けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ガゴ

2009-10-27 22:14:58 | football
国王杯を待ちながら、2日続けてのASからのインタビュー。本日は、ガゴです。内容が面白いのか?と言われると、さあ……って感じですが、まあ久しぶりですし。試合までに終わるかな。

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Q:後ろ向きに進んでいるのでしょうか?
G:なぜ?

Q:出場時間が少ないようですから。
G:僕は2ヶ月間負傷していた。後退しているんじゃないよ。逆に、今は僕に起こる良いことをプラスに考えているんだ。

Q:ベルナベウがあなたにブーイングするのに、精神的に疲れませんでしたか?
G:その時も、そんなことは僕は言わなかった。シェレス戦で、僕が3つ続けてミスパスをしたのだから、ファンが怒るのは当然だ。良いことだよ。僕にとってはそれが良いことだと思うし、それで僕は強くなれた。マルセイユ戦では、ファンは僕に拍手してくれたし、すべてがもっと上手くいったんだ。

Q:シャビ・アロンソが加入した時、移籍しようと考えましたか?
G:いや、まったく。競争することが人を成長させるし、ローテーションで僕が戦える状態の試合で、プレイしてきた。

Q:アルゼンチンでは、未だに多くのことが言われているようですが、あなたとマラドーナの関係はどんなでしょうか?
G:いつも良かったよ。

Q:あなたがいつも使っているピアスを彼がプレゼントしたというのは本当ですか?
G:そうなんだ(笑)。僕がボカでプレイするときは、いつも彼が僕の傍にいて、僕を助けてくれた。彼はいつも幹部の中にいて……。いつもあのピアスをつけて試合に出るんだ。もうひとつがキリ・ゴンサレスからのもの。僕たちは代理人が同じなんだよ。
(いい人脈持ってますね、ガゴは)

Q:これまでに、ジャーナリストに「イホ・デ・なんとか」と言ったことは?
G:さあ、わからないな。それは慰めの言葉みたいなもので、アルゼンチンでは繰り返し使われるから。時には、皮肉よりも傷つけるために使われるようだね。

Q:アルゼンチンの「5」を定義してください。
G:簡単だ。常に良くボールを止めること、チームの軸となること、そして前にいる人たちのためにボールを供給するという機能をまっとうすることだ。また、確実さを増すために、前にスペースを空けないようにしながら、ディフェンスをサポートすることだ。

Q:マドリーでは、時々「アルゼンチンの5番」としてプレイしましたか?
G:僕1人が、ダイアモンド(の底)でプレイした試合はたくさんあったよ。

Q:ペジェグリーニの下でではない、それははっきりしていますね。
G:ビジャレアル戦では、そういう感じだったよ。グティが左サイドに行ったからね。

Q:シャビ・アロンソが、効果のあるエリアを分断しているように見えるのでは?
G:エステバン(グラネロ)、グティ、それから同様にカカも、前方の3つの領域で試合を決定付ける。シャビ、ラス、そして僕はもっと後ろにいて、彼らがリスクを犯しても良いプレイをできるようにサポートする。それで彼らが結果を残すんだ。

Q:カンビアッソはこんな理論を持っていました。前方に従うメディオセントロは、その生命を難しくすると。
G:確かにね。スペースがなくなり、前と後ろにいる人たちのことを考え始め、後ろ向きでボールを受けることになるんだ。

Q:マドリーでは、あなたはプレイするよりも走ることの方に役割があるように感じます。そうでしょうか?
G:当然だよ! バランスをとって保守しなければならないポジションというものがある。4人のFW がいることを考えて、もしメディオセントロたちが献身的にならず速さを失えば、チームは混乱してしまう。僕は常に、自分よりチームを優先させる。

Q:マドリーのようにウィングのないようなチームは、より予測しやすいのでは?
G:僕はそうは思わない。僕たちは平均で1試合当たり3ゴールを挙げているんだ。それで僕たちは困ってる?

Q:あなたの試合の中で何か短所はありますか?
G:そうならないように努力しているよ。

Q:あなた自身がシュートを打つのは嬉しいですか?
G:すべてのことが改善できるものだ。そういう状況に到達するのは多くはないけどね。前線にいる人たちが決められるように、アシストを供給する方が良いよ。
(完了)
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雪道講習/雪中行軍
公式でももう日本語記事になっていますが、昨日マドリーの選手たちは、チームスポンサーであるアウディのイベントに参加、選手それぞれに新しい車が提供されたそうです(レンタルね)。で、このイベントがなぜかマドリーにあるらしい屋内スキー場で行われたそうで、一部の選手たちには雪道講習が行われたとのこと。楽しいMARCAの画像集によりますと、ドレンテはドリフトをかましてくれたそうで(別名スリップとも言う)、いろいろな意味で期待を裏切らないな、ドレンテ。選手たちへの雪道講習は、おそらくまたこんなことになっても、全員ちゃんとトレーニングに出てこられるようにするためなのではないかと推測しています。


なぜベンゼマは、ちょっとかわいそうな子風味なんだろうか。

国王杯始まる

2009-10-27 06:16:42 | football
2名復帰
火曜日夜に行われる国王杯アルコルコン戦に向けたレアル・マドリーの召集選手。何回数えても、16人しかいない気がするのですが……。
(※国王杯の召集選手はMAX16人とのこと)

GK:デュデク、アダン
DF:アルベロア、メツェルダー、アルビオル、ガライ、マルセロ、ドレンテ
MF:グティ、ガゴ、ディアラ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ベンゼマ、ファン・ニステルローイ、ラウル

イケル、カカ、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモスは、先日のインターナショナルウィークにそれぞれの代表に召集されていたこともあって、休養です。負傷による召集外は、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ペペ。ラスは引き続き、家族の問題のため、クラブの許可を得てフランスに滞在中。

ルートとベンゼマが帰ってきた! のですが、いきなり2人とも先発とかあるのかな。やっぱりラウルと一緒にどちらかが先発、という可能性の方がありそう。先日のスポルティング・ヒホン戦に緊急召集されたカスティージャのアクーニャは、結局国王杯のリストに入っていませんでした。月曜のトレーニングもトップチームと一緒だったそうですが。
セルヒオ・ラモスが召集外なので、右ラテラルはアルベロアが久しぶりに出てきそうです。セントラルは、ガライが間に合いましたがこちらもいきなり出てくるかどうか。でもアルビオルが過労死してしまう。メツェはきっと出てくれるはず。
中盤は、ディアラかガゴと、グティ、両サイドにファン・デル・ファールトとグラネロ、もしくは左はドレンテ? スポルティング戦、良いとは思えませんでしたが……。
試合は火曜日の22時からです。冬時間になったから全部追いかけるのは無理だ。

先日国王杯の対戦が決まったときにアルコルコンの場所を地図で載せましたが、おそらくバルデベバスからは30分もバスに乗れば到着できるものと思われます(時間は適当ですがそんなにかからないはず)。近場での試合ではありますが、ペジェグリーニはいつもの習慣を崩さず、召集された選手たちはそのままマドリー市内のホテルにてコンセントレーションに入り、明日11時から試合に向けた最後の調整をする予定だそうです。


トレーニングは夜でした
19時30分から行われた月曜日のトレーニング。寒そうです。
グッドニュースは、ガライ、ベンゼマ、イグアインがピッチでトレーニングできたこと。特にガライとベンゼマは、負傷から完全に回復、全体練習ができました。イグアインは、フィジコと共にランニングなどのメニューを実施。アクーニャも、トップチームと一緒にトレーニングを行いました。一方で、ペペ、セルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウドはそれぞれのフィジカルの問題のため、室内での調整。ラスは引き続きフランスに滞在中。


OM-PSG延期のその後
延期された試合が行われる日は、おそらくまだ正式には決まっていないと思います。マルセイユ公式によれば、まずマルセイユが希望していた今週水曜日への延期はLFPによって拒否されたとのこと。またマルセイユのスポーツ・ディレクターであるジョゼ・アニゴは、協議されている12月2日はマルセイユのスケジュールがタイトな時期であり、11月28日はフランスvsニュージーランド戦がベロドロームで行われることになっており、1月にはアフリカ・ネイションズカップ(1月10日~31日、アンゴラ)で戦力が削がれる。であれば、2月より以前に延期試合を行うことは無理だ、と述べています。
その他、ざっとマルセイユ公式の見出しを見た感じでは、マルセイユとパリ・サンジェルマンのサポーター同士の衝突等も含め、マルセイユに責任はないということをLFPが認めるかどうか。サポーターの衝突が起きた際、クラブに罰金や、重いときは観客を入れないで試合をする、スタジアム不使用などの措置がありますが、今回の衝突は、LFPが早く決断していればかなり免れ得たはずのこと。またマルセイユが負ってしまった金銭的な損失について、延期日の決定にマルセイユの要求がどれだけ聞き入れられるか。まだまだ問題は続きそうです。

おまけですが、マルセイユ公式では、過去にマルセイユで10番をつけておりましたドラガン・ストイコビッチ監督の、美しきロングループシュート(先日の横浜戦のあれです)が紹介されておりました。「ピクシーはその才能をまったく失ってはいない」というタイトルで。この試合、たまたまテレビで見ていたのですが、最初は何をやったのかわかりませんでした。ピクシーのこの美技は、MARCAや他のいろいろなニュースサイトでも紹介され、大絶賛されておりました。退場しちゃいましたけどね。