星降るベランダ

めざせ、アルプスの空気、体内ツェルマット
クロネコチャンは月に~夜空には人の運命の数だけ星がまたたいている

ハンカチ王子猫

2007-06-30 | ネコ日和
  ねぇねぇ、黒猫さん、ちょっと聞いていい?
  あなた、舌が赤いけど、何食べたの?

  
  


もしかしたら、お向かいのベリー屋敷の門塀を囓った?

          

あなたのおうちの、真っ白なハンカチソウでお口拭いちゃダメよ。

            

           (ハンカチソウ=初めて目にした花です)
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恋するノウゼンカズラ

2007-06-30 | NO SMOKING
冬、まだ木枯らしの吹く頃、
ノウゼンカズラが、立ち姿の凛々しい松の木に恋をしました。
春になって、彼女が触れた松の木も、彼女に恋をしました。


長い間、誰もその恋に気づきませんでした。

                     

梅雨の曇り空の下、道行く人は、やっと恋人達に気がつきました。



そして、恋する女は美しい、と思いました。
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体育の時間

2007-06-28 | ダンス日和
50分間、DVDをみながら、ワン・ツー・スリー・フォー・ファイヴ・シックス・セヴン・エイトと声だけは頑張って出し、最後に「VICTORY!」と叫ぶ私は、本当に凡人だと思う。

「♪男のいのち 強さなり 女の道は 優しさよ
 力を合わせ この郷に 文化の華を咲かせなむ♪」

私の出身高校の校歌である。今にして思えば、男女平等の点で問題があるこの歌詞は、10年位前に全国紙でも取り上げられ、現在ではこの3番は削除されている。
この歌を青春期に繰り返し歌った私の中には、何年経っても、この1行目の歌詞が摺り込まれて残っている。(やはり国家のために潔く死んでいくことを名誉とするような歌を学校で習ってはいけない。)

そんな高校では、体育の時間、男子は柔・剣道を選択できたのに、女子には選択の余地なく、古い武道場で不思議な授業を受けていた。担当は、元国体の陸上選手で、中距離記録を持っていたこともある、O先生という小柄な年配の、役行者のようにフットワークの軽い女の先生。彼女は学校の裏にある寮に陸上部の女子生徒3名と一緒に住んでいた。彼女たちはキビキビといつも伏し目がちで、O先生の黒子、いや役行者の弟子のような存在だった。

毎時間、生徒が武道場の床をきつく絞った雑巾で拭き終わってから先生が登場して授業が始まる。体育の授業といっても、身体を動かすのは体操と腹筋運動だけで、ほとんどはO先生によるお説教…言葉遣い・戸の開閉・掃除の仕方・電話のかけ方・バスの乗り方の心得、時には卒業生からの感謝の手紙を読み上げることもあった。(母によると、これは昔の女学校の作法という時間に相当するらしい。)

私のクラスは特進理系だったので、男女比=3:1で女子の数が少ないから輪番制の体育当番が早く回ってくる。その上、O先生は、「特進クラスの女子は生意気だ」という固い偏見を持っていたので、1時間中のほとんどが、もう何回も繰り返されてきた教訓とやや偏った価値観に基づく説教である。…そのうち、私たちは体育座りのままウトウトする。当然また、話を聞く時は人の目を見なさいと説教が加わる。当番になった日は最悪、授業前から集中砲火を浴びるので、朝からめちゃくちゃ緊張した。

O先生の授業で、体操以外には、創作ダンスというのがあった。身体の硬い私はこれが苦手だった。(後ろにそらそうとして、バタンと後ろに倒れてしまったことがある。)剣道の男子がうらやましかった。後に看護師になったクンちゃんという、素晴らしく身体が柔軟で優雅に踊る同級生が、O先生のお気に入りだった。O先生の扱い方のコツをつかんだ私たちは、心優しいクンちゃんをいつも表に出して、1分でも早く、今日の授業が終わるのを待っていた。

でも、不思議なのだ。
ビリーズ・ブートキャンプをやってると、まざまざとO先生の顔が浮かんで来るのだ。まるで彼女の授業をうけてるみたいな50分なのである。高校時代の他の先生の顔も声もほとんど忘れているのに…。あの頃今の私くらいの年齢であったと思われるO先生の軽いフットワークにはあらためて尊敬の念を抱く。

先生が今でもお元気なら、きっとワン・ツー・スリーって、どこかでやっているような気がする。口癖だった一日腹筋200回は、絶対やり続けているはず。

O先生…あの頃は無礼な生徒ですみませんでした。そして、ありがとうございました。先生から教わった戸の閉め方はずっと実践してきました。この年になって、私は、あなたへの憧れを強く抱いています。「GOOD JOB!」
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「ネコはなぜ絵を描くか」~スモーキーの巻

2007-06-27 | ネコの本
ニュージーランドの自然が生んだ田園ロマン主義の画家、スモーキー。



不機嫌そうにカメラをにらむ彼は、自分の庭に他人が入り込むことを拒否する頑固オヤジだ。
たんぽぽ畑を歩く羊を描いた「真剣な枝分かれ」
頑固な画家は、線をまっすぐ平行にひく。

彼が庭にマーキングした場所に飼い主は画架を置かなければならない。

ここで彼は「鬱病のマリーゴールド}を完成させた。
つまり、彼は有り得ないものまで描くのだ。
…この花を手にしたマリア様も思わず、拍手。
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「ネコはなぜ絵を描くか」~ブーツィーの巻

2007-06-26 | ネコの本
今、彼らをみながら、現実逃避しています。
前に、まだ画像処理の仕方を知らなかった頃にUPした
ヘザー・ブッシュ、バートン・シルヴァー共著「ネコはなぜ絵を描くか」(TASCHEN)という本に登場する猫の巨匠たち。

             

まずは超越表現主義の画家、黄金の前足を持つ猫ブーツィー。ひゅーひゅー、ブッ飛んでるー。


 彼の作品「オウムの時間」    
赤青黄色の生き生きしたオウムの羽根、黒い前足、そのオウムに何かが起こったことを表す白。
…う~ん、ヤンキーヘヤーの女性の横顔にも見えるわねー。
わたしのつけた別題は「失恋した飼い主へのオマージュ」。
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「犬になりたくなかった犬」

2007-06-18 | イヌの本
梅雨の季節になると、本屋さんには「チッチとサリー」の新刊が並ぶ。
「チッチとサリー」を買ったら、次は、サクランボである。
チッチの足だとしたら、アメリカンチェリーでも良さそうだけど、
ここはやはり、年に一度の贅沢、箱入り山形産佐藤錦。

             

長いこと、ピカピカつるりん、と思っていた赤いサクランボが、
写真をとってアップしたら、どうしても、表面に黒い陰影がつく。
こんなはずは、と、何回修正しても残るのだ。
写真なのに、まるで、セザンヌの描く静物画みたい。

どれどれ、と、サクランボの本体をよ~く見つめてみたら、
…写真のとおりだった。やはり、画家の目は凄い。

サクランボを食べる時、我が家ではいつもマットという犬が話題になる。
1930年頃のカナダのサスカチワンには、
ボートの上で、防塵メガネをかけて、サクランボを食べては、ポイポイと川面に種をとばしてる犬がいた。


ファーレイ・モウワット著、角邦雄訳
「犬になりたくなかった犬」
(文春文庫1975年)

著者のモウワットさんが少年時代を共に過ごした、この世に一匹しかいない種類の愛犬マットのことを書いた小説。
4セントで買われ台所の石鹸箱に入っていた子イヌはやがて、伝説の狩猟犬となる。防塵メガネでドライブしたり、洗剤で洗われてブルーの毛色になってしまったり、猫のように塀の上を歩いたり
…もう、これを読んでこの犬を好きにならない人はいない。そして、この少年やその家族も。
角さんの訳が素晴らしい。翻訳物でこれだけ上品に抱腹絶倒できる名訳はめったにないと思う。そして読む度に、最終章の、人が動物と出会ったら必ずいつか訪れるシーンに至るのがつらいのだ。

「32年前、この本をプレゼントしてくれた人と、今も暮らしています。」って、作者に伝えたいなぁ。
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不条理劇を観る

2007-06-17 | 劇空間
尼崎のピッコロシアター大ホールで、別役実作、松本修演出の、
ピッコロ劇団第28回公演「場所と思い出」を観てきた。

滑らかな白い斜面の舞台には、赤い郵便ポストに傾いた電柱、古びたベンチとバス停。
もの悲しいファドが場内に流れる。1970年代だー、という気がした。綺想舎人魚亭の雰囲気に似ている。
開演直前、私が手に持つチラシに印刷されている特徴のある横顔の痩せた背の高い老人が、目の前を横切り、六つ横の席に座った。別役氏本人だった。

彼の書く芝居の登場人物には、名前がない。今回も登場人物は男1、男2、男3、女1、女2、女3。「場所と思い出」は、1977年初演の不条理劇である。

皮トランクを持つ歯ブラシのセールスマンという設定も、バスの切符・バスの車掌といった、今では通用しないセリフが、修正されないまま残されているため、私に近い関西弁ではあったけど、どこか外国の話のような気もする舞台だった。女達がひく美しい乳母車も、どこか外国のホームレスを連想させる。

相手の言葉をはっきり否定せず、なんとなく「まあいいかー」とつきあっているうちに、事態をどんどん変化させていく男に、イライラ。何かを取り出そうと底なしの器のような乳母車をかき回す女に、イライラ。
そんなイライラが観客に積み重なっていく。どうやらこれが不条理劇の醍醐味らしい。
別役氏の演劇の基本が、「会話の積み重ねによる状況の変化にある」という前提が、痛々しいほど、展開されていく。

自分とは違う奇妙な言動に出会ってとまどう時、
自分の言葉の一部分だけが勝手に一人歩きを始めた時、
無関心でいて欲しい他人が自分のことをほおって置いてくれない時。
過去にそんな瞬間が自分にもあったと思う。自分がどうやって乗り切って来たのか、思い出せない。それでも、この男のような羽目に陥らずに生きてきた。
考えれば、私は、自分が決定的なマイノリティになった経験がない。
自分の味方が誰もいない状況で、周囲に振り回されずに、自分を貫くことなどできるのだろうか。

インドから送られてきた葉書に付着していたコレラ菌に感染して夫が亡くなった女は、果たして実在するのか? 
あの乳母車にはいったい他には何が入っているのか?
男から奪い取ったネクタイや靴下や靴は、これから彼らのどんな思い出になっていくのか?
など、普通の感性で楽しめる余韻の他に、限りなく不安にさせる後味が残った。

私はこれから、初めて訪れた街のバス停で、いつ来るのかわからぬバスを待つ時には、この劇を思い出して、不安が増幅すると思う。
そして、やっとバスが来たら、嬉しくて飛び乗ってしまう。「よかったーっ」て、微笑みながら、ふと、行き先確認するの忘れてたことに気がつく。
…なんてことのないようにしよう。

さんまのからくりTVにご長寿クイズというのがある。
なにげなく一人が誤った解答をすると、次の人はその解答に誘導され、解答はどんどん、当初の問題とはかけ離れた方向にいってしまい、このままでは永遠に、正答が出ないという状況に、問題を出した鈴木史朗さんは、どうしていいかわからなくなる。自分の世界に住んでいるお年寄り達と、なかなかコミュニケーションがとれない。接点を探そうと新たなヒントを出す。それが、彼らの今まで生きてきた「思い出」に触れた時、やっと答が出てくるのだ。

この番組で、主導権をお年寄りに預けてしまったらどうなるか?
2時間後、彼らにマイクを奪われ、ベンチにぽつんと取り残された鈴木史朗さんが、自分の出した問題は何だったのだろうと、ボーッと思い出そうとしている。

…サクランボを食べながら、そんなことを想像してしまった。             
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「雨の木曜パーティ」

2007-06-13 | ネコの本
池田あきこ著(ほるぷ出版、2001年刊)
梅雨の季節になると思い出す挿絵です。
雨に喜ぶカエルさんとあくまで濡れたくないダヤン。
濡れることを恐れなければ、雨の日は楽しいってカエルさんが言ってます。

  古池や 蛙飛びこむ 水の音

という、有名な俳句と初めて出会ったのは、中学の国語の時間。
「旅の途中、松尾芭蕉という人が、古い池のほとりで休んでいたら、一匹のカエルがポチャーンと池に飛び込んだ、水面には波紋が拡がり、それが消えた時、辺りは前よりも、シーンとなりました」と習ったような記憶がある。

ところが、これは大間違いだと、高校の生物の先生は言った。
「芭蕉がこの俳句を作った季節は春だから、オタマジャクシから孵った大勢のカエルが、パシャパシャパシャとひっきりなしに池に飛び込んで、うるさくてうるさくて…という風景を描いたものなんだ。古い池だから静かな風景だという先入観をもってはいけない」と。

それを聞いた途端、私の中で、何かが弾けた。
私はどちらかというと、思いこみの強い方らしい。一度すり込んだイメージを固守しようとする。だからこそ、自分の中のイメージが、大きく変わった瞬間の、感激が後々までも忘れられないほど強烈に残る。

国語の授業じゃなかったけど、俳句は季節を詠むものなんだと、心から納得した瞬間だった。
ものごとを理解するには「いつ?」というのが、欠かせないと認識できた瞬間でもあった。
同じ言葉でも、人それぞれの知識や経験で、全く違うものとして使っていることも知った。

何よりも、知らないことを知るのってステキって思えた瞬間だった。
単なるデータの更新というんじゃない。
いつもこれを思い出したら、少し大げさだけど、生きててよかったー、と思えるのである。

私に、こんな人生の節目を与えてくれたカエルさんが、今ツボカビ症のために、絶滅の危機にあるという。
地球上でパンダが絶滅したら、いったい自分の生活にどんな影響があるのか?「とてもさみしくなる」「中国という国のイメージが完全に悪くなる」くらいしか、今のところ思いつかないけれど、カエルが絶滅したら、生態系が大きく変化して、大変なことになるだろうという、想像はつく。
もうすぐ、梅雨の季節をむかえる。蛙さん達には、元気に池に飛び込んで欲しい。

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わが町クリーン作戦

2007-06-10 | NO SMOKING
晴天の日曜日の朝、日焼け止め完全装備で毎年恒例の自治会清掃運動に参加した。
近所の緑道と遊歩道の清掃・草抜きである。
今年は参加者が多い。熟年女性30人はすべて長袖、数人の若い子の半袖が眩しい。男性も10人くらい参加、みんな50代以上。
市から補助が出るらしく、軍手と白いタオル、終わった後は緑茶ボトルが配られる。
道具は金挟みと、箒と塵取り、熊手。私は青い金挟みと透明ゴミ袋を持って出発。

まずは一番簡単な、吸い殻拾いにかかる。昨年の半分くらいしか落ちてない。
6月1日から市で施行された「清潔で安全・快適な生活環境の確保に関する条例」(駅周辺の禁煙地区指定、歩き煙草の禁止、夜間花火の禁止など)のせいだろうか?…確かに路上喫煙者は見なくなった。

遊歩道と車道の間の緑地帯の隙間に、昨年は古いテレビと、新品の電気グリルが捨ててあった。今年も同じ場所に、ひもでくくった段ボール箱が2個捨ててある。う~ん、怪しい。「爆発しませんように」と、恐る恐る中を調べたら、大量のビデオテープだった。3年前友人の家でビデオテープに黴が来た。一個黴びると、機械に黴が付着して、次々と感染、レンタルビデオにもそれが移る。という話を聴いてから、ビデオは借りていない。我が家のDVD時代がこうしてやって来た。…しかし、この街では燃えるゴミで出せるのに…ということは、他市から来た車から投げ捨てていった物か?

昨日少し雨が降ったので、草が抜き易い。12年前の震災でヒビが入った場所には、確実に雑草が生えている。こうして抜いてもきっとすぐ生えるんだ。
「それでもヒビがこれ以上大きくならないようにしなきゃね。」
などと、滅多に会わないご近所さんと会話する。少し向こうで「年金あてにならないわー。」という声がする。


遊歩道を歩く人を傷つけないように、重しをつけられている松の木があった。この木は、震災の時も、斜面を支えてふんばっていたはず。なんだかとても頑張ってる木だ。

歩道下の溝をサクラちゃんが歩いている。元気そうだ。
今日は、急ぎの用があったのか、声かけても振り向いてくれなかった。あの溝も掃除しないと。
                  
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谷崎さんちの猫

2007-06-03 | ネコ日和
美術館の「錦の美」展を見てから、『源氏物語』でも読んでみようかなと思い、谷崎潤一郎記念館でやってる「永遠なる男と女~潤一郎・三度の『源氏物語』口語訳」展を、閉館間近の時間に、のぞいてみた。

谷崎は「細雪」しか読んだことがなく、それ以上読みたいとは思わなかった作家だったので、近くなのに中に入ったのは、以前違う街から友達が来た時案内した一回だけだった。

源氏物語を現代語に訳した、谷崎潤一郎、与謝野晶子、円地文子、田辺聖子、瀬戸内寂聴、各氏の「桐壺」の同じ部分の訳を比較展示していた。

これを比べてみる限り、やはり読んでみようと思ったのは、悔しいけど、谷崎の訳だった。

記念館には、小さな庭があり、池があって鯉が泳いでいる。

誰もいない。
…とんとんとんと池の飛び石を渡る…実は、私はこれがとても好き。
年とってもこんなことやってたら、いつか池に落ちて「おばあちゃん、鯉のえさに」なんて、ね。

などと一人世界にはしゃいでいたら、
池の向こうの草むらから、じっと私を見つめている目があった。

…ちょと恥ずかしい。

館を出た直後小道で、この若い猫さんと遭遇した。声かけたら、飛び上がって逃げていった。
う~ん、まだ野良さんとしては修行が足りないわね。

帰り道の住宅街の石畳の間の雑草が、伸びている。南天の花も元気に咲いている。
                  

「ご近所の博物誌」に出てくる貧乏蔓のように、「時計草」が、門の壁一面に咲いているお宅があった。
有り得ないけど、時計草は源氏物語の世界にも登場しそうな花のような気がする。

                      
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