サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

熊、猪、狸、猿、狢(むじな)

2005-06-17 22:46:38 | Weblog
23軒の集落に野良犬が5匹住み着いている。
隣の家がエサをやっているらしい。
犬を散歩させに行くと囲まれて吠えられてビビるのだが、近所の人は気にしていない感じである。
町役場に頼んで捕獲使用としたものの、逃げおおせているようだ。

最近は熊や猪が山から下りてくるらしく、畑の被害がひどいらしい。
うちの近所はこの野良犬たちのおかげで、山に追いやっているらしいが、母Kは、家のすぐ出たところで熊と遭遇したらしい。「クマやぁー!」と叫んだら逃げていったらしいが危ないところであった。

僕が子供の時はクマも猪も、高い山の方にしかいなかったのだが、最近は頻繁に目撃されているようだ。
これは山に食べ物が無くなって下りてきているのではなく、繁殖しすぎて下りてきているというのが、母Kの弟Sの説であった。
彼のトウモロコシは猿にやられたそうだ。

ジャガイモは全部掘り返して食べたが、里芋は嫌いらしく、3つ掘り返しただけで止めたという話も聞いた。

昨年の豪雨で床上浸水したので、畳を上げて干していたら、気が付いたら狢(むじな)が二匹、一緒にテレビを見ていたという家庭があったらしい。
役場に電話をしたら、「酒の粕で捕まえられる」と言われたので、酒の粕をエサに罠をかけたら二匹本当に捕まったそうだ。
ほっとしてテレビを見ていたら、気がつくと別の二匹が一緒にテレビを見ていたそうだ。

役場に引渡しても、結局山の上の方に連れて行って話すだけだし、猟師は銃の管理が厳しくて年々減っているし、狩猟が解禁になるまでは手出しできないし、ということで、抜本的な解決策は無いらしい。

田畑の周囲を高電圧網を囲み、夜の間断続的に高電圧を流すという対応が一般的になっている。

クマやイノシシと突然出会うのはちょっと困るなぁ。