星降るベランダ

めざせ、アルプスの空気、体内ツェルマット
クロネコチャンは月に~夜空には人の運命の数だけ星がまたたいている

10月の朝の顔

2021-11-14 | 五七五
   朝顔に水をやったとライン来る 1輪咲いてる写真を添えて

  

10月初旬、病院で点滴三昧の8日間を過ごしていた。
夫から「水やったよ」と朝顔の写真が届いた。
ベランダには他の花も咲いているはずなのに。
蔓がぐるぐる巻きの今にも枯れそうな小さな鉢植えの朝顔の写真だけ毎朝届いた。
朝顔は夏休みの花だと思い込んでいる夫は、青い朝顔が10月に毎日咲くことが
まるで自分のおこした小さな奇跡のように感じているようだった。
小さな奇跡を人は起こせる。

青い朝顔は、11月になってもまだ時々咲いている。
朝顔は、朝の明るさを感じて開花するのではなく、暗闇を感じてから約10時間後に開花する、という。日没の早い今頃は、夜明け前のまだ暗い闇の中で咲き始めている。
うちの健気な青い朝顔は夕方になると、しおれて赤くなる。

私の腕の青い筋、素人目にはこれぞ血管という青い筋は、点滴の針を射すほど太い血管ではないことを知った。赤く太い血管は確かに流れているが、なかなか見つからなかった。

  八日間水耕栽培された秋 枯葉を見ると勝った気がする
コメント (2)
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