守備的ではないが、慎重な戦いが続いた。
Rマドリードは先にチャンスをつかんだ。
ディアラのヘッド、エメルソンのシュートは決まっていてもおかしくなかった。
が、決まらず。
そして後半40分、セビリアが先制する。
FKの競り合いから、マレスカがスーパーシュートを決めてしまった。
カシージャスにはどうしようもなかったろう。
早くラウルを下げて,グティを出すべきだと思っていた。
カペッロは後半15分にそうした。
あわせて、ミゲルトーレスもさげて、シシーニョを左に回した。
その3分後、グティのすばらしいスルーパスにファンニイスティロイが飛び出し、きっちりと決めた。
すばらしい。
これで逆転までいくだろう。
ロビーニョを下げるべきだ。シュートを打たず、倒れてばかりいる。イライラする。イグワインのほうがいい。
そんなことを考えていると、セビリアのビッグチャンスがきた。
凍りつく。
しかしアウベスが外してくれた。
ツキがある。このツキをつかまないといけない。
後半、またグティがやった。
スーパースルーパス。
ロビーニョが飛び出して、決めた。すばらしい。
ところが、あまりの馬鹿騒ぎに、レッドカード。
ロビーニョの退場だ。まだ後半33分。どうするんだ。
と、思うと、アイトールオシオが退場。
荒れてきた。
まだ、カードがでそうだ。
後半40分。右に回ったセルフィオラモスが突進してシュート。
GKがはじいたボールをファンニスティロイがヘッドで3点目。
ゲームは決まった。
これでバルサを逆転する可能性が残った。頑張れ!
うかれていると、ロスタイムにチェバントンにFKを叩き込まれる。
スタジアムは静まり返る。
しかし、なんとか逃げ切った。
これで、まだいける。
奇跡の逆転優勝を!
[Rマドリード - セビリア 3-2 リーガ第33節]