サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

こんなソフトウェアが欲しいのですが

2005-02-28 21:40:26 | 外国語
1.アナグラム作成ソフト
言葉を入れると文字を並び替えて別の言葉、文章に作りかえる。


猪浦道夫(いのうらみちお)=>未来のお家(みらいのおうち)
郷ひろみ(ごうひろみ) => ゴミ拾う(ごみひろう)

2.回文作成ソフト
前から読んでも後ろから読んでも同じ文
竹藪焼けた(たけやぶやけた)
Madam, I'm Adam.


とりあえず、日本語・イタリア語・フランス語・英語対応のものが欲しい。



ブレスサーモ

2005-02-28 06:14:48 | Weblog
ランナーズマガジン4月号に、「進化するランニングギア」という記事があり、そこにブレスサーモという素材が紹介されている。
水分を吸収すると熱を発するという性質があり、かつ、ウールの三倍もの熱を発生するという。
じっとしていても皮膚から水蒸気が発生している人間である。運動の時であればその汗を吸ってさらに発熱するという仕組みである。

ちなみに冷え性の私は手袋を二枚重ねにしているのだが、内側にはこのブレスサーモの手袋をはめている。
ところが、全く暖かくない。
冷え性なので冷え切った手が汗をかかないのだ。
うーむ。使えない。

日本人にとって学びやすい(習得率の高い)言語

2005-02-27 21:29:45 | 外国語
55カ国語を教えている大学書林が、10,000人の学生の習得のスピードから、日本人にとって学びやすい外国語/学びにくい外国語をまとめた資料があります。

易しい方から難しい方にグループ1から4に分類すると

グループ1
インドネシア語、朝鮮語、スワヒリ語、マレーシア語
グループ2
中国語、ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語、トルコ語
グループ3
英語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、タイ語
グループ4
ロシア語、ポーランド語、チェコ語、アラビア語

同様にアメリカのFSIという外務省の研修所みたいな機関がまとめた資料では、アメリカ人にとって学びやすい/学びにくい言語は

グループ1
フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、スワヒリ語グループ2
ギリシャ語、インドネシア語、ヒンディー語、マレーシア語、ウルドゥー語
グループ3
チェコ語、ハンガリー語、ロシア語、トルコ語、ベトナム語、タイ語
グループ4
日本語、中国語、朝鮮語、アラビア語

だそうです。

出典 
早稲田大学国際言語文化研究所主催、第2回公開国際シンポジウム「アジアの言語と文化を学ぼう - 日本人にとってのやさしい外国語・むずかしい外国語」(2003/12/4) における、大学書林国際語学アカデミー理事長の佐藤氏の基調講演

これから次のことが言える。

・フランス人、ドイツ人がとっとと英語を話せるようになる中で日本人の習得スピードが遅いからと言ってそれは当然のことである。
・英仏伊語ができる私より、英語・ロシア語・アラビア語ができる日本人はすごくたくさん勉強されている。

私も昔は、何十カ国語も操ることを夢見た時期があった。
それを現実に引き戻してくれたのは、「外国語上達法」(千野栄一著)岩波新書である。
四技能(読む・聞く・書く・話す)をまんべんなくカバーし維持していくのには、フルタイムで別の仕事を持っている私には現在の3カ国語が限界だと思っている。
フランス語とイタリア語は方言のようなものだから、もう一カ国語くらい加えられるのではないかとも思うが、とりあえずはこのままで行こうと思っている。
「わたしの外国語学習法」ちくま文庫のロンブ・カトーが10カ国語で通訳し16カ国語で翻訳できるというのも、それを仕事としているからだと納得している。




ハーフ

2005-02-27 15:12:17 | Weblog
会社の同じ部署に、Tさんという女性がいらっしゃいます。
その日本人離れした明るさ、パワーには圧倒されます。

髪型は、パッと見、ティナ・ターナーを彷彿とさせます。

T「私、ハーフではないんだけど、スリー・クォーター(四分の三)なのよね」
私「えっ?そうだったんですか?」
T「身長が」
私「...」

Tさん、身長 150 cm です。



2005-02-27 11:59:13 | Weblog
妻Rは、三人姉妹の真ん中である。

妻Rが一番下のYちゃんの年齢を知らない話は昨年11月に書きました。

------- 昨年の日記--------

先日、そのYちゃんの誕生日だった。
私「Yちゃん、いくつになった?」
妻R「さぁー?」
私「妹の年齢も知らないの?」
妻R「さあー?」
私「ひどいお姉さんだねぇ」
妻R「女性の年を聞くもんじゃないよ」

------- ここまで ---------

そして昨日、
私「ところでYちゃん、いくつになったんだっけ?」
妻R「さぁー?」
私「まだ調べてないの?」
妻R「だって毎年変わるから、覚えられないのよ」
私「毎年変わるって...」

さて、問題です。

2005-02-26 23:39:47 | Weblog
寿司屋の梅さんが、出前の「ちらし寿司」を配達に行きました。
ところが、届け先のマンションの入口まで来ると、届けずにそのまま帰ってきました。
さてどうしてでしょう。

答え

マンションの入口に、「ちらし・セールスお断り」と書かれていたから。

トマティス 外国語耳 その2

2005-02-26 18:30:15 | 外国語
聴覚テストを受けてきました。

イギリス英語に慣れた私の周波数は右肩上がりで最高値まで伸びていると思っていたのですが、残念な結果でした。
米語の上限レベルの 3000 Hzから傾き 45度で下がっていました。
1994年に受けたときは、3000 Hzからほぼ真っ逆さまだった気がするので、それと比べれば改善していますが、理想の波形からはほど遠いです。

「イギリス人にも難聴の方はいらっしゃいますから」というカウンセラーの方のコメントもあまり慰めにはなりません。

前回は完全に右利きだった耳も、今回は左右同じくらいで聞き耳がない状態。
また、曲線がフラットになっている点を指摘され、「ここがカープしていないと、例えば音楽で言えば和音を同じ強さで弾いたときに聞き分けられないというような状態」とのこと。それが語学ではどのような意味を持つのかは説明は受けたが釈然としなかった。

実際問題としてイギリス英語は聞き取れているのであるが、改善策としては、高周波を意識した発音をし、自分の声で右耳を鍛えるというものであった。

日本語では口の上の筋肉をあまり使わず、下の筋肉が強いので、舌が話しているときに喉の奥に引っ込みがちである。
上唇を意識して動かした発声をすること。また、口の前を手で覆い、声が右耳の方に行くようにして、右耳を鍛える。慣れてきたら手の覆いを取っても、意識して右耳で聞けるようにする。
ということでした。

外国語学習に音読が効果的ということはあちこちで言われていますが、聞き取りの耳を作るためにも音読が必要だということと理解しました。

94年の当時は、「モーツアルトのバイオリン協奏曲を聞くのがよいですよ。ただし、CDだと高周波をカットして録音しているのだ効果がありません。レコードで聞いてください」と言われていたのだが、技術の進歩により最近のCDは高周波までちゃんと入っているそうだ。

また、イタリア語のパスバンドは本日確認したがやはり日本語より高いところにあり、これはイタリア語の音の取りやすさとは矛盾している感じがします。

それ以外に確認したことは

・いずれの言語も音の初めのところは低周波から始まって高いところで終わる。この終わりの部分が主にどこに分布しているかをみたのがパスバンドであり、ここしか使わないというものではない。
・イタリア語のパスバンドがフランス語より高いというのは、一般的な「フランス人のしゃべり方はトーンが高いがイタリア人は低い」という理解と合わないという点については、「電子的にある高さの周波数を出すのとは違い、人間の発する音には低周波から高周波までの音が混じっている」ということでした。オーディオ機器のイコライザーで調節してみるとわかります。

ということでした。

現在、関東国際高等学校に導入され、授業に利用されているそうです。



あなたはS? それともM?

2005-02-26 11:59:11 | Weblog
東京銀行と三菱銀行が合併してできた東京三菱銀行では、「(ご出身は)TですかMですか?」という会話が交わされるらしい。

三井銀行と住友銀行が合併してできた三井住友銀行では、「あなたはS?そとれもM?」というおそろしい会話が交わされるらしい。
すると住友出身の人がSで、三井出身の人がMということか。
うーむ。我々外部の人間が持っているイメージと一致している。



ブックオフ新宿靖国通り店 単行本500円均一セール

2005-02-25 23:19:20 | Weblog
ブックオフ新宿靖国通り店は、今週末単行本500円均一セールをやります。
張り紙がしてあったので今日かと思って、1300円の値札が付いている「普遍文法と第二言語習得論」の本を買おうとしました。
そしたら1300円と言われ、「500円じゃないんですか」と聞くと「明日からです」と言われました。
ので「じゃあいりません。明日来ます」と言って帰ってきました。

明日もあるかなぁ。

トマティス 外国語耳

2005-02-25 22:23:29 | 外国語
トマティスジャパンの説明会に行ってきました。
93年に出版された「人間はみな語学の天才である」アルフレッド・トマティス著(アルク)に影響を受けて、私は94年の初めにここで聴力テストを受けました。

詳しくはホームページを見ていただきたいのですが、外国語毎に使用する周波数帯域が違うので、聞き取れる帯域を拡げることで外国語の学習を容易にしようというものです。
日本語より米語、さらに英語の方が周波数が高いので、日本人には聞き取りに問題があるというものです。

米語については学生時代にたくさん聞いていたので聞き取りの問題はなかったのですが、当時ミラノに住んでいて、時々ロンドンに出張で行くときにイギリス英語が聞き取りにくいなぁと思っていました。
検査をしてみると、米語の高い方の周波数を超えたところで聞き取り曲線がストンと落ちていました。

今回はイギリス滞在を経て、私の周波数曲線がどのようになっているかを調べるのが目的なのですが、その聴覚テストは明日の土曜日に行うこととなりました。

説明会では外国人の耳の疑似体験というのがありました。
星の王子様のイギリス英語による朗読テープを、いろいろな外国語の周波数特性で流して聞き取りやすさを調べるものです。
説明会は4人参加していたのですが、私以外の3人は、日本語の周波数帯で聞くのが聞きやすいと言っていましたが、私は英語>米語>ドイツ語>フランス語>日本語=スペイン語でした。
イギリス英語ですからイギリス英語の周波数帯で聞くのが私には合っていたようです。

興味深かった話は、
・「声に出して読みたい日本語」「身体を揺さぶる英語入門」の齋藤孝さんが、このトマティスで勉強されたと言うこと。
・イタリア語の周波数帯域が 2,000-4,000 だということ。これは聞き間違いかも知れないので明日確認します。日本語が125-1,500 なので本来ならばイタリア語の聞き取りは難しいはずなのですが、イタリア語は日本人にとって発音の易しい言葉とされています。
・ジェラール・ドパルデュー、ジュリエット・ビノシュなどのフランス人映画スターは、ハリウッドの英語の映画に出るために、トマティスメソッドで英語の練習をした。
などなど。

また、書店で入手が難しい「人間はみな語学の天才である」の在庫があったので、一冊買ってきました。

7色の虹と外国語の聞き取り

2005-02-25 10:51:22 | 外国語
実際には連続している虹の色の帯も、七つの色の名前を与えれば七色に見えて、二つなら二色にしか見えないという話は何度か書きました。
この話は大学の時にソシュールの記号論入門の授業で聞いていたのですが、ブックオフでいつの間にか買っていて積んでいた「日本語と外国語」(鈴木孝夫著)岩波新書の第二章「虹は七色か」に詳しく書かれていました。

最近考えているのは、音についても同じことがある程度言えるのではないかということです。

日本語にない音は聞き取れない。これは正しい部分と正しくない部分があるのではないかと思います。
例えば、カバン bag の発音記号は[bæg]と書かれます。
この[æ]と言う音は、[a][e]との間の音で、日本語の音にはない音です。
実際は虹の色の連続と同じように、[a]から[e]に連続的につながる音の中にこの[æ]はあるのですが、日本語では「あ」と「え」しか音を与えていません。よって バッグになるのです。

虹が二色だという人たちも、虹が二色に見えている訳ではありません。我々が見ているのと同じ虹が見えているのです。

ニワトリが日本では「コケコッコー」と鳴いていますが、ニワトリの鳴き真似が上手な人は決して「コケコッコー」とは言っていません。
日本語の音に寄せて表記すると「コケコッコー」になるだけのことです。
我々にも、鳴き真似が得意な人にも、ニワトリの声は同じに聞こえているはずです。

[æ]は[あ]だと言う日本人にも[æ]は聞き取れているはずです。発音の時に日本語にない音で発音するというところに抵抗があるだけなのではないでしょうか。
ニワトリの鳴き真似と同じだと思ってリラックスして時間をかければ、やがてできるようになるでしょう。




あなたのギャグには

2005-02-25 00:19:48 | Weblog
妻R「100回のうち40回くらいはあなたのギャグにいらいらするのよね」
私「じゃあ、あとの60回は面白いってこと?」
妻R「違うわよ。あとの60回は何とも思わないってことよ」
私「..」

「嫌いの反対は好きではない。無関心である」っていう言葉を思い出した。誰が言ったんだっけなぁ



外国語学習における発音について (更新)

2005-02-24 23:14:22 | 外国語
英語にしろ、フランス語にしろ、発音がなかなか壁になります。
日本語の持つ音が少ないから、日本語にない音を聞き分けて発音し分けるのが難しいのです。
結果的に、(特に成人してから)外国語を学ぶ際に、発音の壁を越えられずに挫折するケースもあると思います。

しかし、見方を変えれば、これは口の周囲の筋肉のトレーニングだと考えられないでしょうか。
外国語の練習と考えると身構えたり、外国語に対する苦手意識を生んだりしますが、形態模写や、今はやりのボイスパーカッションなども、外国語の音を聞いて再現するトレーニングと変わるところはありません。

このトレーニングが基礎的技能として必要なのであれば、外国語にこだわらずに義務教育の体育の時間か音楽の時間にやれば良いのではないかと思います。
幼児期からの外国語教育には私は反対ですが、耳・口の訓練は、早い時期からやっておく必要性は感じています。

それは例えば、運動における体重移動みたいなものでしょうか。
テニスでも、ゴルフでも。柔道でも野球でも、競技に応じた体重移動があると思われます。
それがうまくいかなくてスポーツが上達しない人もいると思います。
そうであれば、この「体重移動」という部分を切り出して、義務教育の体育の時間にやれば良いのではないでしょうか。

ということで、トレーニングジムに筋肉の使い方を指導するトレーナーがいるのと同様に、発音に掛かる筋肉の使い方を指導するトレーナーがいても良いはずです。それは口の周囲の筋肉に限らず、声帯、腹筋も含めて、発音に関する筋肉の総合トレーナーです。
ビジネスとしてもニーズはあると思いますが、ネットの時代に対面指導を前提とするトレーニングはもうけもたかが知れているので入っていこうとする人はいないかも知れません。
障害・病気により言語機能が損傷した人に対する言語機能回復、声楽等での発音指導などの分野で既に仕事としていらっしゃる方もいるのではと思います。
そのノウハウを語学教育にも生かせるように改良できたらと思います。

舌の位置が分からないときに、口の中に指を突っ込んで指導してくれる先生が欲しい!




東京国際ブックフェア2005

2005-02-24 12:14:31 | 外国語
東京国際ブックフェアの案内が来ました。
昨年は4月の終わりの決算が終わった頃だったのですが、今回は7月の頭で、四半期決算の最初のヤマのところ。うーむ、悩ましい。

フランス語関連の白水社や大修館の書籍が2割引で買えるというのは魅力なのですが、会場への往復の交通費で吹っ飛んでしまいます。
週末の自転車通勤の時に足を伸ばすと言うことで、メリットを得たいと思います。

先日出たばかりの、ロワイヤル仏和中辞典(6,300円)など欲しいなぁと思ったら、これ旺文社じゃないですかっ!