外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

プチ遠足の予定が一転

2012年09月21日 | 日記
9月21日(金) 曇り

スケジュールが決まった後で追加された口語の授業、学生との相談で月曜日の午後にスライド
することになり、午後の授業は授業にならん、と映画を予定しておりましたら、使っていた
教室のパソコンが何故か音声だけ出力されず、仕方なく授業を切り上げスライドは今日に
したのですね。
しかし火曜日の朝の授業で突然の思い付きで、散歩でもしようかと提案したのですね。
昨年の今頃新任のアメリカ人教師だったマイクとミンディを誘って主に太極拳仲間と
出かけた学校からバスで5分もかからない場所にある湿地公園。春に行く予定を立てていて
結局行かなかったので、ちょうど気候の良いこの時期に今の3年生との思い出作りに
出かけようかと思ったのです。
外出自粛中でしたから若干の迷いはあったものの、郊外なので平日に人が多いとは思えず、
10人以上の学生に囲まれていれば大丈夫だろうと。
学生はもちろん、大賛成ですね。

今朝の授業で集合場所や時間を決めたまでは良かったのですが、ふと今週初めに風を引いた
学生がいたのを思い出し、状況を確認してみたら「まだ治らない」と。しかも寮で同部屋の
学生たちにも広がってしまったそうで・・。つまりクラスの半数近くが風引きなのです。

それはいかん、と中止を持ちかけましたら、その最初に風邪を引いた学生が「大丈夫!」と
食い下がるのですね。「さっきの話は嘘です」なんて。時既に遅し。。
公園で新鮮な空気を吸えば元気になるとか、健康にいいとか。
懇願している内容と態度が幼稚園児のようで苦笑してしまいました。

休みの日に一緒に出かければお互いに自己責任の範囲になりますが、授業中に連れ出せば
完全に私の管理責任になります。発熱でもしたら大変ですからね。

午後の授業が始まる前にその学生から38度を超える熱が出たので授業を休むと連絡が
ありました。声の状態からして38度も発熱した子のものとは思えず、私への反抗心としての
欠席とも思えましたが、風邪を引いた学生に対して週末に治せば月曜日に再度機会を作る
ことを約束しましたので、しっかり治して欲しいものです。

ちなみに明日から2日間は来週末から始まる中秋節および国慶節の長期休みの振替授業があり
月曜日の授業が適用されるため、私も明日は午後から授業なのですが、体調不良の学生は
欠席可能にする予定です。
実は今日の午後の授業も半分以下だったので、明日もそうなる可能性は高いのですけどね。
コメント
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