悔しい惨敗、完敗でオリンピックは終わった。
立ち上がり韓国は必死できて、退場者がでそうな激しいプレーの連続。大津や永井を恐れていた。
なのに自分たちのサッカーができなかった。それが悔しい、というか、がっかりだ。
2失点は防げたし、防がないといけない。韓国には防がれたのだから。
しかし山口は利き足の右をきらなければいけないところを開けてしまった。鈴木は1対1に競り負けて決められた。
そこから精神的に盛り返すチームリーダーがいなかった。
おうぎ原と東を下げるとゲームが作れなくなるのはメキシコ戦でわかったはず。
なのに今日も同じ考え方での選手交代で、どんどん悪くなっていった。
走りかてればf勝てる、といってたのに、走りまけたのは、どうしたことか？
気持ちで負けて走りまければ、韓国であろうがどこであろうが、本番では勝てない。テクニックと組織力が持ち味なのに、まったく自分たちのサッカーをしないまま終わってしまった。
負けた瞬間、へたり込んだ選手たち。見ているぼくらもテレビの前でへたり込んでしまった。
救われたのはそのあと、清武が、笑顔で韓国の選手たちをたたえて握手したとき。
日本人らしく、正々堂々と闘い、いさぎよかった。
激しさで勝てなくても、恐れない強い気持ちとテクニック、組織力を、発揮できれば勝てる。
ここからだ！
頑張れ！
日本サッカー！