サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

2000/3

2000-03-31 14:55:19 | Weblog
夕餉
at 2000 03/04 07:03 編集

私「今、一瞬電気暗くならなかった?」
妻R「いいえ」
私「目をつぶったからか....」



セミヌード
at 2000 03/04 19:45 編集

セミの脱皮



卒業旅行  1
at 2000 03/06 06:22 編集

就職を前に、卒業旅行に旅立った。友達の少ない僕は当然一人旅である。
目的地は、イタリア・フランス・イギリスだった。

初めての海外で、無謀にもアエロフロートのモスクワ経由で、夜9時過ぎにローマに着く便だ。
ホテルは予約していなかったのだが、飛行機の隣の席の同じ学生旅行の男性と話をして、一緒にホテルを探すことになった。
飛行場のホテル案内所で、ツインの部屋をとって、ローマ市内に向かう。

夜はすっかりふけて、人通りも少ない。(今思えば危ない行動だ)
ゲイのカップルが腕を組んで歩いている。

ホテルにようやくたどり着いた。

ところが!!!

ツインの部屋を取ったのに、行ってみたらダブルだった。
フロントのおやじに文句を言うだが、無い物はない。この時間から別のホテルを探す元気もなく、その日は二人の貧乏学生はダブルベッドの両端で背中を向けながら寝た。



腎臓売れ
at 2000 03/08 05:04 編集

ひどい話です。
イギリスでは、腎臓が悪くなった患者が片方の腎臓を摘出する手術で、間違って正常な方を摘出されて死んでしまったケースが最近2件ありました。



Sunday Times
at 2000 03/09 06:17 編集

先週のサンデータイムズの一面は、狂牛病がお母さんから、子供に遺伝したと思われる初めてのケースがレポートされていました。

別のページには、元ベイシティーローラーズのドラマーが、子供のポルノの写真、画像ファイルを保持していたとして捕まったという記事も出ていました。
彼の職業はナースと出ていました。看護夫!
当地では、子供のポルノで捕まる人が有名人も含めて何人もいますが、インターネットのそのたぐいのニュースグループから画像をダウンロードする人を、サーバー側から逆探知して、家宅捜査に踏み込むそうです。
心当たりのある方は、ご注意。



投資銀行業務
at 2000 03/10 15:45 編集

D銀行のO君から電話があった。
O君は、ハイリスク・ハイリターンの業務を推進しているのだが、保守的な考えの人たちに囲まれて、思ったほど業務を拡大できずに、いらいらしている。

O「だめですね。どうして、銀行のえらい人たちは、伝統的な銀行業務と、投資銀行業務の違いがわからないんですかね。銀行の考え方で投資銀行業務がやれると思っているんですよ。」
私「そりゃあ、しょうがないよ。投資銀行も都市銀行も、早口でいえば同じだから。
とうし銀行、とぅし銀行、とし銀行」
O「........(聞いた相手が悪かった)」
私「........(私に聞いた君が悪い)」

しばしの沈黙

私「都市銀行、うがった見方では、投資銀行」
O「........」
私「「とし」ぎんこう。おっ、「う」があった。「とうし」ぎんこうだった。うがった=>うがあった」
O「........」

そしてまた、友人を一人失った。



Waddesdon Manor
at 2000 03/12 18:40 編集

土曜日は、かつてのロスチャイルド家の城、Waddesdon Manor (現在はNational Trustの管理)を訪ねた。(ロンドンから北西約80キロ)
広大な庭の一角の鳥小屋には、いろいろな鳥が飼われていたが、妻Rは、その中の九官鳥に、「おはよう」と言わせようと、呼びかけを始めました。

妻R「おはよう」
九官鳥「キュルキュュ」
妻R「おはよう」
九官鳥「グヨヨ」
.....
....
妻R「おはよう」
九官鳥「オクヨゥ」

見物客が増えたので、断念しました。



イタリアレストランにて
at 2000 03/14 08:27 編集

お客さん(スペイン人女性)「(ウェイターに向かって)あなた、アフターシェーブは何を使っているの」
ウェイター(ハンサムなイタリア人)「Fahrenheitです」
お客さん「素敵な香りね」

隣のテーブルで
私「けっ。レストランのコックやウェイターは、匂いのきつい物はつけちゃだめだよ」
妻R「......」
私「どうせ僕はひげも剃りませんから、アフターシェーブなんて使ったことありませんよ...」



モザンビーク・アピール
at 2000 03/15 16:58 編集

モザンビークの洪水に対して、イギリスでは個人からの寄付が先週末までに1500万ポンド(約25億円)に達する勢いだそうだ。
イギリス人の慈悲深さには頭が下がる。(日本ではいくら集まったのだろうか)

その一方で、先週土曜日のタイムズ紙によれば、最近はこうしたチャリティーも、メディアを上手に使っているということだ。
昨年11月のインドのサイクロンの被害は、1万人も亡くなったにもかかわらず、7百万ポンドしかお金が集まらなかった。
これは、モザンビークのケースでは、木の上に非難している間に出産した女性が、ヘリコプターで助けられるといった劇的なシーンが報道されたのに対し、インドのケースでは、報道陣が入ったときには、既に嵐は去っていて、視覚に訴えられなかったからだということだ。
チャリティー団体は、いつ広告を打つかというタイミングをはかっているそうだ。(お金をいかにたくさん、効果的に集めるかという目的からは、悪いことではないだろう)

かつてのポルトガル領だったモザンビークは、独立する際にポルトガル系の企業をすべて国営化したそうだ。怒ったポルトガル人は、引き上げる際に、すべてのインフラを叩き壊していったそうだ。

記事によれば、善意の寄付も、反対に働くことがあるとのことだ。エチオピアの飢饉を救おうとして送られた食料、車など(Bob GeldofのBand Aid チャリティーコンサートが有名)は、当時の独裁者Mengistu大統領の手に渡り、内戦が激化し、多くの死人が出たそうだ。



祝、英国公認会計士試験合格
at 2000 03/17 06:27 編集

妻R「3年半かかって、ようやく試験に受かったから、これからはそれを使ってお金儲けしてもらおうと思ったら、今度は弁護士試験にしようかなんて言っているのよ。」
妻Rの父M「彼には金儲けは無理なんだから、そう言わずに勉強させてやれよ」

(持株会と外貨預金の含み損が沢山あるのを知られている)



牧師
at 2000 03/19 09:18 編集

イギリスの牧師さんがエイズにかかる割合は、イギリス国民の平均より高い。




at 2000 03/19 21:16 編集

哺乳類が、子供を産んで最初に出すミルクには、免疫を強める成分があるそうだ。
Regen Therapeuticsという会社が、この成分のアルツハイマーに対する効果を、今ポーランドで臨床研究をしている。
実際には、人間のミルクではなく、羊のミルクを使っているそうだが.....

子供を産んだ羊から取れるミルクを、半分は子供の羊に、残りは試験用に取っておく。
約1-2リットルのColostrumという成分がこれで取れるそうで、約8人の患者に1年間投与するのに十分な量だそうだ。



M副社長のパソコン
at 2000 03/22 08:28 編集

「パトリオット」という名の中国製。ちょっとケチったら、怪しげなメーカーのものになった。
使い始めて1ヶ月も経たずに、電源が入らなくなった。
買ったお店(チェーン店)の24時間サポートに電話をするが、部品を取り寄せるのに時間がかかるとのこと。
結局部品の納入に1ヶ月くらいかかるようだ。(今週末に来るようだ)

パトリオットだか、トマホークだか。ミサイルの名前のパソコンだから、火を噴いて終わるのが運命だとは思っていたが、本当にその通りになった。



デブ
at 2000 03/25 08:30 編集

営業課長のケビンが、部下の女性(妊娠中でまもなく産休に入る)に向かって「ヘイ、デブ」と声をかけていた。
いくら何でも、それは失礼だろう。訴えられるぞ。とはらはらしていたのだが、ふと気がつくと、彼女の名前はデボラだった。

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