星降るベランダ

めざせ、アルプスの空気、体内ツェルマット
クロネコチャンは月に~夜空には人の運命の数だけ星がまたたいている

撮ることは所有欲?

2021-07-29 | 散歩計
熱い夏、帽子を被ると視線はどうしても下の方に向かう。
      

ここに敷かれた石たちはどこからやってきたのだろう?
などと思いながら、海辺の遊歩道を歩いていたら……
見ーつけた!

      

君は、まるで、メロスをひたすら待っている石工セリヌンティウス?
迷わず、スマホのシャッターを押した。
まだ他に誰かみつかるかしら?
でも引き返すには暑すぎる。
翌日曇り空だったので、もう一度、ゆっくり下を向いて歩いた。
いました。いました。

ダフニスとクロエ
     

目を閉じ瞑想する人、または 大きな目の古代エジプト人
     

シラノ・ド・ベルジュラック、または バセットハウンド
     

東方の四賢人、または 私が頑張らなくちゃと思ってるお母さんと家族
     

どこかの詐欺師
     

そして、ついに、観音様にも出合ってしまった。
     

写真は近代社会に「所有欲の拡張」をもたらした。  by鷹野隆大
コメント
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