外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

授業参観

2015年10月31日 | 日記
10月31日(土) 晴れ

今日はハロウィンですね。
前にいた学校では宿舎の隣の部屋が英語教師でしたので、彼らの部屋のパーティーに
参加した覚えがあります。この学校に来てからは何もないですね。
FBにアップされていた英語教師の写真を見て驚いたくらいですかね。

昨日の午後に、暫定で日本語科主任をされている先生が私の授業を見に来られました。
たまたま1週間ほど前にチャットをしまして、現在の2年1組の話題になりました。
急に活気が無くなってしまった1組、その話をしましたら、その原因が教師変更では
ないかというお答えでした。先学期までメインである基礎日本語を担当されていたのが
この先生なのです。
チャットの中で、現在の基礎日本語と私の会話の授業の様子を見学したいと仰るので、
私の授業ならいつでもどうぞと。

私の授業に先駆けて基礎日本語の授業をご覧になられての感想が
「学生に発声の機会を全く与えていない」とのことでした。ひたすら担当教師が
話しているそうです。
先生の私への要望は学生に練習する機会を与えて欲しい、彼女の大学時代の外教が
そういう教師だったそうです。

会話の授業で学生に発話させる機会を与えなければ会話の授業の意味はなく、先生の
要望はさらに「状況設定や役割設定をしたうえで」というものでした。

先生が授業にいらっしゃったのは前半が終わり、休憩時間でしたので核となる
会話練習は既に終わっていたのですが、その後の授業の進め方にかなり驚いて
いらっしゃるようでした。

運動会休みの前、先々週の授業でふと思いついた方法が今好感触を得ています。
教科書上では練習Bとなっている部分、実際には練習問題。
一人一人あてて行くと答えられないもしくは答えを間違った学生が恥をかくことに
なり得る。一対一の時に注意を与えるのはいいとしても集団の中で間違いを
指摘されるというのは面子を重んじる中国ではできれば避けたい行為です。
それが故に今までは私が問題文を読み学生に自由に答えさせるという方法をとって
いたのですが、それだと答えるのはいつも同じ学生ばかりだったのです。

それで一つの設問をグループで答える方法に切り替えてみました。
まだ始めて2回目なので今後の反応を見ながらですが、ご覧になった先生はこの
方法にかなり驚かれたようです。

授業が終わって先生の注意は一点、「先生、マスクのせいか声が小さいです」
元々声が通らない上に、喉やられてマスクしてますからね。。。

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