こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

日本海軍 駆逐艦 秋月・照月 5

2010-05-06 21:55:00 | Weblog
主砲塔を作りました。
本当なら純正別売りエッチングパーツに付属している真鍮砲身を使う予定でしたが、
1個を工作して断念、元のプラ砲身へ戻しました。(爆涙)
説明書には砲身を切り取り、0.3ミリのピンバイスで開口してから真鍮砲身を差し込めと
書かれているのですが、そんな事はアタシにゃ~無理でしゅ~。

秋月型の主砲はこれまでの駆逐艦が搭載した12.7cm砲ではなく、
長砲身の10cm砲が選ばれています。
しかも、日本海軍の駆逐艦の中でも主砲塔が4基8門と言う構成です。

これまでの12.7cm砲は仰角を上げる事で対空砲としても使用可能でしたが、
どちらかと言えば対艦用の砲ですから、高速で移動する航空機の攻撃には不向きです。

秋月に採用された長10cmは初速が早く、世界でも最優秀の部類に入る砲だったそうです。
初速が早い砲は対戦車戦闘用にも向いているので、陸軍でも採用し、戦車に載せたり
対戦車砲として用いられれば更なる活躍が出来た火砲だと思います。
とはいえ、初速の早い弾丸を発射する為に砲身の内筒の摩耗が早い欠点も持っていました。

航空機の進歩が著しい中、航空母艦護衛用の対空駆逐艦として秋月型は計画されました。
当初は対艦戦闘を一切捨てた設計だったらしいのですが
最終的には魚雷発射管1基を装備し、軽巡洋艦の様な排水量となりました。

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