サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

2000/4

2000-04-30 14:52:14 | Weblog
シーチキン
at 2000 04/25 05:26 編集

1月25日に、以下の日記を書きました。

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日曜の昼食は、近くのコンサートホールの二階のレストランで。
メインはJohn Dory という、人の名前のような魚。
たまたま、土曜日のタイムズの料理コーナーに紹介されていたのを覚えていて、迷わず注文してしまった。

切り身になって出てきた形からは想像もつかないが、元の形は極めてぶさいくである。
味はなかなか。
フランスの一部では、Poulet de mer (海の鶏肉) と呼ばれているらしい。

そういえば、シーチキンというのは英語ではないらしい。和製英語としては良い出来だ。

>>

アメリカに、チキン・オブ・ザ・シー という会社があるということを知り、ひょっとしたら、シーチキンは立派な英語ではないかと、考え始めております。











闘牛
at 2000 04/05 07:39 編集



南スペイン(アンダルシア地方)への旅行(7泊)から帰って来た。
レンタカーをして、各地を回ったのだが、3日目に風邪を引き、それからは辛い旅行だった。

南スペインでは闘牛が盛んで、それぞれの土地に必ず闘牛場があり、BARの壁には、歴代の地元の闘牛士達の写真、次回の開催を告げるポスターが貼られていた。

小都市の闘牛のポスターに登場する闘牛士は、老けた人が多い。やはり若者は大都市の舞台を目指すのだろう。

アンダルシア地方の名物料理。牛のしっぽ。
行く先々で、名物料理としてメニューにのせられていた。




レンタカー
at 2000 04/06 07:52 編集



旅行初日は、ロンドンのStansted 空港から、Malaga空港へ。
普段平らな土地に住んでいるイギリス人達は、スペインの険しい山々を見て、驚いている。
Avis で予約していたレンタカーに乗る。
普段オートマ車を運転しているので、ここでもオートマ車。フランス・イタリア・スペインは、オートマ車が少なく、レンタカーは事前に予約しておかないと、まず見つからない。(ラテンの血が騒ぐ彼らは、みんな自分はF1のドライバーだと思っている)
出てきた車はアメリカ車(クライスラー)。普段乗っているGolfよりでかい。
静かで安定しているのだが、狭く曲がりくねったスペインの町中を走るのには、あまり向いていない。

初日の宿泊地はRonda。
お奨めです。泊まったホテルSan Gabrielは、最高にお奨めです。ホテルの雰囲気が非常に良く、従業員もとても親切で愛想がよい。
車を少し離れたところに路上駐車してもらっていたのだが、翌日ホテル前まで持ってきてもらうと、車の後部にばく大な量のハトの糞。
それでも、とても愛想の良い従業員は「素敵な車ですね。本当に素敵な車ですね」と繰り返していた。
車のキーを見れば、レンタカーだってわかるのに、レンタカーを褒めてどうするのでしょう。
褒めてくれなくて良いから、ハトの糞を取って欲しかった.....
ハトの糞はそれから7日間、ずっと車にくっついていた。
人の車だし、風邪で苦しんでいたし、きれいにしようという気にならなかったのだが、7日目にすごい雨になって、固まっていた糞が緩んだので、駐車場に落ちていたプラスチックの板きれでそぎ落とした。

ぼくは、きれい好きなので。








コルドバ
at 2000 04/07 06:39 編集

教会の周りにみやげやが立ち並ぶ。
目に付くのは、「KODAK」の文字。
ここでも、あそこでも、コダックのフィルムを売っている。
結婚のお祝いにはコダックのフィルムをどうぞ。コダカラー(子宝)

お粗末でした。





Fortuna
at 2000 04/09 18:56 編集



幸運という名のスペインのたばこ。
たばこを吸って肺ガンになっていたら、何がFortunaかと思うが。

イタリアのたばこは 「MS」
Monopolio dello Stato (国の専売)の略である。
単純なネーミング。







誕生日
at 2000 04/10 07:36 編集

38歳になってしまった。

ミラノ勤務だったときに、支店のイタリア人から「イタリアでは、誕生日を迎える人がみんなにケーキをごちそうするんだよ」と言われて、人数分の小さいケーキを会社に持っていった。

それから私が会社を移るまでの三年間、誰も誕生日を迎えなかったようだ。



セビリヤ
at 2000 04/11 07:42 編集

セビリヤの街。弁護士が看板を出している。

Abogado ...... 弁護士のことをアボガドと呼ぶ。

ちなみに、アボカドことはAvocadoアボカドと呼ぶ。

「カ」の濁点に注意。
スペイン語では、VとBの発音が同じということで、まぎらわしい。




人違い殺人事件
at 2000 04/12 07:33 編集



私「あっ、虫が飛んでる」
妻R「つぶして」
注.田舎育ちの私と違って、都会育ちの妻は、虫が嫌いである。

妻R「放っておくと、服食べちゃう」
私「しょうがないな。バシッ(つぶした)」
妻R「白っぽくて、光ってて、細長い虫だった?」
私「灰色」
妻R「8ミリくらいだった」
私「1.5センチ」
妻R「違う~」
私「殺せっていったのは君だよ」
妻R「私は知らないって、お巡りさんに言うよ」
私「殺人罪じゃなくて、殺虫罪(剤)だ」
妻R「虫も殺さないような人だったのにぃー(泣き崩れる)」







ハーバード流「No」と言わせない交渉術
at 2000 04/14 06:38 編集



相手に「No」と言わせないためには、Yes / No で答えられる質問をしてはいけない。


海外にいると、題名だけで本を取り寄せるケースが多い。どうしても、はずれるケースが出てくる。
この本もはずれの一つ。即、本棚の奥にしまわれて、引っ越しの際に捨てられた。





M副社長夫人、ぎっくり腰になる。
at 2000 04/17 03:51 編集



M副社長「うちの奥さん、ぎっくり腰になっちゃったよ」
私「痛みはあるんですか?」
M副社長「右側が少し痛いみたいだね」
私「取りあえず注射で痛みを抑えて、少し良くなったら水泳ですかね。気功なんかも効くらしいですけど」
M副社長「気功って、あの触らないで治しちゃうやつ?」
私「そうですよ」
M副社長「僕、ああいうのダメなんだな。触らないで治しちゃうなんて」
私「触って欲しいんですね?」
M副社長「そう、そう」
私「.....」








ロッカン神経痛
at 2000 04/19 06:09 編集



朝起きると、右のお尻のあたりが痛い。昔のぎっくり腰がぶり返したか?

私「まずいな。僕もぎっくり腰かも知れない」
妻R「気をつけなさいよ。ロッカン神経痛になるわよ」
私「なんじゃい、そのロッカン神経痛って言うのは?漢字でどう書くのだ?」
妻R「肋骨(ろっこつ)の肋に、間じゃないの?」
私「本当か?」
妻R「ひょっとしたら、六感かもしれない」
私「それは、どんな神経痛だ?」
妻R「きっと、一カ所が悪くても、手とか足とか、六ヶ所が痛くなる神経痛よ」
私「両手両足で4カ所。頭を入れて5カ所。6カ所目はどこだ?」
妻R「???」
私「(じっと下半身を見て)それは痛そうだ。」
妻R「.......」

正解は肋間神経痛でした。




ロンドンマラソン
at 2000 04/22 07:59 編集



今年もロンドンマラソンが終わった。
98年、99年と、申し込んだが抽選で落ちた。
さすがに2000年の4月には帰国になっていると思って、今回は申し込まなかった。
会社の同僚に、申込書を譲ったのだが、どうも彼は申し込まなかったらしい。(大本君、君のことだよ)

ロンドンマラソンが終わると、走り始める人が増える。ジムのランニングマシーンも人がいっぱい。

来年こそは帰国になっているだろうが、一応僕もトレーニングを開始した。
(本当は年に一度の健康診断に向けて、体重を落とそうとしているのだ。先月のスペイン旅行でつい油断したら、たっぷり栄養をとってしまい、ズボンがきつくなってしまった。会社の先輩のKさんは、体重計に乗る前に、メガネを外していた。そこまではしたくないが。)




Shock Absorber
at 2000 04/24 07:40 編集

妻Rのトレーニングパンツを買いに、スポーツ用品店に行った。女性もの売場には、テニスのクルニコワが使っているベルレイのShock Absorberスポーツプラも置いてあった。

昨年のウィンブルドンの時に、いつものアディダスの派手な色のウェアで登場したクルニコワは、「ウィンブルドンは白じゃないとダメ」と言われて、観客の前でウェアを脱いだのだが、その時にしていた黒のShock Absorberが非常に印象に強く残っている。

彼女のようにグラマーで、自前のエアバッグを備えているような人に、Shock Absorberという名前はふさわしくない様な気がするが、揺れを吸収するという意味では、正しいネーミングかも知れない。






仏陀
at 2000 04/26 05:47 編集



ミラノ勤務だった頃、支店長の家に、キリスト教への入信を勧める人が来たらしい。
支店長の奥さまは、イタリア語はまだ良くわからなくて、インターフォン越しには何を言っているかわからなかったので、取りあえず、部屋の入り口まで上げたそうだ。

そこで、勧誘の女性は、キリストを信じますかといった内容のことを話し始めたらしい。

支店長の奥さまは、相手が何を言っているかさっぱりわからないし、かといって、わからないと言うことを説明するほどのイタリア語もまだ覚えていなかった。
勢い余って、口から出た言葉は、「Io sono Budda ! (私は仏陀よ!)」

「私は仏教徒よ」と言いたかったのだが、Buddistaという単語は、まだ知らなかった。

「私は仏陀よ」と言われた相手の人は、仏陀に、キリスト教徒になれと言うわけにも行かず、そそくさと去っていったと言うことだ。






髪を切りました
at 2000 04/30 07:26 編集

短くしました。
失恋したわけではありません。
いつもの床屋で、「いつもぐらいで良いですか?」と美容師さんに聞かれて、「良いですよ」と任せておいたら、こんなになってしまった。
妻Rには、「板前さんみたい」と言われ、会社では「ジャパニーズ・パンクか?」と聞かれ、もうしばらく、髪が伸びるまでは恥ずかしい日々が続く。



ロッタリー
at 2000 04/30 07:30 編集

今週のロッタリー(日本では「ミニロト?」)で、我が家の経済状況は一変しました。

ロッタリーのおかげで、いままでより、1ポンド貧乏になりました。