外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

英語を話す局員

2012年12月07日 | 日記
12月7日(金) 晴れ

来週の実訓の間に試験を実施することを予め学生たちには伝えておいたのですが、試験科目に
よっては教室よりも外教の部屋でやった方がいいものがあり、少しばかり日程の変更を
伝えましたら、ある学生からなぜそんなに早く試験を実施するのかと質問がありました。

当然ですよね、1学期終了まで1ヶ月近くあるのです。

いつかは伝えなければいけないと思っていた早期帰国の件、伝えるならこの機会が最良と思い
元旦明け早々に帰国する旨、その為に試験を早めに実施して年内に成績を出すことを伝え
ましたら、「いつ戻ってきますか?」との再質問。
皆に会うことは出来ないと思うが、来年チャンスがあれば再び山東省のどこかで教師の仕事に
就くつもりがあることを伝えました。
教室内は少々沈んだ雰囲気にはなりましたが、早い段階で伝えることができて良かったと
思っています。

さて、午後からは小包郵送第2弾。
主に夏服と少々濡れても汚れても気にならないジャケットを一着。
念のため、数着を一纏めにしゴミ袋用の袋にに詰め込んでおきました。
これなら箱が雨ざらしになっても大丈夫でしょう。

前回は芳についてきてもらったのですが、要領が分かったので今回は一人で。
前回は客がいなかったのに、今日は数人いました。
担当は二人、一人のカウンターは既に3人が順番待ちをしていたので、一人しかいない
カウンターの後ろで待っていたのですが、この客、手続きをしている状態には見えない。
 
担当とただお喋りしているだけのような・・。
初めは椅子に座っていただけの客が、身を乗り出して話し始めている。
日本なら完全にクレームの対象ですね。

それでも後ろで待っておりましたら、横からズカズカと入ってきて封筒を5通くらい投げる
ようにカウンターに置く男性が。完全な割り込みですが、こちらではごく当たり前。
担当と話していた客が横に退いたので、やはりお喋りだったのですね。
この男性の処理を待っていたら、横のカウンター待ちをしていた初老の女性がまた割り込み。
そして新たな客も来たので、「あのう~」と担当に声をかけたら手であっち(横)に行けと。
おいおい、待たせておいてその態度?と舌打ちしようとしたところへ横にいた別の客が
「天阿(おいおい)」と舌打ちしていました。
やはり誰か学生に同行を頼んだほうが良かったかと少々後悔気味。

横のカウンターにはまだ二人の客がいましたが、連れだったようでほどなく処理が終わり
私の番に。
『船便で日本に送りたい』と話しましたら「どこの人?」と尋ねてくるので日本人である
ことを告げると、いきなり英語で話しかけてきました。
「荷物の中身を確認しなきゃいけないから、開けていい?」

これは助かる。

郵送の際に必要なやりとりの言葉は前回の会話でだいたい分かったのですが、
人によっては激しい維坊訛りがあるので要求する言葉が分からない場合があるのですね。
しかしこの担当の女性は普通語もしっかりしていて、ほとんどの会話が英語で可能。
なんでも外国人と交流することが多いのだとか。お役所商売の公務員には珍しい存在です。

荷物の量が少し大きく、私が送り状を書く間に郵便局規程の箱に収まるかどうかと悪戦苦闘
していましたが、次に待っていた男性客に手伝わせて(笑)一生懸命包装してくれました。

料金は220元、前回よりも少々重くなったので若干高めになりましたが、維坊いや中国では
なかなかあり得ないこのサービスぶりに10元くらいのチップを上げてもいいかな、という
気分にさせられました。

横に行けと指図した女性に処理されていたら、おそらく怒り半分でその場を後にしていた
可能性があります。怪我の功名とはこのことでしょうかね。

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