外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

カヤ

2012年06月13日 | 日記
6月13日(水) 晴れ

研修派遣の会社にて部屋に入って最初に顔を合わせたイケメンの研修生が質問してきました。
「先生、日本にはカヤはありますか?」

しばし考える私。カヤってあの蚊帳のことかな・・
他に間違えそうな単語が思いつかないしね。。

で、逆に「蚊子(蚊)」のあれ?と尋ねたら、そうだと。
なんでも、ここ毎晩蚊に悩まされているのだそうです。
彼らが住んでいるこの会社の寮にはエアコンどころか天井の扇風機もなく、窓の網戸も
破れているのだそうで何匹もの蚊が押し寄せてくるのだとか。

思えば私も蚊帳で寝たというのは実家であったかどうか・・。
母方の故郷では蚊帳で寝た記憶があるのですが。。

東京での暮らしはもちろんアパートやマンションですから夜はエアコンをかけていますから
部屋の窓は閉め切るか開けていたにしても網戸がありますから蚊取り線香さえも使った
ことがないですからね。。

こちらの蚊、日本のと同じ種類なのでしょうが、動きがまるで違うのですね。
実家だとだいたい1m以内に近づいてくれば音で存在が分かりますが、こちらのはどんなに
静かでも30~50cm以内に来ないと音が聞こえないのです。ベッドにいると急に耳元で
蚊の音がして驚くほどなのですね。
その上、咬む場所が実家のだと腕とか脛あたりですが、こちらのは指。
これが咬まれると痒いというより痛くてその痛みが長く続くのです。
更には動きが素早くてなかなか潰せない。

私の部屋では存在に気づいたとしても一匹程度なのですが、その一匹を見つけただけでも
寝る際はかなり憂鬱になるものです。

この彼は7月かその前に出国予定なのでもう暫くの辛抱なのですが、その辛さよく分かります。
コメント
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