サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

2000/11

2000-11-30 01:08:58 | Weblog
イギリスのジョーク 2
at 2000 11/01 06:59 編集

母と子の会話

母「ジミー、どうしたの、目のまわりにあざ作って。良い子はけんかしないって、あれほど言ったでしょ」
ジミー「わかってるよ。相手が良い子だと思って、殴ったら、奴は良い子じゃなかったんだ」



M副社長帰国
at 2000 11/03 16:42 編集

私の日記に色々と話題(笑い)を供給してくれたM副社長が、来月初めに帰国することになった。
「一緒に最後まで残って、統合の後かたづけしようね」と言っていたのに....結局私が机を売る係です。

筆者注
当社は統合により、11月一杯で営業を終了し、その後什器・備品の処分などに入ります。

「今が大事な時期だから」と、人事評価をちらつかせながら、部下を働かせていた人事担当副社長。結局、M副社長にとっての大事な時期だったのではないか。

筆者注
「今が大事な時期だから」と言っていたのは、実際は私の方で、M副社長は、決してそんなことはおっしゃいませんでした。とても良い方でした。

私の帰国は来年2月の予定です。



サンデー
at 2000 11/04 03:58 編集

当社のO君が、ドーバーを渡って、フランスに行った時の話。
週末に買い物をしようとして、大きなスーパーに電話をして、営業しているかどうか聞いてみた。
O君「サンデーは、開いてますか」
店の人「開いてますよ」

そして日曜日に行ってみると、なんとお店は閉まっている。
O君「なにぃ~」

どうやら、お店の人はフランス語の samedi(サムディ、土曜日のこと)と聞き間違えて、「土曜日は開いているよと言ったらしい」
フランスに行ったら気をつけましょう。

ちなみに妻Rは、土曜日に「今日はサンデー・タイムズ買わなくていいの」と聞いたことがある。
「日曜日にしか発売されないんだよ」

週刊少年サンデーが毎週水曜日発売なのが問題である。



自立しない夫T
at 2000 11/04 19:08 編集

僕は自分で料理はしません。(できません)
料理ができないからって、自立していないとは思わないが、周囲に料理のできる旦那さんが増えてくると、結構肩身の狭い思いをする。
たまには、あなたが作ってよ。と妻Rに言われると、「じゃあ、外食しようか」となるし、妻Rが出張の時など、一人で外食するのもわびしいので、夕食を抜いたりする。

同僚T「奥さん出張ですって、昨日の夕食はどうしました?」
私「妻Rが作っていったスープ。寝る前にお腹がすいたから、コーンフレーク」
同僚T「さみしいですね。外食しないんですか」
私「空腹を我慢して寝る」
同僚T「奥さんに逃げられちゃったらどうするんですか」
私「ご飯を作ってくれる愛人を見つけられるだけの資産をそれまでに作っておくんだよ」
同僚T「でも、奥さん別れるときに、慰謝料って言って全部持って行っちゃうかも知れませんよ」
私「....そこまでは考えていなかった。妻Rは、自立した女だから、少しは僕に残していってくれるだろう。」
同僚T「.....」

それでも僕は料理をしようとしない。



帰らなきゃ
at 2000 11/05 20:22 編集

日本を離れて、11年6ヶ月。
日本の事情にも疎くなり、日本語も怪しくなり、今度帰国したら、さぞや驚くことだろう。

私「牛若丸にならないように気をつけなきゃ」
妻R「.....」
私「間違えた。浦島太郎だ」
妻R「やっぱり、もう日本に帰った方が良いよ」


帰国子女が日本の学校でいじめられるのと同じ理由で、うちの会社では海外帰りの社員はずれているので「浦島太郎」と言われていじめられます。



妻R風邪でダウン
at 2000 11/07 16:05 編集

妻R「私、風邪かも知れない」
私「やった~、ゲ~ット」
妻R「何を?」
私「しまった、先に品物を決めていなかった」

と、日曜の夜はまだ余裕があったのですが、月曜の朝には、すっかり妻Rはダウン。
めったに風邪をひかない彼女には、風邪は大変つらい。
原因は、日曜日に車で遠出したときに、帰りに助手席で口を開けて寝ていて、喉をやられたもの。ロンドンはすっかり冬なので、車内は暖房をかけていました。
悪いことに、うちの車のヘッドレストがドーナツ型だったので、頭がすっぽりはまって、口を開けたまま動けなかったようです。



中山さん
at 2000 11/08 16:14 編集

妻Rは、相変わらずダウン。
一日中寝ていると、柔らかいベッドで腰が痛くなるので、サロンの床で一晩寝ることにした。(床暖房なので寒くはないのだが)
さらに、腰痛の味方、妻Rの友達、「中山さん」(中山式快癒器)も登場し、妻Rは苦しみながらも眠りについた。

翌日
妻Rの背中には、中山さんの跡が4カ所、くっきりあざになっていました。
あまりの気持ちの良さに、中山さんをしたまま眠ってしまったようです。



パーティータイム
at 2000 11/09 16:29 編集

今週金曜日は、お別れパーティー。
いつもは12月にクリスマスパーティーをやっていたのだが、今年は11月末で当社清算ということで、お別れパーティー。
みんな、パーティーのメインのひとつ、カラオケに向けて練習しているようだ。
仕事中も、無意識のうちに鼻歌を歌っている人がたくさんいる。トイレの中でもそうだ。
英語の歌しか無いのが、われわれ日本人には辛いところ。私は、先週末にCDを2枚買って、現在特訓中。毎回毎回、ビージーズを歌うわけにも行かないし。
この一ヶ月は、毎週カラオケに行っている。先週など、喉が筋肉痛を起こしていた。昨日も「い○い」さんと、練習に行った。
当社K部長は、普段は郷ひろみの「アッチッチッ(GOLDFINGER '99)」を踊り付きで歌っているので、今回は英語オリジナルでRicky Martinをやると言っていたのだが、どうも、練習のしすぎで腰を痛めたらしく、今回は歌わないとしょげていた。



宴の後
at 2000 11/11 23:18 編集

お別れパーティーは、深夜一時まで異常な盛り上がりを見せました。
M副社長のお気に入りで「私はシンガーだったの」と言っていたイ○○○ッドちゃんは、「私はダンサーだったの」と言ったかと思ったら、踊りまくっていました。
M副社長は、最後のパーティーでもあり、イ○○○ッドちゃんを中心に、まんべんなく女性と踊っていました。

会社が無くなってしまう過程で、社内のムードも沈滞していたのが、奇妙な盛り上がりで一体感が醸成されました。「来年も集まるぞ」とのイアン(毎年司会をやってくれている)の言葉に、みんな強く頷いていました。

「今日は社長と飲み比べだ」と意気込んでいた我が社の若手三人組は、剣道の達人社長に返り討ちにあって、のたうちまわっていました。



旅に出ます
at 2000 11/14 16:35 編集

ヨーロッパの「三大がっかり」の一つである、コペンハーゲンの人魚像を見に行ってきます。

妻Rが、帰国までに絶対行くと強く主張していたのですが、何でそんなものが見たいのかとしばらくわかりませんでした。
しかし、真の目的は人魚像ではなく、陶器のロイヤル・コペンハーゲンだったことに気がついたとき、プロフェッショナル・コンシューマーの底力を感じたのでありました。



コペンハーゲン
at 2000 11/22 08:05 編集

行ってまいりました。
妻Rの策略にまんまと乗せられて、朝3時起きで、買い物天国のコペンハーゲンへ。

コペンハーゲンと言えば、ヨーロッパ三大がっかりのひとつ、人魚姫。
北風ピーピューの中、海岸沿いを延々と歩いて、ようやく到着。
期待通りにがっかりしたと言う意味では、期待通りで、がっかりしなかったのですが、期待通りとはいえ、がっかりしました。



クリスマスプレート
at 2000 11/24 08:26 編集

コペンハーゲンと言えば、ロイヤルコペンハーゲンを始め、陶器が有名である。
毎年、クリスマスになると、年号入りのプレートが出される。
妻Rは、自分の生まれた年のプレートをずっと捜していたのだが、6月にアイスランドに行ったときに、ついに見つけた。(年齢がばれてしまうが)
ところが、デザインが気にくわなかった。
今回、コペンハーゲンに行って、私の生まれ年も捜してみた。
なんと、昔のお墓だそうだ。
ウサギのデザインが気にくわなかった妻Rは、私のがお墓だとわかって非常に喜んだ。
お墓が気にくわないと知った、店のおばさんが、62年は、もう一つあるよと出してきたのは、なんと、人魚姫ではないですか。
64年ももう一つある。「クリスマスツリーを切りに行くところ」ということだ。
当然人魚姫は値段が高く、2500クローネ。
2200クローネにしてくれた。
対する64年は、575クローネ。
値段の違いに、不満を表す妻R。
勝ち誇る夫T。

なかなか、高い買い物だったが、満足した。

ロンドンに戻ってから知ったのは、最初のウサギとお墓は、Bing Grondahl の商品で、人魚姫と、クリスマスツリー探しは、Royal Copenhagen の商品だということ。


寒い だじゃれ
at 2000 11/27 21:43 編集

ロンドンの小学校では、さむーいだじゃれが、流行っているそうだ。
M副社長のお子さんから聞いた。
「バスガイドさんが、降りたら、すぐにバスがいどう(バスが移動)」
これからは、僕の時代だ。とつぶやくと、妻Rは、「そう言うギャグは、子供時代だけにしてもらいたいものね」と厳しいコメント。
かいがいざいじゅうにの日本人にとって、だじゃれによって日本語の感覚を維持するのはとても大切なテクニックだと思うのだが.....



いじめ!?
at 2000 11/29 04:33 編集

12月1日から、新会社に籍(席)は移るのだが、私は、このオフィスで、残務整理だ。
1日の午後の新会社のパーティーにも呼ばれていない。
2月には、帰国しちゃうから、名刺も作ってもらえないんだろうな。
新しいオフィスでの机は、拭きぬけのエレベーターホールに面しているそうだ。一種の窓際だ。
社内失業状態。
とっとと、残務整理を終えて、帰国しよう。