サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

2000/6

2000-06-30 01:33:35 | Weblog
男性名詞と女性名詞
at 2000 06/04 05:23 編集

妻Rが、友達から聞いた話。
彼女がフランス語をフランス人から習っていた時のこと。
フランス人の先生が言いました。
「自動車、自転車、バイク。またいで乗るものは、みんな女性名詞です。だって、セックスの時に、女性が下になるでしょ」
生徒達「.......」



バリウム (続編)
at 2000 06/05 05:41 編集

先月、バリウムの日記の中で、「バリウム混じりのうんこがなかなか流れなかった」と書きましたが、「流れなかった」が、正当です。
お詫びして、訂正いたします。
イギリスの3連休をはさんだこともあり、結果的に5日間ほど流れずに残っていたようです。

このトイレ(個室)では、かつて、作業を開始してまもなく避難訓練の非常ベルがなって、あたふたしたことがあります。

「流れない」で思い出しましたが、大学時代に住んでいた寮で、断水になったことがありました。朝一番で、手洗いのところはまだ水が出たので、大丈夫だろうと、個室に入ったのですが、いざ流そうとすると、水が出てきませんでした。
和式便器の水洗トイレで、さすがにそのままにしておくのも忍びなく、トイレットペーパーを何重かに折って、地引き網の要領で、向こうに押しやりました。
このときに、「ワッサ、ワッサ」とかけ声をかけながら引いていたのですが、これがドイツ語の「Wasser(水)」から来ているのは言うまでもありません。

この経験から、Wasserという単語はすっかり身に付き、その後スイスの山の中でオーバーヒートしたときにドイツ人に「Wasser! Wasser!」と叫ぶことができたのでした。



会計士(かいけいし)
at 2000 06/11 08:02 編集

M副社長にお願いして、主計に係り替えをしてもらった。一定の実務経験がないと、会計士を名乗れないのだ。

同僚のO君が、毎日「会計士のPDCAさん」と呼びかけてくる。
まんざらでもないが、まだ正確には、会計士ではない。

しかし、ある日、彼の呼びかけが、口ごもっていることに気がついた。良く聞いてみると、
「かいけいしのPDCAさん」
「か~けいしのPDCAさん」
「か~けしのPDCAさん」
「ど~けしのPDCAさん」
「道化師のPDCAさん」

なんと、彼は僕のことを道化師と呼んでいたのだった。
心の底では、僕のことを馬鹿にしていたのだ。ひどい奴だ。
今度「ど~けしのPDCAさん」と呼びかけてきたら、「ど~けち(どけち)のO君」と言い返してやろう。



道化師のすすめ
at 2000 06/11 20:46 編集

というわけで、道化師になったPDCAです。
こちらのAccounting Business という雑誌の6月号に、David Firth という人が記事を書いています。「組織には道化師が必要だ」という内容です。

ここで言う道化師は、サーカスに出てくるピエロではなく、シェークスピアに出てくるような、王様が自分の近くに置いておく道化師(Fool)です。

組織が変わっていくためには、社員を変えていかなければならないのですが、採用の段階では、自分と同じタイプの人を採用してしまうので、結果的に居心地の良い、同質的な組織が出来てしまう。そういった組織の中で、道化師は、周りの人から距離を置いて、多数意見に対しても、しっかり反対意見を述べるのです。

当時の道化師は、ずけずけとものを言っても、王様にかわいがられていたのですが、現代社会では、窓際に追いやられるかも知れませんね。

それでもやっぱり、立派な道化師になりたい。



合併担当者の悲劇
at 2000 06/19 01:32 編集

あさひ銀行は、合併を白紙に戻しましたが、うちの会社の親会社の銀行は、予定通り合併するようだ。
私の帰国もさらに、後ろにずれるようだ。
そもそも、欧州通貨統合対応が終わったら帰国の予定だったのが、社長が交代して、2000年問題担当になった。それが終わったら、帰れるかと思ったら、今度は合併だ。
合併といっても、結局最後まで残って、事務机を業者にたたき売って、オフィスの掃除をしてそれから帰国すると言うことだろう。
付加価値のつかない仕事.....



姓名判断
at 2000 06/20 03:07 編集

妻Rは、姓名判断をした結果、旧姓では「奇人変人運」と言われ、改姓後は、「浮草稼業運」と言われ、怒っていたけれど、奇人変人と結婚してしまった僕のことはどうしてくれるんだ。



マスクウーマン
at 2000 06/22 05:00 編集

花粉の季節になって、妻Rは非常に苦しんでいる。
鼻水だらだら状態なのだが、医者には頼らず、アロマセラピーで、自分で薬を調合している。
調合した液を、ティッシュに垂らして、それをマスクの内側に入れている。

日本では、風邪をひくとマスクをするのだが、こちらではマスクをかけた人など、決してみない。見かけるとすると、口裂け女か、お医者さんか、伝染病患者か、妻Rくらいである。

車の運転をするときも、マスクをかけたままなので、信号待ちの時など、道行く人が気がついては、驚いたような顔をする。あからさまに、指さして笑う人もいる。周り中の友達に教える人もいる。

それでも、マスクウーマンはくじけない。

さすがに車を降りると恥ずかしいらしく、マスクを外すのだが、しばらくすると液を垂らしたティッシュを鼻に当てては「スー・ハー・スー・ハー」している。まるで麻薬患者である。

今朝も出かける前に、家の中でマスクをしていた。
一階から三階まで駆け上がってきた彼女は、ゼーゼーと息を切らしていた。
鼻づまりとマスクとで、息が十分に出来ないのだ。陸上の高地トレーニングに通じるものがある。

こうして、マスクウーマンはますますパワーアップしていくのだった。



アニマル
at 2000 06/25 05:53 編集





古文
at 2000 06/25 06:11 編集

妻R「高校の時は、何の科目が得意だった?」
私「英語かな」
妻R「私は、英語は苦手だった。理科はどう?」
私「理科は苦手だったね。でも、古文は好きだったよ」
妻R「こぶん? 私は、親分の方が好きだけど」
私「.....」



エステジェンヌ 毛穴吸引スポットクリア
at 2000 06/25 06:17 編集

エステジェンヌ 毛穴吸引スポットクリア が、日本から届きました。
妻Rは面白がって、私の鼻の汚れを吸い出そうとします。
妻R「出てくる。出てくる。」
「やりすぎはいけません」と注意書に書いてあるにもかかわらず「あともう少しで取れる」とずっと続けていたために、私は翌日会社に、鼻にあざをつくって行くことになりました。
鼻にキスマークが出来たようなもの。
強力ですので、ご注意。