けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

VDV

2009-10-26 19:06:22 | football
ちょっと早く帰ってこられたのを良いことに、ファン・デル・ファールトのインタビューなど読み始めてしまいました。最後までいけるかな…。元記事はASですが、公式にも既にスペイン語で出ているので、そのうち日本語にもなるかもしれません。まあいいや。


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Q:レアル・マドリーでの光が見え始めましたね?
R:そうだね、とても満足している。僕は、自分がこのチームで重要な存在でいられることを示したいし、監督は最近の試合で出場時間をくれている。

Q:マドリーは、エル・モリノン(スポルティング・ヒホンのスタジアム)で、あなたがピッチに入った最後の15分間、活発になりました。
R:堅実な相手で、難しい試合だった。僕たちにはゴールが必要だったけれど、でもそんなに悪くないプレイをしていた。他の試合ではもっと簡単にゴールに出会えることもあるけど、スポルティングにもとても良いGKがいたんだ。

Q:もう少しでゴールするところでしたが…。
R:そうなんだよ、惜しかった! 僕はすごくゴールを決めたかったんだ。ラモスが良いセンタリングをくれたんだけどね。

Q:ゴールすることについて話してください。明日のコパで決められるでしょうか?
R:そうしたいよ! ミステルが僕を出してくれるかどうかはわからないけど、でも僕にとってこの試合はとても重要だ。

Q:最高のショーケース?
R:そう、僕がプレイし続けられるということを示すためのね。僕はチャンスを生かさなければならない。

Q:クリスチアーノよりも、FKからのゴールを決められますか?
R:彼はFKからゴールを決める、世界でも最高の1人だよ。特別なんだ。

Q:コパは特別ですか?
R:そうだ。昨シーズンのレアル・ウニオン戦で、僕は悪いイメージを見せてしまった。もう僕たちのファンに、不運を与えることはできない。僕たちはあらゆるコンペティションで勝ちに行かなければならないし、だからコパは僕たちのモチベーションになる。

Q:スナイデル、ロッベン、フンテラールが移籍し、カカ、クリスチアーノ、シャビ・グラネロが加入しました。あなたが残ろうと思った理由は何でしょうか?
R:監督と彼のローテーション策だ。選手たちにも僕にも、それが基盤になっている。難しいのは理解しているけど、僕は戦いたい。

Q:でもペジェグリーニは、プレシーズンにはあなたを別扱いしていましたが……。
R:そういうことはフットボールの世界では起こることだ。監督は僕に、ポジションがないと言った。でもその時に、僕の妻の病気という問題があった(シルヴィは乳がんの治療を続けている)。そしてウェスレイとロッベンがチームを離れ、それがチームの中での僕の状況を変えた。その時にペジェグリーニが僕に言ったんだ。状況が異なったと。

Q:奥さんの病気は、残ることに影響しましたか?
R:そうだよ。僕の妻はマドリーにいて、ここで化学療法を受けている。それなのに、僕が1人で他の国で生活するなんてしたくなかった。僕は、自分の家族と共に過ごしたい。それが僕にとって重要な部分なんだ。

Q:辛い話ですね。
R:そうなんだ、僕の家族にとって辛い3ヶ月だった。病院、バッドニュース、苦痛だった。

Q:いつ彼女の病気がわかったのですか?
R:昨シーズンの、僕たちがメスタージャで敗れたバレンシア戦の前だった。僕の人生で最悪のニュースだったけど、妻は僕に、プレイし続けるようにと言ってくれた。今は、彼女はとても良くなっているよ。どんな選手も、フットボールが何よりも重要だと考える。でも時々はそうじゃないんだ。何かが起こると、フットボールは副次的なものだとわかるんだ。

Q:これだけ多くのギャラクティコと共にマドリーにいることは、個人としてどんな意思があるのでしょうか?
R:難しいことだというのはわかっている。でも、僕はここで戦いたいし、チームの重要な部分でありたい。

Q:でも当初は、召集に入らなかった……
R:そうだね、それは真実だ。でも最初の数ヶ月はフィジカル的に悪かったし、僕の頭の中にはいろいろなことがあった。監督は、トレーニングの中で僕が良い状態だとは見なかっただろう。

Q:セビージャ戦ではあなたはグラネロの前でプレイし、バジャドリ戦ではスタメンでした。驚きませんでしたか?
R:そうだね、でもそれはただ試合の中で起こることだし、僕はたくさんの試合でプレイしたい。

Q:マスコミはあなたに対して批判的過ぎると思いますか?
R:いや。僕たちフットボール選手が悪いプレイをしたときは、ジャーナリストたちが批判するのはノーマルなことだ。1シーズン通して悪かったら、もう何にも値しないと思うよ(ここ自信ない)。

Q:ペジェグリーニとの関係はどうなのですか?
R:新聞で言われていることとはちょっとだけ違っているよ。

Q:8月3日にオランダで出た記事では、あなたが監督の扱いについて「不快だ」と言ったそうですが……。
R:それはオランダメディア向けのインタビューで、ジャーナリストは僕に、ペジェグリーニについてたくさんしゃべってくれないかと頼んできたんだ。僕は彼に、たくさん話すことはないと言った。ポジションがないんだということを、彼はもう僕に言っていたから。本当に、それ以上は何もなかった。だけど、そのジャーナリストは、彼のやり方でそれを解釈したんだ。
(終わり)
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シルヴィさん、良くなっているようで良かったです。気になっていたので、少し安心した。


2人目
今日のトレーニングは現地19時30分からだそうで、選手のコンディション情報などが出てくるのはだいぶ後になりそうです。とりあえずDiario Vascoからこんなニュース。

シャビ・アロンソと彼の妻ナゴーレ・アランブルは、2010年に2人目の子が生まれる予定。既に2人の間には、1歳7ヶ月になる長男ヨンがいる。シャビ・アロンソとナゴーレ・アランブルは幼馴染で、6年前からドノスティアで交際をスタートさせた。

なんか日本語訳が型にはまった芸能記事っぽくて自分で嫌になってしまった……。

延期

2009-10-26 04:57:56 | football
09/10リーグ・アン第10節、マルセイユvsパリ・サンジェルマンの試合は、パリ・サンジェルマンから新型インフルエンザに感染した選手が出たため、現地時間25日14時に、この試合を延期することがLFPから発表された。

マルセイユ公式に書いてある経緯をざっと訳。
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前日までに、PSGの選手、ジュリとサコーが新型インフルエンザを発症していることが判明。しかしこの時点で、LFPは試合開催を決定。
しかし25日になり、PSGの3人目の選手(ジェレミ・クレマンだろうと見られているがPSGは選手を特定せず)が新型インフルエンザを発症し、さらに他に2名も同様の症状を見せていることが明らかに。LFPのメディカルコミッションは、25日12時30分に、試合の延期および今後72時間のPSGの選手および関係者の隔離を勧告。
LFP側は、「この措置は、選手や相手チームを含むあらゆる感染のリスクを避けるため、また感染潜伏期にある選手に対して医療的に難しい状況になるのを避けるためである」としてその立場を正当化している。
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当日の朝まで状況を見て決定といえば聞こえは良いですが、前日、さらに金曜日の時点で延期を決定できるチャンスはあったはず。何が問題かというと、選手やスタッフの準備もありますが、なによりもマルセイユの運営にかかる負担が恐ろしく大きい。損失金額はOM側の試算によれば35万ユーロ。さらに市内の警備の問題も。一番盛り上がる試合、というのは、ひっくり返すと非常に危険な試合なわけです。サポーター同士がぶつかるから。せめて昨日のうちに中止を発表していれば、PSGのサポーターがマルセイユに来るのをだいぶ防げただろうに。朝から気合を入れているサポーターたちが、スタジムに行ってみたら、先ほど延期が決まりましたと言われたら……どうなるかなんて私が想像するよりも、LFPの方が理解しているだろうと思っていたのですが。l'equipeの記事では、Vieux-Portで両サポーターの衝突が起き、PSGサポーターが帰宅するマルセイユの鉄道駅でも緊張感が高まっていたとのこと

延期日はまだ決まっていませんが、マルセイユ側は、他のスケジュールを考えると今週の水曜日しかありえないと述べています。12月2日という案もあるようですが、これでは31日間に10試合を戦うスケジュールになってしまう。さらに1月に延びれば、アフリカネイションズカップでマルセイユは4名の選手を取られる(これはフランスのどのチームにとっても多かれ少なかれ負担になる)。2月には国内カップ戦もある……。