星降るベランダ

めざせ、アルプスの空気、体内ツェルマット
クロネコチャンは月に~夜空には人の運命の数だけ星がまたたいている

クロネコチャンのいる礼拝堂

2007-09-05 | クロネコチャン
☆クロネコチャン、どうしてる?
あなたが月に帰ってから、3年めの秋を迎えようとしています。。
2年前、ご近所のアメショー君と遊んでいたら、くしゃみが止まらなくなって、お医者さんに行ったら、信じられないことに、ネコアレルギーだと診断されました。
あなたと寝起きを共にした20年間、そんなことはなかったのに…
仕方ないので、里親さんブログを覗くのやめて、このブログを始めました。
それから、1年。これが176個目。あなたに届いてるかなー☆

この夏の終わり、1m競走なんて競技があったら、きっとクロネコチャンにかなう人間はいないだろうなぁ、なんて思いながら、TVで世界陸上を観戦。
短距離レースの黒人選手の素晴らしい身体の動きを見ているうちに、1万5千年前の人類が地上に残した壁画のことを思い出した。
そう、ラスコーの洞窟壁画。こんな元気な牛さんたちを追っていた時代、全速力で走る人間がいたはず。こんな絵を描くプロの芸術家もいたのだから。
「ラスコーの壁画には夏の大三角も描かれている」ことが、最近発見された。はくちょう座のデネブは鳥人間、こと座のベガは牛の目、わし座のアルタイルは棒上の鳥として描かれているという。探せば、お月様も当然ある(はず)。

               

調べたら、洞窟は保存の為に1963年から完全閉鎖されていて、近くにラスコー2というレプリカ博物館があるとのこと。残念。でも、ラスコー洞窟のHPがとても素敵だったので、そこにどうしたらたどり着けるのかと、うろうろとフランスのブログ紀行をしていたら、これが、時間を忘れるほど楽しい。イル・ド・フランス…ジャン・コクトーってハンサムねぇー、なんて見てたら、
ミリ・ラ・フォレという小さな町の礼拝堂(シャペル・サン・ブレーズ・デ・サンプル)で、
クロネコチャンを発見!!



この草食べてもいいのかな?なんて見上げてるんでしょ。
それはね、ゲンチアナっていう、胃薬になる薬草なの。
もしかして、コクトーさんは胃痛に苦しんでいたのかな?
アヘン中毒だった若かりし頃を反省したのかもしれない。
薬草園の中の礼拝堂に、クロネコチャンそっくりの、
可愛いスフィンクスを描いて、永遠の眠りについているなんてね。
コメント (2)
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