ユーロな日々

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マドリード 何とか辛勝したが、このままではダメだ [マドリード ヘタフェ 1-0 リーガ14節]

2005年12月04日 | 欧州2010-2003
復帰したロナウドが決めて、前半を終えた。
やはりこの男だのみなのか。
確かにデイフェンダーにマークされながら、一瞬の隙をついて右隅に叩き込んだシュートはすごい。
しかしこのゲームだけでは困る。エトーのように毎試合、決めてくれないと。
セルヒオラモスが前節退場なので代わりにファボンが入ったが、はっきり言ってこのほうが安定している。セルヒオラモスはセンターバックとしては、はやり経験不足なのだ。
しかし、とった以上使わないといけない選手だ。ビボーテで使っても経験は増えないのだから、リスクを犯して最終ラインで使うしかない。
ロビーニョはあいかわらずだ。大したことない。
これならオーウェンで十分だったではないか。モリエンテスを買い戻してもよかった。
バティスタのほうが相手は嫌だろうと思ったが、ルシェンブルゴも後半頭から代えてきた。
バティスタがついに野獣に戻るかと期待したのだが、ベッカムがリキへのファウルで一発退場になってプランが崩れてしまった。
少し厳しい判定だったが、このレフリーはなかなかへそ曲がりなので、注意すべきだった。
しかし幸いにヘタフェもシーズン序盤ほどの勢いがなく、攻めるが決めきれない。
結局10人のマドリードは逃げ切った。
でも攻撃に迫力がない。バルサとの力の差は歴然としている。このままではダメだ。
前はロナウド、バティスタでいき、ロビーニョはサブでいい。
それから、やはりサイド攻撃が足らない。
特に右サイドだ。ベッカムはどうしてしまったのだ。異常なまでにべッカムに執着するエリクソンでなければ、代表でもショーンライトフィリップスあたりにポジションを奪われても不思議でない。

結局この男が入ってきてから、マドリードは何ひつつタイトルを取っていない。
金をもたらしはしたが、その金を使っても無冠のままだ。
ラポルタは本当についていた。
必死で取りにいったのに、ベッカムに拒否されたことだ。
それでラポルタは目玉をロナウジーニョに変更したのだ。
ロナウジーニョがこれほどまでに大ブレークするとは思わなかっただろう。
一方ベッカムの高額な年俸に頭にきたマケレレは練習をサボタージュまでして出て行った。グティも出たいと言っていたのだ。一年後にはソラリも自分から出て行き、フィーゴはああいうことになった。
それでこのザマだ。
責任はペレスにある。

[リーガ14節 マドリード - ヘタフェ 1-0]