百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

ザ・フェイマス・グラウス・ヴィンテージ1989

2008年05月17日 | ブレンデッド・モルト

 本日のお酒。「あの有名な雷鳥のウィスキーをくれ」です。鳥のラベルはすっかりお馴染みとは言え、日本市場ではあまり売上が伸びてないようです。世界市場ではいつも上位、スコットランドにおいては、トップを争う銘柄なのですが。
 ブレンデッドが一般的なんですが、このボトルはモルトをバッティングしたもの。「100% Oak Matured Malt Scotch Whisky」との表記が。この表記も今後どうなることやら(最も今のヴィンテージはどうなってるのかわかりませんが)。中身のモルトが気になるところですが、裏のラベル表記によるとマッカランとハイランドパークがメインとのこと。それらの12年ものが入っているのであれば、お手頃価格ゆえ、そこそこのコストパフォーマンスと思うのですが、残念ながら各モルトの輪郭はそれほどたどれません。比較的スペイサイド優勢かな、と思う程度です。なによりオーク樽の印象が強い。これはオークでマリッジしてあるのですが、かなりきつめに樽香がついた感じです。もう少し、モルトの個性がはっきりしたボトリングでもよさそうなもんだが、などとも思うんですが。
 87年のファーストヴィンテージから始まって、92年までリリースされてます(確か)。垂直で試してみるのも悪くないですね。