外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

初めての家庭教師

2011年10月23日 | 日記
10月23日(日) 曇りのち雨

朝から重い空でした。降りそうだな・・・。
暫くの間全く雨が無かったので、久々ですが、何も外出する日にね。

今日は知人から依頼された家庭教師の初日。
朝9時に車で迎えに来てくださる、とのことで10分ほど前から待っていましたが
なかなかそれらしき車は来ない。9時10分を過ぎたところで知人に確認しましたら
漸く親御さんからもうすぐ到着の電話を頂きました。
時間にうるさいのは日本人とドイツ人と聞いたことがありますが、逆のパターンの
中国人そのものです。
お迎えに来て下さったのは父親、私とあまり年齢は違わないような雰囲気。
後で確かめたら2歳年上でした。

車は市郊外へと向かう大通りをひた走り、私が行ったことの無い地域へ。
知人からは市内だと聞いていたので、帰りはバスで帰ろうと思っていたのですが
市内からは大きく外れた工場地帯でした。どうやらこのお父さんが工場を経営して
いるのだそうです。家庭教師をつけて日本に留学させる予定だと聞いていたので
さぞやお金は持っていらっしゃるのだろうと思っていたのですが、経営者ですね。
これも後で知人から聞いた話ですが、自宅は市内にあるそうで。。。
おかげで帰りに予定していた買い物はできませんでした。

その工場についてから、事務所のような場所に案内され、そこに娘さんが寝ぼけ眼で
待っていました。なんだかあまりやる気は感じられない。
高3と聞いていたのですが、実際は高2。小さい頃からアニメで日本語には親しんで
おり、しかも夏休みから前任の日本人の先生と会話練習をしていただけあって、会話
はほぼ問題なし。たまに意味の分からない言葉はあっても、私の話すことはだいたい
理解できている。女性版たけしといったところでしょうか。
小さい頃から日本語に親しんでいるので、発音も綺麗なのですよね。
これが絶対音感とでも言うのでしょうか、大学以降から外国語を勉強し始めると発音
についてはどうしても外国人のものになってしまうのですね。

はじめは高校の様子や好きな科目、趣味などを質問し、それから使用する教科書の
確認。手にしているのが話に聞いていたのと違う教科書だったので、尋ねてみたら
お父さんが用意されたのだとか。とりあえず、形は揃えたといった雰囲気でした。

大人しい性格なのか、日本語は好きでもあくまでもアニメのような媒体に興味が
あるだけで勉強という方向にはあまり前向きではないのかやる気が見えないのと
声がとても小さい。この家庭教師については本人の意向というよりは親御さんの意向
だと思えました。
やる気のなさげな生徒とマンツーマンですからね。こちらがモチベーションを上げて
いかねばなりません。アニメの話しもしますが、最近のアニメは私が分からないし
興味も無い。福山雅治さん主演の推理ドラマが好きだという話しがあったのですが
龍馬伝は長すぎるので見る気になれない、と。あれは男性向けのドラマですけどね。

なんだかんだで依頼されていた2時間を少々上回って終了。
場所が場所の為バスを使って帰ります、とも言えず再度車で送っていただきました。
遅めの昼食をとり、疲れを感じて横になり起きたら4時を回っていました。
かなり気疲れした模様です。
来週は学校で用事があるとのことで、次の授業は早くとも再来週になりますが、
あまり乗り気にはなれない依頼ではあります。。。

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