こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

原子力空母 ニミッツ 6

2010-12-20 22:27:51 | Weblog
本日はエレベーター等を取り付けました。
かなりタイトな接着になった部品も有りましたが、なんとか無事に取り付け終了。

ニミッツのエレベーターは4基全てが舷側に面して設置されています。
太平洋戦争当時の日本海軍の航空母艦は全て甲板上にエレベーターが付いていましたが、
アメリカはエセックス級等に早くもサイドエレベーターを採用していました。

これは被弾によりエレベーターの昇降装置が壊れた場合、
甲板に大穴が開いた状態になるので航空機の発着艦が出来なくなってしまう問題にも有効で
実に優れたアイデアだと思います。

一方で、戦時中の日本空母は舷側(格納庫)を完全に密閉式にしていましたが、
アメリカ空母の殆どは開放式でした。
密閉式は台風等の波浪による浸水被害に対して有効でしたが、
開放式は飛行甲板に爆弾が命中した際に、舷側から爆風が抜ける利点を持っていました。

ニミッツは格納庫とエレベーターを結ぶ箇所にシャッターを設けており(搬入口)
このシャッターが装甲板であれば日本式に近く、
簡易的なシャッターならアメリカ方式になると思うのですが、どちらなのかは知りません。