外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

第二回カレーパーティー

2011年10月30日 | 日記
10月29日(土) 曇り

先週の金曜日から始めた3年生とのカレーパーティーの第2弾。
今日のメンバーは半分以上が私の部屋に来るのは初めてという子達で、少々緊張の
面持ちでしたね。というのもほとんどが1年生の後半あたりから授業について
来れなくなった子なのです。ですから間近で話しをするのも今回が初めて、という
子もいました。

今日もまた大きなたらいに白飯が。。。先週のものより小ぶりでしたがそれでも
かなり多い。どうやって注文したのか尋ねましたら
「外教の部屋で8人でパーティーをする」と話したらこれを用意してくれたのだ
そうです。値段は25元。僅かながらサービスをしてくれているようです。

カレーは今回も大好評で、全員がおかわり。苦しい、とは言いながら一生懸命に
食べていました。逆に私が皆の食べっぷりを見て胸いっぱいになり、早々と白旗。

先週の組は食事の後写真撮影などで盛り上がったのですが、この組は全くその気配が
なかったので日本のトランプを紹介しました。
「ババ抜き」と「うすのろ」というゲーム。
ババ抜きはたぶん日本人なら誰もが知っていると思うのですが、「うすのろ」は
ネットで見つけた遊び方で、過去に一度やったことがあるという不確かな記憶だけが
残っていたものです。

中国にもババ抜きと同様のゲームがあるのですが、日本との違いは使用するのは
JOKERではなく、通常のカードを1枚抜くというもの。ですから残ったカードを
見ないと最後まで何が足りないのか分からないのですね。
ババ抜きの面白さはJOKERを巡る攻防というか、どこかで必ず悲鳴と歓声が起こる。

ただ、このゲームには一つ欠点があり、先にカードが無くなって、いわゆる上がった
子は何もすることがなくなり、ゲームが終わるのを待つしかないのですね。
それで「うすのろ」を紹介したのですが、これがはまりました。
自らの手牌を見ながら周りの様子を伺う。当初は誰も騙しはしなかったのですが
慣れてくるにつれ、騙しも増えました。
私は当初連勝していたのですが、途中から集中力が切れてしまい負け始めました。
皆飽きないんですよね。1時間もやっているのに。
おかげで最後は一人休憩しておりました。

ゲームの後は皆で外に出て、散歩。
最終的には話をしたのは会話が出来る2人の学生とだけだったのですが、二人とも
日本研修希望者であることを改めて確認しました。
彼女らが学校を離れるまでには派遣元を決めて卒業後なるべく早く研修施設に
入れるようにしてあげなければ・・、とこんなこと外教の仕事ではないのですが
今それが出来るのは私しかいないのですよね。
可能性は非常に低いのですが、彼女らと日本のどこかで再会できることを祈って
頑張るのみです。

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