大宮喜三郎の腹黒徒然草  下巻

     沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し

気ままに徘徊

2024年08月02日 08時55分54秒 | 日記
   
 身体障害者手帳1級のジジイが、50年前のポンコツバイクで爆走するって、なかなか笑える光景だろう。風を切って走るその姿には、どこかしら自由と冒険の匂いが漂う。W1 -SAのエンジン音が懐かしく、心地よいリズムを刻む。
   
 途中でふと立ち寄ったのは、長門牧場。新鮮な牛乳から作られたソフトクリームは、まさに絶品。一口食べるごとに、口の中でとろける甘さとクリーミーな食感が広がる。これを楽しむためだけでも、この牧場に来る価値は十分にある。
   
 一人で気ままに過ごす時間は、何ものにも代えがたい贅沢だ。しかし、独り占めするのももったいない。だからこそ、閣下へのお土産に鰻弁当を買うことにした。美味しいものをシェアする喜びもまた、生活の中で欠かせない楽しみの一つだ。

 たとえ身体障害者であろうとも、住民税非課税世帯の貧乏人であろうとも、幸せは自分の心の中に見つけるもの。風を感じ、味覚を楽しみ、大切な人を思いやる。その瞬間瞬間が、結局のところ幸せの本質なのだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 霧ヶ峰は大渋滞 | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事