今日の'Olelo Hawai'iのクラスは畑=Kahua Olaで作業。
そもそも畑作業が主であるはずのMalama Ka 'Ainaでは来ないのに、ハワイ語のクラスで来るとは…。どっちがどっちかわからないねぇ…
AnuenueのトラックでKahua Olaまで登ると、Kumuがテントの横で火をおこしていた。何をするんだろうなぁ?と思っていたら、
「今日は家から2個パンの実('Ulu)を持ってきたんだ。ここで焼こうと思って」
と言って、かばんからちゃんとアルミホイルに包まれた大きなパンの実を2個取り出した。そして火がずいぶん安定したころにその実をポイッと火の中へ。
…個人用かい
Kumuの食事が火の中へ入ったところで、クラススタート。
本日の作業『タロイモ畑の掃除』
今日は欠席が2人いたから生徒7人+Kumuの8人で作業をすることに。指定されたタロイモ畑=Lo'iをみんなで囲み、水面に浮いている藻を取り除く。みんなずかずかとLo'iに入っていく中、今日初めてKahua Olaでの作業をすることになったKawehionapuaは決して入ろうとはしなかった。Lo'iには入らずに手が届く範囲でぼちぼち作業をする彼女。
…今日は私のお仲間がいるわぁ
と内心喜んでいたら、Lo'iの中で作業をしていたAnuenueとKawehiが
を見つけたらしく、
「E Shantia, hele mai!」
(Shantia、来て!)
とKawehi。
結構です、と断って作業を続けていたら、パンの実のチェックをして戻ってきたKumuが
「もしを見つけたらShantiaにあげるように」
とみんなに忠告。余計な事言わんでいい
ひとつめのLo'iがきれいになったところで隣のLo'iに移動して再び藻取り。今日はみんなが水が冷たくて気持ちいいと言うから、足だけはLo'iに入れて、淵の岩に座って作業をしていた私(
さえいないという保証があればみんなと同じように入って作業が可能)。確かに水が冷たくて気持ちいい
でもLo'iの中には入っていないので、藻を取っていくにしたがって、だんだん作業するべき範囲が遠くなっていっていた。そんなとき、Kumuが真ん中のほうから私の方にたくさん藻を押し流してくれた。
あら、ちょっと優しいじゃない、Kumu
Kumuが藻を私の方に押し、それを私が取り除く、という作業をしているところにKawehi登場。私と目が合うなり、「ほれ」とでも言いたそうな顔をしてあごで何かを指した。彼のあごが指した方を見ると…
わざわざLo'iの反対側から連れてきたんかい
変なことでKumuの忠告に忠実にならんといて!!
即、水から足を出し、Lo'iから離れる。するとKawehi、
を上陸するように促し、
陸へ。
何すんの、Kawehi!! この前、クイズの答案見せてやったの覚えてないんか?!
とちょっと
になりながらLo'iの反対側へ避難していると、今度はKumuが
「Ha'awi aku ia Shantia.」
(Shantiaに持っていけ)
とまた余計な事を。
なぜ、私なんだ? KawehionapuaだってLo'iに入ってないじゃん。…でもきっと彼女が入らない理由は汚れたくないからだと思う。だからからかってもおもしろくないんだな。
私の場合は
が嫌で入ってないもんね。だから毎回ハワイ語のクラスでLo'iに行く度、こういうことになるんだろうなぁ。
その半強制的に上陸した
はしばらくすると再び水へチャポン
Kumuはそれを目撃していた。そしてKumuの横を泳いで通り過ぎ反対側へ。
ほら、
だって上陸どころがLo'iのこっち側に来たくなかったって言ってるじゃん!
Kawehi~
無事に(?!)作業が終わった後、KumuがLo'iから1本抜いたKalo(タロイモ)をみんなに見せ、いろいろ説明してくれた。そして茎とタロイモを切り離して
「誰かもって帰るか、ん?…Shantia,どうだ?」
と進めてくれた。が、いらない。すると、
「食べないのか、Kalo?」
といわれた。うん、食べない。
これはきっといつも週末の日記で料理のことを書きまくっているからだな。なんでも食べると思った?? そりゃあ、Kuloloを作る気力があるならもらいたいけど、読むものがいっぱいあるからそんな時間&気力はないわよ。(Kuloloは摩り下ろしたタロイモとココナッツミルクと砂糖でできているハワイのデザート。Haupiaよりおいしいと思う。でも手間がかかる。Luauなんかで見つけたら絶対にGetしたい一品)
結局、タロイモはKamuelaがもらうことに。
…妙に濃い1時間だった。全くよぉ…。Kumuは多分、クラスルームとLo'iでの私の変わりぶりを楽しんでるな。
…じゃあKawehiは何?