大宮喜三郎の腹黒徒然草  下巻

     沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し

平らな草ヒロ

2009年02月26日 19時55分24秒 | 草ヒロ
 歳月と雪の重みで、平面に成ったようです。

 昔は、ダイハツ 2代目ハイゼットキャブバン(S36V)だったんだと思われます。

 なぜか屋根の鉄板は、そのままの形で残っていました。

 屋根と地面との僅かなすき間に、ドアらしきものが4枚確認できます。

 平面ガエルならぬ、平面草ヒロですネ。

 「風の谷のナウシカ」に出てくる「巨神兵」 にも見える?

 追記

 今年は暖冬で、この辺りにも雪がありません。

 73年前の今日、東京は雪だったそうです。
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初めてのコニー

2009年02月22日 17時15分29秒 | 草ヒロ

        

やっと、愛知機械工業の、草ヒロに出会えました。

 コニー360ライトバンデラックス(AF7VH)後期型ですネ。

 全ての窓ガラスが残っているためか、室内も比較的きれいです。

 現在、愛知機械工業は、日産グループの変速機メーカーですが・・・。

 自動車メーカーとして、愛知機械工業を知っている人が、何人いるんだろう?。

 愛知機械工業には、 ⇒ 愛知航空機 ⇒ 彗星 ⇒ アツタ ⇒ DB600G と輝かしい歴史が有るんですがねぇ・・・。

 能書きはこの位にして・・・。

 ここは、足もとにオオイヌノフグリが咲き、平野を一望できる眺望抜群の場所です。

 のんびり景色を眺めていたら、リンゴ園のおじさんが、「上にまだ有るヨ」って教えてくれましたが、日も暮れ来たので再来を誓って帰って来ました。

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現役が、いらっしゃりました。

2009年02月20日 19時32分56秒 | 草ヒロ
 働き者の農民車は、簡単に草ヒロに成りません。

 まさか、宮崎式農民車が、現役で活躍しているとは、夢にも思いませんでした。

 Vベルトを架け替えると、ジェネレーターと揚水ポンプが動くように改造されているのには、さらに驚かされます。

 まるで、移動式・動力発生装置です。

 ヘットライトの配線が真新しいことから察して、暗くなっても、これで走ってるんだぁ・・・。

 農民の、技術力と根性は、計り知れません。

 考察

  発動機は、自分で用意するのが基本なんでしょう。     (たぶん、中古品)
  ダイハツ・オート三輪の部品を、流用している。        (たぶん、ジャンク品)
  2段?変速で、立派なデフも付いている。           (たぶん、製造時のまま)
  車検だナンバーだと、無粋な事を言う人が居ない。     (たぶん、黙認)
  
  淡路島には、農民車に2000ccのエンジンを載せ、時速60キロで、駐在所に突っ込んだ猛者(もさ)が居るそうです。
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宮崎式農民車

2009年02月19日 18時34分44秒 | 草ヒロ
 草ヒロと言うより、文化財ですネ。

 坂城町に近い山奥に、宮崎式農民車が、2台も潜んでいました。

 錆びた名盤から「宮崎式農民車 軽三輪車 坂城町 宮崎鉄工所 TEL252」と読み取れます。

 運輸省の型式番号まで、取得していますねぇ・・・。

 さすがにエンジンは汎用機に、載せ替えられているようです。

 雑誌で見たことは有りますが、現物を見るのは初めてです。

 試しに、Googleで、”農民車 坂城町” と検索してみたら、きれいにレストアされた写真がヒットしました。

 お好きな方が、いらっしゃるんですねぇ・・・。


 特記

 これが、耕運機に見える人が居ることを、残念に思います。
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幻のコルト800のエンジン

2009年02月16日 18時34分23秒 | 草ヒロ

 これが、パワフルだけど不評だった、水冷2ストローク3気筒(3G8型)ですかぁ・・・。

 水島製作所で作られた、コルト800なんでしょう。

 なぜか、キャップ類は全て空けて有りますねぇ・・・。

 お聞きした、本当の所有者の話は、衝撃的でした。

 それで、巨大なオイルタンクに、赤い2サイクルオイルが満タン状態のまま、草ヒロ化したんだぁ・・・。
 
 今の所有者との会話 (気さくで人の良い、年配のリンゴ栽培農家)

      「邪魔で困って、解体屋さんに回収を、お願いしているんじゃ」

      「去年の夏に、里に近い車両や農発は、回収してくれたけどのう・・」

      「ここまでは、来てくれなくて、困ってるんだヨ」


 追記

  生まれ故郷の、三菱自動車・水島製作所(岡山県)に、帰るのが一番幸せなんだろうけど・・・。

  絶滅種ですが、人気車種では有りませんから、難しいでしょうネェ・・・。

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