、野村監督の教え子が書いた本というのは無かったんですね。
TVや雑誌などで野村監督のことを話すのは聞いたことありますが、
野村監督のことをここまで直球で書いた本はこの本が初めてです。
部下が上司のことを書いたことになります。

冒頭に野村監督の“特別寄稿”があって、そこで野村監督は山にアド
バイスしたのは、「考え方を変えれば、生まれ変われる」、「もっと頭を
使えないか」ということと、実践的なことは、バッテリーミーティングに
参加させ、投手の心理やカウント別の配球を学ばせたと言っています。

サブタイトルに『僕が38歳で二冠王になれた秘密』とあります。
30代半ばで一度オリックスをクビになり、田尾前監督に拾ってもらいもう
一度野球が出来た。
一年一年が勝負ということで、今までトライしなかったことにも取り組み始
めたと書いてありました。

まずは田尾前監督に言われた打撃改造。
これが形になって、その後に野村理論と出会った。
この順序が逆だったら二冠王は無かったと言っています。

それとは逆に、第3章「どん底を味わわされた2人の監督」というところでは、
普段我々には見ることの出来ない内部事情を実名を挙げて赤裸々に書いて
います。現役の選手がこんなに書いていいのかなーと思うくらい書いている
ので面白かったですね。監督室に怒鳴り込みに行ったくだりなどは興味深か
ったです。

若い頃の山だったら、きっと野村監督とはウマが合わなかっただろうと読ん
でて思いました。
その事は本人も書いています。
けれども野球人生の最後に来て野村監督と出会い、今までの印象と違う監督
を見て変わったとありました。

この本は山から野村に対する愛情で満ち溢れています。
今まで人生を教えてくれる監督はいなかった、こんなにも情に厚い監督だとは
思わなかった、監督を胴上げしたい、などなど、これを読んだ野村監督もさぞ
嬉しかったことだと想像出来ます。
ラブレターに近いかも知れません。
それだけ理想の上司、部下という関係、強い絆で結ばれているのが分かります。

世間でいう野村監督のイメージは、根暗でいつもボヤいてて陰湿な感じだと思い
ますが、実際は山の言うように情が厚い部分があります。
それは僕がイメージしていたものに近かったです。
野村監督には勇気を持って懐に飛び込んで行けば、いろいろと教えてもらえると
いうことです。
存在感があって威圧感もあるから若手などは近寄り難いかも知れませんが、中堅、
ベテラン選手は大いに近寄っていった方が野球のことでも、その後の人生のことに
もきっとプラスになることを教えてくれるような気がします。

楽天というチームは、球団も選手も成長段階にあります。
そういうチームをどういったタイプの監督が率いていくのがベストなのかは分かり
ませんが、山がこの本の中で言うには、野村監督は選手を成長させる、育てる
方法をとっているようです。

山のようなベテランを得意の“野村再生工場”で復活させ、マー君のような若手
を育てていくのは昔から野村監督の得意とするところです。

僕は楽天というチームに特に興味はないのですが、3位までに入ってもらってクラ
イマックスシリーズに出場してもらいたいとは思っています。
それは野村監督が得意の短期決戦でどういう戦い方をするのかを見たいからです。

僕が野球選手だったら、野村監督の下でプレーをしたいと思う。
それは僕が36歳という年齢もあると思います。
きっと若い頃では分からない深いものを学べる気がするからです。

山の言うように、確かにこういう監督は他にいないかも知れません。
いつまでも野球界発展のために野村監督には頑張ってもらいたいと思います。
山武司は野村野球を引き継ぐ後継者になっていくのかなーと思いました。

興味のある方はご一読を。

コメント (2)
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疲労骨折

2008年08月26日 | 野球
星野ジャパンのメンバーだった、阪神・新井とソフトバンク・川崎が
それぞれ疲労骨折とのこと。

下手したら今季絶望とのこと。

なにしに北京行ったんよ。

本末転倒もいいとこじゃない?

高い年俸もらって、チームに多大なる迷惑をかけ続けて・・・。


プロ野球ファンとして、かなりの憤りがあります。




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