ユーロな日々

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すばらしいファイナル 制したのはチェルシー  [チェルシー - マンU 1-0 FAカップ決勝]

2007年05月22日 | 欧州2010-2003
決勝にふさわしい緊張感あふれる序盤。
 そうほうとも慎重で守備に細心の注意をはらっている。
 ともに一回づつチャンスがあったが、あっという間に時間が過ぎていく。
 中盤でのせめぎあいではチェルシー勝ったが、マンUはルーニーとロナウドが最終ラインの裏から飛び出して、あわやという場面を作った。
 が、ともかく前半は0-0のまま終了。

先に動いたのはチェルシー。
 後半頭から故障していたロッペンをあえて投入。 しかし本調子ではなく、うまくいかない。
 シェフチェンコ、バラックがぬけてかつてのような筋肉質の強いチェルシーに戻るかと思ったが、期待はずれの内容だ。
 中盤の選手の動きまわっての分厚い攻撃がでない。
 マンUはルーニーがすばらしい突進でチャンスをつくったが得点できない。
 ロナウドはミラン戦のときと同じようにマークされて自由にできない。
 双方の守備力が攻撃力を上回ったまま延長戦に入った。

マンUはアランスミスをいれ、チェルシーはカルーを入れた。
 前半13分、ルーニーが右から鋭いボールをいれ、アランスミスとギグスが飛び込んだ。
 テリーとエッションは抜かれていた。
 ギグスの足が早かったが、ツエフが止めた。
 その直後、ドログバにビッグチャンスがきたが、ヘッドは枠にいかない。

後半に入り、ロッペンをさげてアシュリーコールを投入。彼も故障あがりだ。
 後半24分、マンUはギグスを下げてスールシャール。
 しかしその2分後、後ろからミケルが放り込んだボールをドログバがランパードに渡してすぐさま反転してゴール前に突進。
 ランパードは狙い済ましたようにドログバの前にパス
ファンデルサールが飛び込んできたが、ドログバの足が速かった。
 ボールはゴールに吸い込まれた。
 やはり恐ろしいフォワードだ。

そしてゲームセット。
 聖地ウェンブリーでの、すばらしいファイナルだった。
 イングランドサッカーの底の深さを感じた。

[チェルシー - マンU 1-0 FAカップ決勝]