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~旧タイトル:日本語教師LIFE~

教科書の不思議

2021年02月18日 | 日記

2月18日(木) 晴れ

一昨日の朝、ガスファンに表示される室温が10度になり
このまま春へ一直線かと思いきや、昨日は降雪でした。
この気温の動きは株や為替のチャートを見ているようです。

さて、冬休みも終盤に差し掛かってきました。
宿題も今週が第6回になり、冬休み最終週となる来週の宿題を
冬休み最後の宿題にしようか、2学期第1回の宿題にしようかと
考え中です。

1年生の宿題は基礎日本語の教材をそのまま使っているので
2学期に入っても継続にはなるのですが、この冬休み中に
ある発見をしました。

従来版と新版で課の数字が異なる。

気付いたのは2月初旬だったでしょうか。
私が持っている資料では第6課なのに、学生がシャドウイング
している教材の音声が「だいななか」だったのです。

何か変更でもあったのか、とあちらのショッピングサイトで
そのテキストを探して、目録を見てみました。
このテキストには途中で「単元復習」という課があったのですが
新版ではそれが数字の順番に変更になっていたのです。

従来版では「単元一復習」が新版では「第5課」
さらに従来版で「単元二復習」が新版では「第10課」

冬休みに入った頃に1・2組双方の学習委員に
1学期の進度を確認したところ、第12課まで進んでいると。

その時は新版のことなど知らなかったので、従来版の方だと
思っていたのですが、つい先日、ある男子学生が宿題で指定した
範囲とは別の個所を読んできたので注意したところ
「先生の教科書は私のとは違う、うちの組は皆新版です」という
返答でした。

そこで再度双方の学習委員に第12課のタイトルが
従来版と新版のどちらになっているか尋ねたところ従来版だと。
自分がそうだから皆そうだ、という学生の思い込みは
仕方がないとして、同一クラスでも従来版と新版が混在している
可能性が大ということなのですよね。
もしくは上級生から教科書を譲り受けた学生がいるという
可能性もありますが。

実はその違いを発見した後、宿題の説明書きには
読む範囲の最初と最後の一文を記載してあるので、読み違いは
男子学生のミスなんですよね。
それを指摘すると素直に謝罪してきました。

今回は休み中に発見したからいいものの、もしこの秋から
再び新入生を担当することになったら教科書の統一を主任に
進言した方がいいかと。

タイトル以外の記述内容はさほど変わらないにしても
第6課なのに音声が「だいななか」では誤って覚えてしまう
可能性もありますからね。
というのも、以前は教科書にCDが付属するのが通常でしたが
今はアプリになっているようで、教科書と音声が一致しない
可能性はあります。
日本の出版社なら注意書きなどありそうなものですが
あちらの会社がそこまで気が利くとは思えませんのでね。

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今日の気になる話題
森会長の発言真意は“女性蔑視”より“女性登用”では? 
   不当な「メディアリンチ」こそ深刻な「日本の病」

メディアと左巻きの森会長批判があまりにも酷いので
暫くその話題を見るのが嫌になりましたが、朝鮮メディアが
さらに信じられないことをやってくれていますね。

TBSが「ネットリンチ」とか言ってるが、・・・。
                   一切触れないTBS

またTBSと言いますか、やはりTBSと言いますか。
民主主義国家の「表現の自由」、この自由には「責任」という
非常に重要な概念も伴いますが、朝鮮メディアにはそれが無い。
元々そのようなDNAが備わってないのでしょうね。

 

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