等級は特級で、ニッカのレギュラー品の中でも鶴の次に(後にスペシャル・エイジの上級品であるグランド・エイジにそのポジションを奪われてしまうが)位置していた、高級ブレンデッドです。当時のキーワードとしては、濃醇、まろやかという言葉がよく出てきますので、マイルドでメロウなタイプのようです。というのも、わたし実際に飲んだことがありませんので。
詳しくは分からなかったのですが、どうも90年代の初頭までリリースされていたようです。写真のボトルには従価税率適用の特級表示があります。
ボトル半分を覆うメタリックカバーが印象的で、当時、日本パッケージング展で工業技術院長賞を受賞したようです。当時はひどく斬新なデザインだったのでしょう。工業大国を歩み始めた時期の日本だけに、ウィスキーにもやや暖かみにかけるフォルムが使われてるあたり、当時をしのばせます。そういや、テクノポップ全盛期の頃ですな。
"Taketsuru"のサインが渋い。
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