ユーロな日々

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マドリードダービー これでは満足できない [アトレティコ×Rマドリード 0-2 リーガ第21節]

2008年01月21日 | 欧州2010-2003
アトレティコが好調なので、かなり期待していたのだが、マドリードダービーにしてはやや低調だった。
開始5分、レアルがロビーニョのみごとなプレーでラウルの先制打が決まったが、その後はアトレティコが圧倒的に攻め立てた。
しかし、カシージャスがスーパーセーブを連発すると、ツキが落ちたようにポストに嫌われ、攻めても攻めてもアトレティコはゴールを決められない。
すると40分、ファンニスティロイの難しいシュートが決まって、レアルには簡単に2点目が入ってしまう。
アトレティコの選手たちは不条理だと思ったろうし、内心では落胆もしただろう。

後半が始まっても、アトレティコは前半序盤のようないい形がつくれない。
アギーレはなかなか選手交代をせず、何が何でも追いつくぞというムードが生まれない。
選手たちはしだいに運動量が落ち、動きもチグハグになっていった。
そして無得点のままアトレティコの敗北が決まった。
確かにツキもなかったが、采配が後手だったという印象はぬぐえない。こうしていれば、ああしていれば、という悔いの残るゲームだった。

レアルはそれほど良かったわけではなかったと思う。
カシージャスが前半で2点は防いだろうし、ポストに当たったシュートも何本あったろう。1点でも決められていれば、まったく違ったゲーム展開になったのではないか。
そのほうがもっと激しい、すばらしいダービーになったような気がする。

[アトレティコ×Rマドリード 0-2 リーガ第21節]