外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

書類は提出したものの

2011年01月04日 | 日記
1月4日(火) 晴れ

今日は午前中に買い物に出かけました。
目当ては穴あけパンチ、書類をまとめる際に2つの穴をあける道具です。

今日中に成績と教案を出したほうがよかろうと思ったのですが、纏まりもなく
出してはやはり見栄えがよくない。少しでも綺麗に見せたほうが印象もいいだろう、
特に面子にこだわるこの国ならば、、ということです。

昼に帰ってきて教師食堂に行きましたら、ちょうど包先生がおりました。
「いつ成績ができますか?」とタイミングよく聞かれたので『今日中に出します』と返事。
昼食後からすぐに印刷をかけ、穴あけを行いました。紐は間に合わせがなかったので
デパートの買い物袋のものを代用しました。なかなか様になるものです。

そして3時頃包先生を尋ねて、提出はしたものの、一つ問題発生。
「出席表はありませんか?」
『え、あれ必要ですか?』
2年生のものは授業が始まる前に貰っていたのですが、1年生のものは1ヶ月以上も
経ってもらったものですから、てっきり名簿代わりだと思っていたのです。
2年生については昨年の経験から欠席者が出てくることは分かっていたので、毎回
点呼を取ってはいたのですが、1年生についてはたまに欠席はあったものの9割以上
の出席率だったので全く気にしていなかったのです。
しかも昨年は出席表なんてありませんでしたし提出義務もなかったのですね。
『2年生の分はぐちゃぐちゃに書いてますけど・・・いいですか』
「私が書き直しますのでリキに渡してください」
リキとはたけしの本来の日本語名です。たまにこの名前を出されると分からない(笑)

仕方ない。1年生の先生に出席表をコピーさせてもらうしかない。
早速1年生のメインの先生に電話をしてお願いしました。
『先生、すみませんね』と出席表を見せてもらって唖然。
日付がない上に付けている日数がどうにも少ない。
A4サイズを横にしてあるもので、同じフォームを私も使っているのですが、週2回の
授業でさえ、1枚がいっぱいいっぱいになってしまうのですが、週に5回もある授業が
私と同数。
『先生、これ少なくないですか?日付は書かなくても大丈夫ですか?』
「大丈夫ですよ」と全く気にしている雰囲気全く無し。
聴くだけ野暮と言ったところでしょうか。
出席表も形式に過ぎないのですね。
たけしに言わせると包先生も出席を取ったことがないそうで。

一応封筒に入れ糊付けをし、表に晒さないようにしてたけしには渡したのですが
なんとも狐につままれたような雰囲気の中、私の1学期の仕事は終わりました。

コメント
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