サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

語学習得のための環境

2005-08-31 22:38:43 | 外国語
今読んでいるのは、「私の外国語上達法」リテレールブックス
これ自体は買ってまで読む本ではありませんが、この中で、鹿島茂さんが書いています。
「語学の最高の環境は刑務所であり、反対に、語学の最大の敵は自由である。つまり、やりたいことが山ほどあり、すべての事象に好奇心がむいてしまうときには、語学に神経が集中できるわけがない」

語学習得に燃えている私は、他にやりたいことがない寂しい中年....

関西語 3

2005-08-30 21:16:26 | 外国語
先日の「関西語 2」で、次のように書きました。

これは例えば、

「フライパンは空を飛ぶ」

と言うようなもので、フライパンは Fry だけれど、飛ぶは Fly で、全く違う音で、全くダジャレになっていないということです。


英語では別だが日本語では同じ音の言葉を使ったダジャレもどきは、他にもあったのですが思いつかず、フライパンの話を書く前は、次のようなことを書いていました。

私「アメリカのケンタッキー州では、昔はニワトリは空を飛んでいたらしいよ」
妻R「ほんと?」
私「ケンタッキー・フライド・チキン」

ここで fried と flied をかけようと思ったのですが、fly の過去形は flew でした。

残念。

久しぶりのラン

2005-08-30 00:04:07 | Weblog
日曜日の夜、久しぶりに5マイル走りました。

北海道マラソンの千葉真子に影響を受けたか、丸山弁護士の100キロマラソンに触発されたか。

私もそろそろ100キロマラソンにでも挑戦しようか。
マラソンを走るとなるとどうしても距離への不安感がある。
これまでの5回のフルマラソンも、途中で歩いてしまった。

とあるマラソンコーチが、「30キロの壁を克服するために、40キロ練習をやっています」というとぼけた発言をしていたが、100キロマラソンの練習をしていれば、42.195kmに対する距離の不安はなくなるであろう。

ひょっとして今年もホノルルマラソンご招待が当たるかも知れないので、しっかり練習しておこう。


バー

2005-08-29 01:51:14 | 外国語
いつもはお酒を出すのに、お客さんの肝臓のことを考えて、月に一度お酒は出さずに、もろきゅうとタクワンを出す飲み屋があります。

休肝バー

cucumber
1 【植】 キュウリ
2 キュウリ(の実)


言語学でもやってみるかぁ

2005-08-27 09:35:43 | 外国語
外国語の習得についていろいろ考えていると、やはりきちんと勉強しないといけないかと思い始める。

青学や早稲田の文学部(夜間)のホームページを見てみる。

ゼミのページを見ると


英語学演習
吉良 文孝 ゼミ
横谷 輝男 ゼミ
川口 悦 ゼミ
伊村 元道 ゼミ
中本 恭平 ゼミ
石黒 敏明 ゼミ
武内 信一ゼミ


残暑厳しい中、まだまだ多くの蝉が鳴いていると言う感じ。
ミンミンゼミ、クマゼミ....



関西語 2

2005-08-26 23:18:41 | 外国語
昨日の続きです。

私の生まれ育った福井県嶺北地方は、方言的には日本で最も古い「一型アクセント/無アクセント」地域だと書きました。

これはどういうことかと言うと、私にとっては同じ発音の言葉が、他の人には全く別の発音だということです。
すなわち、私がダジャレを言ったとしても、聞いている側には同じ音に聞こえないのでダジャレと分からないことがあるということです。

昨日も会社で、

「経理部員はもっと感情を表して良いんだよ。なぜならいつも勘定しているから」

と言ったのですが、周りの人はしばしポカーン。
感情と勘定はアクセントが違うのです。

さらに、

「部長から言われました。『休日出勤届を出さずに休日に出社するのは厳禁だ』とありました。『そうか、休日出勤すると現金がもらえるんだ』」

ここでも厳禁と現金はアクセントが違います。(私には良く分からないのですが)

試しにK君に、
「休日出勤は厳禁だ」と
「休日出勤は現金だ」と
言ってもらったのですが、やはり良く分かりませんでした。

何と言うことでしょう。

私のダジャレが受けない理由が分かったような気がします。
ダジャレにすらなっていないことがあったわけです。

これは例えば、

「フライパンは空を飛ぶ」

と言うようなもので、フライパンは Fry だけれど、飛ぶは Fly で、全く違う音で、全くダジャレになっていないということです。

ショックです。

聞き取りの場合は、文脈で判断することができるので間違うケースは少ないのですが、発音は妻Rに良く直されます。

日本語教室に行かないと....



関西語

2005-08-25 19:41:31 | 外国語
「NHK日本語なるほど塾」の3月号テキスト「基礎関西語」をようやく読み終わりました。
音の点で非常に興味深いテキストでした。

私の生まれ育った福井県嶺北地方は、方言的には日本で最も古い「一型アクセント/無アクセント」地域で、結果として雨と飴をアクセントで区別しない地域なのですが、このテキストを読んでいる過程で、ますますアクセントが分からなくなりました。

面白いと思ったのが、関西語で母音をしっかり発音するということ。

「これから行きますぅ」というような発音です。
気をつけるとこのような発音の仕方は東京でも耳にすることが出来ます。(私が耳に障って嫌な発音なのですが)

例えば電話で、「もしもしぃ。お世話になっておりますぅ」という風に発音する人がいます。
それぞれ語尾は、し(shi)/す(su)となるところですが、実際の発音は、し(sh)/す(s)と、子音で終わるのが標準語スタンダードではないかと思います。
ところが、電話や騒がしいところなど、音が伝わりにくい状況では、語尾が子音だけでは伝わりにくいことから、標準語であっても母音をはっきり発音するのではないでしょうか。
別のやり方は、直前の母音を伸ばすことではないでしょうか。
「もしもーし。お世話になっておりまーす」
礼儀知らずの感じはありますが、相手に音を伝えるための対応ではないかと思います。

その地雷は私のです

2005-08-24 06:21:47 | 外国語
触れてはいけない話題に触れてしまうことを「地雷を踏む」ということがあるらしい。

先日会社で「寅さん、地雷踏みましたね」と言われてしまった。

すみません。その地雷は私のです。「地雷 is mine.」


新和英中辞典 第4版 (研究社)より

じらい 地雷
a (land) mine
地雷を仕掛ける lay a mine; mine 《a field》.
地雷探知器 a mine detector.


どうでも良いことだが、和英中辞典というと、日本語英語中国語の辞典のように見える。実際は和英辞典の中辞典である。







カリスマ●●になりたい

2005-08-23 20:41:19 | Weblog
カリスマと呼ばれるひとになって、お金ガッポガッポを狙っているのですが、中途半端じゃあ、カリスマではなく、かりそめ(仮初め)になってしまいます。

カリスマ->かりそめ

同じサ行、マ行で変換が起きているのが気持ちよいです。
カカオ->ココア のように。

カリスマ->からすみ
も、心地よい。

似たようなものに、
タルト->トルタ
があります。タルトはフランス語、トルタはイタリア語。

妻R「あなたが有名になれば、私はその妻ということで売り出せるわ。ジローラモの奥さんがイタリア料理で売り出すように」
私「あなたが先に有名になって、私がその夫ということで売り出しても良いんじゃないの?」
妻R「それは駄目!」

なんのカリスマになるか思案中。




「母国考(中津燎子著)」情報センター出版局

2005-08-22 03:15:04 | 読むべし 外国語学習
「母国考(中津燎子著)」情報センター出版局を読み終えました。
彼女の「なんで英語やるの?」文春文庫と、「再びなんで英語やるの?」文春文庫がとても面白かったので、ブックオフで見つけた本書を 105円でゲットしたものです。

この本がアマゾンその他で入手不可となっているのは非常に残念だと思います。
古本屋、あるいは図書館で探してください。

母語形成の為の重要な時期に、母語の定着がきちんと図られないと、いわゆる「セミリンガル」になって、思考の枠組みができないなどの問題ありという点は、講談社ブルーバックスの「バイリンガルの科学」などに詳しいですが、本書ではさらに一歩進んで、本人のアイデンティティークライシスに至ると言う点で、極めて重要・危険な問題をはらんでいるということを述べています。
その点についての親の理解が希薄である点についても述べられています。

読み物としても面白いのでお薦めです。

ご興味のある方は貸し出しますのでご連絡ください。



中間流通機能排除による効率化について

2005-08-21 18:23:25 | Weblog
勘違いしたおじさん達が、キャバクラ嬢にお金をつぎ込み、
キャバクラ嬢は稼いだお金をホストクラブにつぎ込む。

キャバクラ嬢にはお金は何も残らない。

結局のところ、お金はおじさんからホストクラブに移動しているということだ。

よって、この資金の流れを効率化するために、今後はおじさん達はホストクラブに行くべきである。



かつてトイレの個室でカレーを食べていた男性が、物流の効率化について考えを巡らした結果、カレーを食べるのをやめ、トイレに流したのと全く同じ発想である。


家庭内暴力

2005-08-20 23:20:09 | Weblog
妻R「ねぇ、Tさんち、旦那さん酔っぱらうと奥さんに暴力振るうらしいわよ」
私「へぇー、ひどいね、それは。我が家はそんなことないねぇ」
妻R「でも、時々言葉の暴力に耐えられなくなることがあるわ」
私「えっ?」
妻R「あんなにつまらないギャグをずーっと聞かされ続けるなんて。暴力以外の何物でもないわ」
私「.....」


(ご参考) 昔の日記

家庭内暴力
at 2002 10/06 19:39 編集

妻R「バシッ」
私「なんで叩くんだよ!?」
妻R「右手」



ドレスデン国立美術館展

2005-08-20 21:49:00 | Weblog
土曜日。お休み頂いております。

今日は上野の国立西洋美術館に、ドレスデン国立美術館展を見に行きました。

ロンドンに住んでいた頃に南ドイツを旅したことがあり、その時のドレスデン国立美術館の印象は強烈なものであった。
特に地下の宝物殿は、妻Rが見てきたいくつかの宝物コレクションの中でもピカイチであり、今回もかなり期待していた。

計測機器や、絵画・磁器などが中心で、妻Rの期待していた宝飾品はわずかでしたが、それでもすごさを伝えてくるに十分のものがありました。

遅いランチの後、新宿のヨドバシカメラへ。
入り口のところで、イタリア語学校「文流」のエルマンノ・アリエンティがスキャナーを抱えて出てくるのにすれ違いました。

妻Rが最近狙っているのは、超大型液晶テレビ、あるいは、ホームシアター用のプロジェクター。
店内には8月1日に発売されるシャープの65インチ液晶テレビが展示されていました。

妻R「良いねぇ、やっぱり。大きいのは。でも我が家には65インチは大きすぎるから、37インチくらいにしておきましょ」
私「おいおい。まだ買うとは誰も言っていないよ」
(久しぶりに聞きました。妻Rのおねだりテクニック。絶対手の届かないものをまず提示して、その後に手が届くものを提示することで、倹約したと思わせながら欲しいものをゲットする手口。恐るべし)

ギュスタヴ・モロー展

2005-08-19 22:17:43 | Weblog
金曜日、お休み頂いておりました。
渋谷の Bunkamura で、ギュスタヴ・モロー展を見てきました。

モロ見えです。(意味不明のダジャレ)

ロンドンに住んでいた時に、パリのギュスタヴ・モロー美術館に行きましたが、家を改装して美術館にしていたその造りがその画風にあって、どことなくおどろおどろしかったのを覚えています。
その時は、画集をなぜかドイツ語版で購入しました。日英仏伊語のいずれも売り切れだったというのは考えにくいので、なぜドイツ語だったか今では謎ですが、「そのうちドイツ語やるだろうから」と自分に言い聞かせていた記憶はあります。

さて、見終わって、近くの本屋「ブックファースト」に入ったら、「ギュスタヴ・モロー展前売り券、発売中」の張り紙が。

げっ!

みなさま、事前にブックファーストにて前売り券の有無をご確認ください。



大学で世紀末芸術の授業を取っていたこともあり、このあたりのおどろおどろしいのは好きです。
発見は、パリのギュスタヴ・モロー美術館の初代館長がジョルジュ・ルオーで、彼がモローの弟子だったということでした。