ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

果物と野菜

2011年12月29日 | Family
昨日の夕食時、会話の話題は

『果物と野菜の定義』

だった。
これ、以前も何回か夕食時の話題になったことがあるんだよね。
この話題になるとまずは必ず子供達が学校で習った知識を言ってくれる。

学校からの知識 その1
"野菜は木にならない"

なるほど。
木になっているのは果物、ということですね。
でも地面になる物はどう分ける??
全部野菜?
ベリー系やメロン系も野菜にする??


学校からの知識 その2
"中に種が入っているのは果物"

...これはいいのか?
そんなこと言っちゃうと、きゅうりもナスもピーマンまでもが果物になっちゃうよ?
唐辛子が果物って嫌じゃない??


子供達がいろいろと定義を並べているのを聞いて"...違う、なんか違う"と思っていた母。
ついでに小さい時からよく聞いていた"トマトやすいかは野菜か、果物か"のフレーズも頭をよぎり出し...。
そんな中、究極の野菜と果物の定義を思いついた。

Shantiaによる野菜と果物の定義
"塩を加えて調理(火を通すこと)しても美味しいもの=野菜"
"生のまま生クリームを塗ったケーキに乗せても美味しいもの=果物"

これ、完璧
ジョセフ君は全てを完全に聞かない主義なのか、妻の定義を聞いてから

「...じゃあニンジンは?」

と聞いてきた。
きっとね、頭の中にはキャロットケーキがあったと思うの、フロースティング付きの。
妻はすかさず、

「生のニンジン、生クリームのケーキに乗せる?乗せないでしょ??
だから野菜」

と言って反論を跳ね除けた。
その後もジョセフ君は妻の定義にミスがあるんじゃないかと必死で調べようと試みた。

J:「Breadfruit(パンの実)は?」
S:「だからぁ、生のパンの実を生クリームケーキに乗せないでしょ?
  あれは調理して塩を加えるものなの!
  だから野菜」
J:「でも"Fruit"って付いてるじゃん」
S:「それはパンの実を知らない白人が付けたんでしょ。
  島暮らし人は"ウル"って呼ぶから問題なしっ」

J:「バナナは?」
S:「青いバナナは調理してお芋感覚で食べるから野菜。
  黄色いバナナは生でケーキに乗せるから果物。
  成長と共に変化するのよ」


ってことで、我が家の野菜と果物の定義はこれに決定。
誰かがもっと納得出来る定義を持ってきたら別だけどねぇ。
科学的理論なんて主婦には通用しない。
現にお店の野菜と果物の分かれ方も見事にこの定義が通用するし。

野菜と果物は解決したから、あとはサラダの定義だね。
アメリカに住んでるとサラダの定義が全く分からなくなるのよねぇ。

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