けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

9年後には

2009-10-21 21:12:45 | football
波乱の翌日に
チャンピオンズリーグ第3節1日目、試合自体はまだほとんど見てないのですが、ひととおり結果をチェックしまして……恐ろしい。8試合あって、ホームが勝てたのが1試合だけって。マドリーも、今夜はベルナベウです。気を抜かないように…頼むから。


目指すは2018年
CL前ですが、ASから20日付のこんな記事。9年先の話です。

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カシージャスとクリスチアーノ、イベリア半島の立候補のイメージに。
スペインの事務局長リサベツキーとポルトガルの事務局長ディアスは、今日ブラッターに会い、2018年または2022年のW杯に向けて政府のサポートがあることを確約する。プロジェクトは統一されるだろう。またエウゼビオ、ラウル、フィーゴが大使になる予定。

スペインとポルトガルは、今日、チューリッヒにあるFIFAの本部において、2018年のW杯開催(これで敗れた場合には2022年)を希望する、イベリア半島両国の立候補の書類を提出した。両同盟国のサッカー協会の会長であり、FIFAの理事を務めるビジャールとマデイルと共に、両政府のスポーツ相であるハイメ・リサベツキーとラウレンティノ・ディアスもスイスに姿を現すだろう。両者とも、サパテーロ(スペイン首相)とソクラテス(ポルトガル首相)の、このプロジェクトに対する絶対的なサポートを携えている。
イベリア半島の立候補は、マドリードに本部を置く協会を組織する予定で、ここではスポーツ、アート、サイエンスの世界での著名人たちを抱えることになる。スペイン代表とポルトガル代表のカピタンであり、共にマドリディスタであるイケル・カシージャスとクリスチアーノ・ロナウド、この2人がこの立候補のイメージとなるだろう。エウゼビオやヘントのようなレジェンド、フィーゴやラウルのような象徴も、このイベリア半島のプロジェクトの大使役を務めることになるだろう。

RFEFは、19の都市(ラ・コルーニャ、アリカンテ、バルセロナ、ビルバオ、エルチェ、ヒホン、ジローナ、マドリー、マラガ、ムルシア、オビエド、サラマンカ、サンセバスチャン、サンタンデール、セビージャ、バレンシア、バジャドリ、ビゴ、サラゴサ)からW杯開催の請願を受けている。しかし、スペインはわずか8都市でしか開催地になれず、残り4都市は隣国となるだろう。このプロジェクトによれば、開会式(緒戦)とファイナルはスペインで行われることになり、おそらく前者はカンプ・ノウで、後者はサンチアゴ・ベルナベウになるとされている。

財源
このプロジェクトの経済的な実行可能性は、オビエド大学とリスボン(経営?)大学の詳細な共同研究によって保証されるだろう。FIFAにとって、財政政策に注意が向けられた2002年の日本と韓国共催のW杯は良い経験ではなかった。このため、イベリア共催の基金が、W杯に向けて設けられるだろう。
イベリア半島の立候補は、FIFAに既に提出されているうちの10番目に当たる。他に、オランダとベルギーの共催、オーストラリア、アメリカ、イングランド、インドネシア、日本、カタール、韓国、ロシアが名乗りを上げている。24名からなるFIFAの理事会は、2018年および2022年のW杯開催地を、2010年の12月までに選ぶだろう。

モンクロアでの、ブラッター、サパテロ、ソクラテスのサミット
ハイメ・リサベツキーは、モンクロアで、スペイン、ポルトガルの両国首相とブラッターFIFA会長とのサミットを開催するために動いている。プーチンロシア首相は既に、FIFA会長をモスクワに招待した。米国のオバマ大統領は、この夏のW杯で南アフリカに赴く予定だ。FIFAはW杯開催に対し、各国政府からの完全なるサポートを求めている。
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共にマドリーに所属するイケルとクリスチアーノ・ロナウドが、2018年W杯の共同開催を狙うスペイン&ポルトガルの、それぞれ代表キャプテンであると。うまい巡り合わせだ…まさか狙ってはいないと思うけど。フットボール的に、かなりインパクトのあるイメージキャラクターですね。2006年W杯がドイツ、2010年が南アフリカで、その次2014年がブラジル。ちなみにオリンピックは、2008年がペキン、次の2012年がロンドン、その次がリオ・デ・ジャネイロ。地理的なバランスでいくとアジア、パワーバランス的には欧州、お金を持っているのはロシアか中東……さて、どこになるんでしょうか。

2018年、いまから9年後。フィーゴは45歳でラウルは41歳。うわー。45歳のフィーゴは今とあんまり変わってなさそうだけど41歳のラウルは想像できないなあ。共催のイメージキャラになるイケルが37歳で、クリスチアーノ・ロナウドは33歳。これはまだやれてるかも。33歳のクリスチアーノ・ロナウド、フィーゴ級のシブさを身につけていてくれるといいなあ……いや、想像できないなあ……。