大宮喜三郎の腹黒徒然草  下巻

     沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し

石油ファンヒーターの修理 

2014年11月02日 19時57分59秒 | 日記

 石油ファンヒーター(ダイニチ・FHY-32TS6)が故障したので、修理しました。

 我が家で唯一の暖房器具ですから、修理にも気合が入ります。

   症状  数分で失火・点火せず。

   原因  エラーコード・E03から、シリコーンが原因でフレームロッドに絶縁被膜ができたと推定しました。
        油フィルターの清掃と、水分混入の無いことは確認済み。

   遠因  閣下の化粧品には、「シクロペンタシロキサン」とか「シクロメチコン」が入っていますから、これがシリコン酸化物と成ったに違いない。

 石油くさいので、ベランダへ移動
      
    
 前面パネルは、タッピングビス2本で簡単に外れます。
      
  
 燃焼室カバーを外すと、中は真っ白(こりゃ、ダメだ・・・)。

 左が点火プラグ 右が問題のフレームロッド(炎検知器)。

 予想どおりフレームロッドは、白い絶縁被膜に覆われている。

 紙ヤスリでは歯が立たないので、金属ヤスリでゴリゴリ・・・。

 石油ファンヒーターは、燃焼室とフレームロッド(炎検知器)との間の炎電流で燃焼を監視していますから、皮膜で絶縁されたらアウトです。

 炎電流は、炎の根本よりも先端の青い部分に集まりますから、炎との間隔も重要です。
      
 
 んで、燃焼室カバーを取り付けて、前面パネルを手に取ると・・・。

 前面パネルの裏に、手書きのマジックインキで、”09 12/24 シリユン”と、謎の文字が・・・・。

 修理に出した記憶は無いけど、「シリユン」ではなく「シリコン」だとしても誰が書いたんだろう?。
      

 もちろん修理結果は良好です(笑)。

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