ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

キリ、文章を話す?!

2012年03月03日 | Family
母が出掛けようとするとすごいスピードでドアの横にスタンバイするキリ。
一緒に行きたいのはよく分かる。
我が家のドアノブにはキリ脱走防止のためのカバーがついている。
これ、キリはもちろん開けられないんだけどキリ以外も簡単には開けられない。
母がちょっとドアを開けるのに苦戦していると、

「Oh no! I'm stuck!」

って。
母、思わず固まった。
そんなこと言えるんだ。

Non-Stop Kili

2012年03月03日 | Family
留まるところを知らない魔の2歳児キリ。
移動手段は基本『走る』である。
歩いている姿は一日のうちで数分しか見られない気がする。
それくらい走ってる。
そんなに急いでどこへ行く?!って母は気になるんだけどね。

知っている単語が増えて
Apple(あっぽー)
Ball(ぼぉ)
Grape(ぐぇー)
Ice Cream(あぃっきー)
Doggy(どぉぎー)
Book(ぶぉっ)
は頻繁に聞くようになった。
ちゃんと正しく使ってるから問題なしっ。

最近は食べたり飲んだりすると

「ん~、おいし~」

と言う様に。
アクセントは『し』に付きます。
食べ物を褒めるということを知らないジョセフ君は

「...Shantiaちゃん側の血だね」

と言う。
いいのよ、美味しいものを美味しいと言えるほうが。

ガラージへのドアを開けられるようになってしまって母は非常に困ってる。
今までは鍵さえしていれば平気だったのになぁ。
気が付くとガラージに行っていろんなものを物色している。
以前は下の方に置いてあったお菓子入れ、キリがこの中に美味しいものが入っていると学ぶのには全然時間がかからなかった。
「No」と言っても触るので(触るだけじゃなくて食べるからね...)、真ん中の棚に置くことに。
これなら届かない
が!
あの坊ちゃん、他の容器を踏み台にするという技を知っている
届かないだろうと思ったところに置いたお菓子入れを何事もなかったかのように物色してお菓子を食べているのを見つけたときは一瞬「きぃ~!!」となったね。
今では一番上の棚に置いてある。
ここは母でもはしごがないと届かない。

数日前、母はランチの用意をしていた。
母がキッチンにいる時間が多いからなのかキリもキッチンは大好き。
イスを母の隣まで押してきてカウンターの上を物色するのはお決まり。
この日はストーブの上に水が入ったお鍋があった。
朝にお嬢さん達がコーンスープを作った残りの水だと思われる。
右手にスプーンを持ち、左手でお鍋の取っ手を握って水をかき回していたキリ。
ストーブに寄りかかっていたから足は自然とイスをストーブとは反対方向に押していてねぇ。
母がはっと気付いたときにはバランスを崩す直前だった。
直前だったのでもちろん間に合わず。
落ちると悟ったキリはどうにかして転がり落ちることは避けれたけど、床には落ちた。
手にはしっかり鍋持って。
えぇ、ストーブもストーブの前の床も水浸しですよ。
キリはどういう技を使ったのか袖口が少し濡れただけ。
...器用だね。

最近はお気に入りの服というものがあるらしい。
それはパジャマのズボン
いくつかあるパジャマの中で上下セパレートのウエスト部分がゴムになっている2着がとにかくお気に入り。
洗濯後のかごにパジャマパンツを見つけると自ら着替えてる。
一人勝手に♪パジャマでおじゃま♪やってます。
ジョセフ君に

「キリってパジャマパンツ好きだよねー」

というと

「そりゃだって楽だもん」

だって。
2歳児、楽を求める?!


キッチン&ダイニングで液体をこぼしたら拭く、という丁寧なところはあるんだけど、こぼす頻度が高すぎて…。
キリが拭くのに使うのはいつもキッチンのハンドタオル。
水がちょっとこぼれた、牛乳を思いっきりこぼした、というとき迷わずハンドタオルをさっと取り拭いてくれる。
キッチンのハンドタオル、洗濯が追いつきません。
気付くとタオルないからね。
妙に几帳面なところがあるのよねぇ。


キリってね、とってもかわいいんだけど母はすごく疲れる。
アレックスのスピーチやジムナスティックに一緒に連れて行くのが一番億劫。
スピーチのある建物はすごく静かだからキリパワーをいかに封じるかが毎回悩みの種。
ミニカー、iPod、そして小さなチョコレートでなんとか30分静かにしてもらうんだけどいつ爆走するか分からない。
ジムナスティックでは囲まれたおもちゃコーナーに連れて行くんだけど、日によっては全然おもちゃに興味を示さない。
運がいいときは大人しくブロックで遊んでくれて助かるんだけど、運が悪いときはひたすらおもちゃコーナーから脱走を試みるキリ。
そしてマットの上を嬉しそうに走りまわる。
そのキリを捕まえるのはとても大変。

マイキーのときも

「早く魔の2歳児時代が過ぎないかなぁ」

って思ってたよねぇ。
こういう恐ろしく手がかかる子って母の言う事聞かない割にスーパーママ大好きっ子なんだよねぇ。
バランスよく取れてるわぁ。
あのかわいさには負けるもん。
でももうちょっとお手柔らかに。
母、体力持ちません。

キリとさんま

2012年03月03日 | Family
キリはさんまの蒲焼缶が好きである。
母が食べていれば絶対に横で口を開けて待っている。

昨日の夜、フラから帰って来た母はお腹が空いていた。
ディナー食べていかなかったから当然なんだけど。
坊ちゃん達3人は既にパパからメラトニンを与えられていた。
(メラトニンは暗くなると体内で作られる成分。これのおかげで眠くなる。
アメリカには錠剤も売っている)
つまり30分以内に坊ちゃん達は高い確率で寝るはず。
現にマイキーとアレックスは既にベッドに入って寝る準備万端だった。
でもキリは基本寝る直前までパワー全快なので、この夜も母が帰ってくると大声で

「Oh、ママ!!ハ~イ!!」

とお出迎えしてくれた。

お腹が空いていた母はキッチンで軽いディナーの準備を始めた。
その横にはキリ。
ふとしたことで母が開けた戸棚にキリはさんまの蒲焼缶を見つけた。
その途端、大騒ぎしてさんまが食べたいと言い出した。
イスを使ってカウンターに登り、勝手にさんま缶を取り出してテーブルに置き、ご丁寧にスプーンを引き出しから出して缶を開け始めるキリ。
そこでご飯がないことに気付いて、再びカウンターに登りご飯用のボウルを取り出してパパにしつこつご飯を要求。
あまりにもうるさいので、パパがご飯を少しお皿に入れてあげてさんま缶も開けてほぐした身をご飯に乗せてあげた。

さんまごはんがもらえたキリは大満足でイスに座りスプーンでさんまごはんを食べ始めた。
でもね、メラトニン入ってますから、目は半分座ってた。
それでも必死でさんまごはんを口に運ぶキリの図はかなりかわいかった。
と、そこでキリがさんまを床に落とした。
それに気付いたキリは落ちたさんまを見ようとしてイスから横に身を乗り出した。
かと思ったら、頭から床に落ちた。

.
.
.

コントじゃないんだからさぁ。
眠いのに必死でさんまごはんを口にかきこみ、床に落ちたさんまを追って頭から落下ってあなた…。

泣いているキリをなだめようと抱っこしてあげると、泣きながらも目は半開きだしあくびは出るしで、眠いということが120%伝わってきたね。
そして5分もしないうちに寝た。


そこまでしてさんまごはんが食べたかったのかねぇ。
さんまの蒲焼、確かに美味しいけどさ。
母は笑いと呆れを同時に体験できたわ。