JR和歌山駅で、ホームについた猫の足跡をたどると、いつのまにか和歌山電鉄の改札に着く。この電車に乗って、終点の貴志駅までは、20分。
2009年秋、初めてたま電車に乗って、たま駅長に会いに行った。
しっかりお勤めしてました。
2013年、たま駅長がいる貴志駅は、駅舎が改装されて猫形の駅になっていた。
カフェもできたけれど、駅長室は狭くなって、たまちゃんは最初の頃のように、自由に動き回ってはいなかった。壁には、若い頃のたま駅長の写真が。
2015年、今年のたま駅長は、少し目力が、優しくなっていて、もうそろそろ引退したいんですけど、と思っているのではないかしら。とふと思った。
でも、あの日(5月5日)も、眠たそうではあったけど、
「た~まちゃん」「えきちょうさん、また来ましたよ。」とガラス越しにつぶやくと、小さな声だったのに、こっちを向いてくれた。
あなたとパンダに会いに行くという和歌山の旅は、ここ数年、我が家のGWの定番コースでした。楽しい時をありがとう。お疲れ様でした。
ガラスケースのない虹の向こうでは、お日様の下、野山を駆けめぐる、自由な猫生活を送ってね。
でも、駅長さんの帽子、持っていってるかもしれないなぁ。
ネコだからお仕事なんかしたくない
ネコだから帽子はかぶりたくないの
でもわたし 駅長さんと呼ばれたら
ついついついつい返事する
…そんなあなたが好きでした。
2009年秋、初めてたま電車に乗って、たま駅長に会いに行った。
しっかりお勤めしてました。
2013年、たま駅長がいる貴志駅は、駅舎が改装されて猫形の駅になっていた。
カフェもできたけれど、駅長室は狭くなって、たまちゃんは最初の頃のように、自由に動き回ってはいなかった。壁には、若い頃のたま駅長の写真が。
2015年、今年のたま駅長は、少し目力が、優しくなっていて、もうそろそろ引退したいんですけど、と思っているのではないかしら。とふと思った。
でも、あの日(5月5日)も、眠たそうではあったけど、
「た~まちゃん」「えきちょうさん、また来ましたよ。」とガラス越しにつぶやくと、小さな声だったのに、こっちを向いてくれた。
あなたとパンダに会いに行くという和歌山の旅は、ここ数年、我が家のGWの定番コースでした。楽しい時をありがとう。お疲れ様でした。
ガラスケースのない虹の向こうでは、お日様の下、野山を駆けめぐる、自由な猫生活を送ってね。
でも、駅長さんの帽子、持っていってるかもしれないなぁ。
ネコだからお仕事なんかしたくない
ネコだから帽子はかぶりたくないの
でもわたし 駅長さんと呼ばれたら
ついついついつい返事する
…そんなあなたが好きでした。